1990年代に発売されて以降、
ロングセラーのKATO 787系ですが、
先日、来る2024年6月に
<アラウンド・ザ・九州>の再生産が
アナウンスされましたね!
ということで、
今回は同じ787系アラ九でも
一世代前の旧製品となりますが、
品番<10-590>2017年ロットを
ご紹介したいと思います!
と、2017年ロットを
ご紹介する前に、
2024年6月に再生産となる
現行の787系アラ九の話を
少しばかりしたいと思います。
今回の787系アラ九再生産、
2024年2月5日時点のメーカーHPでは
スロットレスモーターの採用で、
スムースかつ静粛な走行性を実現。
との記載がありましたが、
2月23日現在では
定評ある動力ユニット採用で、
安定した走行が可能。
との記載に改められているようです。
ロングセラーの787系は
小改良はされておいりますが、
・台車マウントカプラー
・フライホイール非搭載動力(旧動力)
・ネジ留め式台車(T車)
など、
現行新製品で採用されている
・ボディマウントカプラー
・フライホイール動力
・スナップオン台車
などの機構は採用されていません。
ですので、再生産にあたり、
スロットレスモーターが
採用されることに
かなりびっくりしていましたが、
メーカーHPが何のアナウンスもなく
記載が改めれれていますので、
実際にどうなのかはわかりませんが、
誤植だったのかもしれません・・・
と、小話はこの辺にして
早速787系アラ九2017年ロットを
ご紹介していきますね!
この記事をご覧いただくと
旧製品アラ九のことがわかりますので、
オークションやメルカリで
中古を探す際に
現行製品か旧製品かを検討いただく際の
参考になるはずです!
ぜひ、最後までご覧ください!
2022年2月発売の787系つばめのレビュー記事はこちら
JR九州で活躍している787系 <アラウンド・ザ・九州> 6両セット(旧製品)(10-590:再生産2017年5月ロット)をみていきます!
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
おさらい:JR九州 787系アラ九について
まずは、
プロトタイプのおさらいです。
実車のことは十分知ってるよ・・・
という方は、
この部分は読み飛ばしてください!
それでは、KATOのHPから
引用にてご紹介します!
九州新幹線全線開業で鉄道が熱い九州。在来線特急では代表格の787系が、装いも新たに各線区で活躍しています。そんな787系を今の姿で再現した「アラウンド・ザ・九州」を、KATOから製品化いたします。「つばめ」から「リレーつばめ」「有明」と主に鹿児島本線系統で活躍を続けていた787系ですが、九州新幹線全線開業を受けて、汎用特急形電車としての九州島内の広範囲で新たな活躍を始めています。現在787系「アラウンド・ザ・九州」は、「かもめ」博多ー長崎、「きらめき」博多ー門司港、「かいおう」博多ー直方、「ひゅうが」延岡ー宮崎空港、「にちりん」大分ー宮崎空港など、の各区間で活躍しており、「リレーつばめ」時代からは1両減車の6両編成となっています。
KATO HPより引用
KATOから発売されているJR九州の各車両との相性もぴったり。813系200番台やキハ47「アクアライナー」などの普通列車から、883系「ソニック」や885系「白いかもめ」などの特急列車と行き交うシーンを再現してください。
上記KATOのHP引用は、
旧製品のものとなりますので、
リレーつばめの7両時代から
1両減車の6両とされています。
現行製品(2024年再生産反映)の
HPから引用したのがこちらです。
787系は平成4年(1992)7月のデビュー以来、「つばめ」「有明」「リレーつばめ」など様々な特急列車として活躍してきました。現在は南福岡車両センターと大分車両センターに配置され、6・7・8両で組成される編成は主に「きらめき」「かいおう」「かささぎ」「リレーかもめ」「にちりん」に、4両編成は「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」を中心に担い、在来線特急の主力車両として走り続けています。
KATO HPより引用
実車に則した青灰の走行機器を再現、2023年の西九州新幹線開業により新たに運行を開始した「リレーかもめ」「かささぎ」などを行先表示シールに収録。
なお、現行製品(10-1540他)の
2024年6月再生産においては、
西九州新幹線の開業後の運用も
カバーする内容となっています。
西九州新幹線開業前は
「かもめ」運用で長崎駅へも
乗り入れしていましたが、
2024年2月現在は
長崎駅への運用はありません。
長崎本線も非電化となるため、
そもそも電車は入線できないことに
なってしまいました・・・
10-590 787系 アラ九(旧製品) の製品情報、初回生産→再生産への変遷を交えて
KATO 787系
アラウンド・ザ・九州(旧製品)の
製品情報です。
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
10-590 | 787系 <アラウンド・ザ・九州> 6両セット | 15,000 | 16,500 | 初 2011.11 再 2017.5 |
今回ご紹介する製品の発売時期は
再生産の2017年5月です!
以下メーカーHPより
製品の特長を引用します。
KATO HPより引用 筆者による改変箇所はアンダーライン部分
- 九州各地で活躍するJR九州を代表する特急形交流電車787系の今の雄姿を再現。
- 登場(平成4年・1992)からほぼ20年を迎えんとしながらも、人気の高い精悍な姿を表現。
- つばめが飛び交う姿がデザインされた「AROUND THE KYUSHU」のエンブレム・ロゴをはじめ、車両各所の特徴あるロゴを再現。
- 様々な特急列車の運用をカバーした、側面行先表示シールを付属。
- 6両セット
- ヘッド/テールライト点灯(※2017年生産分よりヘッドライトユニットは電球色LED仕様に変更)
- KATOカプラー密連形標準装備
- 付属部品・・・行先表示シール・屋根上機器:列車電話用アンテナ、防護無線アンテナ(ユーザー付部品)
旧製品時代の
再生産にあたり、
ヘッドライトが
電球色LEDに
改良されていますね!
【787系 アラウンド・ザ・九州 編成図】
◇ | ◇ | ||||
クモロ787-10 | モハ786-304 | サハ787-210 | サハ787-12 | モハ787-19(M) | クモハ786-10 |
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 |
「きらめき」 ← 博多 | 小倉・門司港 →
「かいおう」 ← 博多 | 直方 →
「ひゅうが」 ← 宮崎空港 | 延岡 →
「にちりん」 ← 宮崎空港 | 大分 →
787系アラ九(旧製品)のフロントマスク
2017年ロット
まずは、正面の印象から。
まずは
ヘッドライトの点灯状態です。
2017年ロットから
電球色LEDが採用されおり、
ヘッドライトと
フォグランプの色味の違いが
アラ九初回の2011年ロットと比べ
分かりやすくなりました。
続いて
テールライトの点灯状態です。
テールライトも
明るく点灯しますね。
ヘッドライトとテールライトを
交互に点灯させてみます。
上と逆の点灯パターンです。
2011年ロットと2017年ロットの比較
ロットによるライトの違いを
クモロ787-10で見てみましょう!
まずはヘッドライトから
2011年ロットは
ヘッドライトの色味が
オレンジ色で
フォルランプの色味と
似たような色味となっています。
続いてテールライトを
同じ電圧をかけていますが、
右の2011年ロットの方が
少し暗めに点灯しています。
各車特徴とサイドビュー
クモロ787-10
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
車端部の乗降扉です。
アラ九ロゴ、つばめロゴなどが
散りばめられています。
「787 LIMITED EXPRESS」
787系ならではの各種ロゴ
「AROUND THE KYUSHU」
モハ786-304
車端部の乗降扉です。
アラ九ロゴ、つばめロゴなどが
散りばめられています。
「INTERCITY AROUND THE KYUSHU」
クモロとは
下の文字が異なります。
787系ならではの各種ロゴ
クモロのグリーンマークの場所は
車いすマークとなっています。
「INTERCITY AROUND THE KYUSHU」
クモロとは
下の文字が異なります。
(「INTERCITY」が追加)
サハ787-210
セミコンパートメント
サハ787-12
モハ787-19(M)
クモハ786-10
屋根上パンタ部
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
パッケージ
コレクターの本領発揮、
パッケージを見ていきます!
KATO標準のブックケースです。
スリーブ裏側です。
スリーブ裏面の
注意書きアップです。
側面の商品名などの表示です。
スリーブを外しました。
ブックケース裏面です。
特に印刷等はありません。
ブックケース本体を
開封しました。
説明書とシールが
封入されております。
説明書裏の
ASSYパーツ一覧です。
右下には生産年の
2017の表示があります。
説明書をとると、
車両保護用のプチプチが
敷かれています。
プチプチを取ると、
車両たちが現れます。
上から、
クモロ787-10(1号車)
モハ786-304(2号車)
サハ787-210(3号車)
サハ87-12(4号車)
モハ787-19(5号車)
クモハ786-10(6号車)
となっております。
左上のパーツポケットです。
付属品はアンテナパーツと
前面手すりとなっております。
最後に、
付属シールとなります。
試運転(10秒動画)
それでは、
最後に試運転時の動画です。
10数秒程度の動画ですので、
是非ご覧ください!
787系アラ九(旧製品)2017年ロットは
いかがでしたでしょうか?
2024年6月再生産予定の
現行787系アラ九各種は
西九州新幹線開業後の運用も
カバーしておりますので、
今回の再生産時に
あなたの車両区にも導入されては
いかがでしょうか?
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
それでは、
ここまでお読みくださり
ありがとうございました!