先日、開封速報をお届けしたポポンデッタの西鉄9000形ですが、ようやくゆっくり撮影できました。
<6055><6056><6057>各セットの内容を順次ご案内させていただく中の、今回は第3弾<6057>のご紹介となります。ぜひ、最後までご覧くださいませ。
今回の記事では、「ポポンデッタ <6057> 西日本鉄道9000形5両セット(9001F+9103F)」(2024年6月発売)を見ていきます!
西鉄9000形 各セットの内容
ポポンデッタの西鉄9000形は、以下3形態にて発売されております。
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
6055 | 西日本鉄道9000形7両セット: 急行運用・2両+3両+2両 (行先:急行|福岡天神、編成:9110F+9008F+9104F) | 31,300 | 34,430 | 2024.06 |
6056 | 西日本鉄道9000形6両セット: 特急運用・3両+3両 (行先:特急|大牟田、編成:9007F+9002F) | 28,800 | 31,680 | 2024.06 |
6057 | 西日本鉄道9000形5両セット: 普通運用・2両+3両 (行先:普通|筑紫、編成:9001F+9103F) | 26,200 | 28,820 | 2024.06 |
各セットの編成図は次のとおりです。
<6055> 西日本鉄道9000形7両セット: 急行運用・2両+3両+2両
< > < > < > 9110 9510 9008 9308(M) 9508 9104 9504 Mc
9110FTc2
9110FTc1
9008FM
9008FTc2
9008FMc
9104FTc2
9104F行先:急行|福岡天神、編成:9110F+9008F+9104F
<6056> 西日本鉄道9000形6両セット: 特急運用・3両+3両
< > < > 9007 9307(M) 9507 9002 9302 9502 Tc1
9007FM
9007FTc2
9007FTc1
9002FM
9002FTc2
9002F行先:特急|大牟田、編成:9007F+9002F
<6057> 西日本鉄道9000形5両セット: 普通運用・2両+3両
< > < > 9001 9301(M) 9501 9103 9503 Tc1
9001FM
9001FTc2
9001FMc
9103FTc2
9103F行先:普通|筑紫、編成:9001F+9103F ポポンデッタ HPより引用
<6057> 西鉄9000形 5両セット 特急運用(9001F+9103F) の内容
実車と製品の特長をメーカーHPより引用します!
実車紹介
現在運行している5000形車両の代替となる通勤電車として、2017年3月より天神大牟田線にて運行を開始いたしました。前面窓に両側面に回り込んだパノラミックウインドウを採用。貫通扉をカラーリングの基軸として縦ラインを強調しており、力強さと新しさを感じるデザインが特徴の車両です。
ポポンデッタ HPより引用
製品の特長
- 5両セット: 普通運用・2両+3両
- 行先: 普通|筑紫
- 編成: 9001F+9103F
- 動力ユニットは中間車に搭載
- テールライト・ヘッドライト点灯仕様(中間部は非搭載)
- カプラーはアーノルド仕様
- 先頭車ダミーカプラー仕様
- 先頭同士の連結はオリジナルカプラーを装備
【行先:普通|筑紫、編成:9001F+9103F】
ポポンデッタ HPより引用
< > < > 9001 9301(M) 9501 9103 9503 Tc1
9001FM
9001FTc2
9001FMc
9103FTc2
9103F← 大牟田|福岡天神 →
中間先頭車もTNカプラーのようなオリジナルカプラーのため、外観的にはGoodです。
ただし、せっかくリアルなカプラーを装備する中間先頭車にもかかわらず、ライトチップが非搭載のため、そのままでは先頭でライトを照らして走行させることができないんです!!!
フレキシブルな編成が楽しめそうな9000形だけに、なんとモッタイナイ仕様なのでしょう・・・
概観をざっくり俯瞰
サイドビューを俯瞰 [← 大牟田|福岡天神 →]
上から、ク9001+モ9301(M)+ク9501、モ9103+ク9503です。
サイドビューを俯瞰 [← 福岡天神|大牟田 →]
上から、ク9001+モ9301(M)+ク9501、モ9103+ク9503です。
屋根上から俯瞰 [← 大牟田|福岡天神 →]
上から、ク9001+モ9301(M)+ク9501、モ9103+ク9503です。
床下側から俯瞰 [← 大牟田|福岡天神 →]
上から、ク9001+モ9301(M)+ク9501、モ9103+ク9503です。
中間先頭車には、ライトのオンオフスイッチがついていますが、中間先頭車はライト基板非搭載です・・・
また、中間先頭車には(上の画像ではわかりにくいと思いますが)急行灯のオンオフスイッチも穴だけ開いていて装備されておりません。
フロントマスク・ヘッドライト・テールライト
無灯状態
ヘッドライト点灯状態
ヘッドライト・行先表示は綺麗に点灯しております。
なお、行先表示両脇の急行灯も点灯可能な仕様ですが、メーカー出荷時はオフに設定されております。
急行灯は、オンオフスイッチをオンにすることにより点灯可能ですが、行先表示は普通のみの付属のため、普通表示で急行灯を点灯させるちぐはぐな形となってしまいます。
テールライト点灯状態
ヘッドライト・テールライトを交互に点灯
ヘッドライト(急行灯点灯)・テールライトを交互に点灯
無灯状態
ここからはシャッタースピードを遅くした撮影上の表現となり、肉眼ではここまで輝いて見えることはありません。
また、行先表示もこのように白飛びせず、肉眼ではきれいに見えますので、ご安心くださいませ。
ヘッドライト点灯状態
急行灯を点灯させた状態
テールライト点灯状態
ヘッドライト・テールライトを交互に点灯
ヘッドライト(急行灯点灯)・テールライトを交互に点灯
以上、美しいライトの輝き・・・と私の自己満で撮影したものとなります。。。
各車フロント・サイドビュー
ク9001
サイドビュー俯瞰
サイドビュークローズアップ
逆サイド
各部クローズアップ
大型のパノラミックウインドウが特徴の前頭部
サイドビュー各部詳細
乗務員室横の「Nishitetsu」マーク
側面の行先表示と車番
行先表示「普通|筑紫」
車番「9001」
逆サイド
乗務員室横の「Nishitetsu」マーク
車番「9001」
側面の行先表示「普通|筑紫」
連結面側窓の優先マーク
優先マークはこの大きさで鮮明に印刷されており凄いですね
行先表示・ライト関係
行先表示・ヘッドライト点灯
普通なのに急行灯を点灯させているク9001
行先表示「普通|筑紫」
行先表示はここまでアップしてもかなり鮮明に印刷されております。素晴らしいの一言です。
行先表示・テールライト点灯
逆サイド
行先表示・ヘッドライト点灯
行先表示・テールライト点灯
屋根上クローズアップ
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
逆サイド
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
モ9301(M)
サイドビュー俯瞰
サイドビュークローズアップ
逆サイド
屋根上クローズアップ
逆サイド
ク9501
サイドビュー俯瞰
サイドビュークローズアップ
逆サイド
フロントクローズアップ
連結面クローズアップ
連結可能オリジナルカプラーを装備する中間組込のク9501
連結作業の様子
真横から
連結開始
慎重に進み
連結完了
逆サイド
連結可能オリジナルカプラーを装備する中間組込のク9501
連結作業の様子
屋根上クローズアップ
モ9103
サイドビュー俯瞰
サイドビュークローズアップ
逆サイド
各部クローズアップ
特長的な両サイドのパノラミックウインドウ
サイドビュー各部詳細
乗務員室横の「Nishitetsu」マーク
逆サイド
側面の行先表示と車番
連結面クローズアップ
連結可能オリジナルカプラーを装備する中間組込のモ9103
連結作業の様子
逆サイド
連結可能な伸縮式オリジナルカプラーを装備するモ9103。電連も再現されております。
連結作業の様子
屋根上クローズアップ
逆サイド
ク9503
サイドビュー俯瞰
サイドビュークローズアップ
逆サイド
屋根上クローズアップ
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
屋根上から行先表示と車番を望む
逆サイドより屋根上を望む
各側面クローズアップ
行先表示・ライト関係
行先表示・ヘッドライト点灯
行先表示・テールライト点灯
逆サイド
行先表示・ヘッドライト点灯
行先表示・テールライト点灯
ク9001の分解
行先表示を交換
ク9001を撮影していたところ、行先表示に違和感を感じまして・・・
こちらの各画像でわかりますでしょうか・・・?
無灯状態の行先表示では、一切の違和感はないのですが・・・
行先表示を点灯させると、なんだか中央上部が暗くない・・・?となりまして。
ライトユニットにゴミやパーツ成型上のバリがのこっているのかな・・・と思い、分解してみることに。
まずは、ボディと床板を分解。
床板側にLEDライト基盤を固定する黒い遮光パーツが搭載されておりまして、
ボディ側に行先表示と急行灯に繋がるプリズムと遮光パーツが取り付けられています。
天井に取り付けらていている遮光パーツ(プリズム)と、ボディおでこに取り付けられている行先表示パーツを取り外してみました。
こちら、行先表示と遮光パーツ(プリズム含む)を拡大したところです。
右側の遮光パーツのプリズムに、ゴミやバリがあるのかと思いましたが、導光を妨げるようなものは見当たりません・・・
行先表示上部が暗くなっている原因が見当たらないので、行先表示を裏返してみました。
すると、なんと行先表示以外の部分を遮光している黒い塗装が、上部の一部にはみ出していました。
原因は、行先表示パーツそのものの、裏面の遮光塗装のはみ出しによるものでした。
ちょうど、遮光塗装のはみ出しに沿って、行先表示が暗くなっているのがわかります。
ま、このままでもいいかなとも思ったのですが、決して安いお買い物でもありません。
このような事象は、気になりだすと気になるものです。メーカーに連絡のうえ交換修理いただいたのがこちら。
ク9503と変わらない綺麗な行先表示となりました。
これまで、TOMIX、KATO、マイクロエース、グリーンマックスでは、初期不良対応をお願いしたことがありましたが、ポポンデッタさんでは初めての対応でした。
どのような対応になるのだろうか・・・と少々不安ではありましたが、メーカー様にて状況確認のうえ交換対応いただきましたので、アフターもしっかりしており安心感のある対応をいただきよかったです。
急行灯点灯の仕組み
ク9001の分解ついでに、急行灯点灯の仕組みも見てみることにしました。
画像に見えているLEDは、透明なものが白色の行先表示用、黄色のものが急行灯用です。
急行灯のスイッチをオフにした状態がこちら
急行灯のスイッチをオンにしたのがこちら
急行灯のオンオフスイッチは、下の画像のスイッチのうち、右側の縦に並んでいるスイットとなります。(画像はク9503で、オフ側に設定されています。)
ちなみに、中間封じ込めのモ9103には、急行灯のオンオフスイッチ用の穴はありますが、切り替えスイッチそのものは取り付けられていません。
中間封じ込めのモ9103は、急行灯はもちろんですが、ヘッドライト・テールライト・行先表示は点灯しません。
パッケージ
ポポンデッタのブックケースは、メーカー出荷時にスリーブ保護用ビニール(※)がかけられています。
今回購入時には、保護用ビニールに封入された状態でした。
柔らかいビニールではなく、わりとパリっとした感触のビニールです。チラシなどを封入できる透明封筒としても使えそうなタイプです。
上部フタ部分に封印テープ付がついていますが、剥離紙は剥がされておらず、スリーブそのものは完全に封印されているわけではありません。
それでは、保護用ビニールを外して、まずはブックケースのスリーブ正面から
スリーブ裏側です。右上に若干の擦り傷ありですが、このくらいは気にしない気にしない・・・
スリーブを外しました。
ビニールポケット内に商品名等が記載された紙を挿入するタイプです。TOMIXと同じ仕組みですね。
ブックケース裏面です。
商品名などの表示です。TOMIXでは商品名等の紙面はブックケース中央部にコンパクトに封入されていますが、ポポンデッタの場合は上から下まで全面にわたり封入されています。
ブックケース本体を開封しました。
ブックケースの構造自体はKATOに近いです。商品名紙面の挿入はTOMIX、ケースそのものの作りはKATOのような仕様です。
袋の中には説明書が見えます。
これらが封入されたビニール袋を取ると、車両たちが現れます。
上から、ク9001+モ9301(M)+ク9501、モ9103+ク9503となります。
説明書を裏返すと赤いクリーナー(眼鏡拭き?)が封入されています。
車両たちをを取り出して空っぽとなったケース。右側には2ヶ所パーツポケットが見えます。
パーツポケット部
上のパーツポケットです。連結用カプラー付きスカートと貫通幌パーツとなっています。
下には、ポポンデッタ純正室内灯取り付け用支柱が封入されています。
ということで、今回は西鉄9000形のうち、普通編成5両セットをご紹介しました。
なお、西鉄9000形各種セットとも、既に完売となっているお店も多いようです。
購入を迷われている方は、お早めに導入をご検討いただければと思います。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!
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