ポポンデッタ 813系3100番代 鹿児島本線6両セット レビュー(品番:6063)2024年11月ロット

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ポポンデッタ 813系3100番代 鹿児島本線6両セット レビュー(品番:6063)2024年11月ロット


昨年末に入線速報をお届けしたポポンデッタの813系各種ですが、前回の1100番代に続き、今回は品番<6062>の9両セットのご紹介となります。

813系は、マイクロエース、KATOから発売されておりますが、おでこが拡大された1100番台(3100番台)はモデル化されておらず、まさかのポポンデッタからの発売となりましたが、KATOからは今夏2025年に2200番代ロングシート改造車も発売されておりますので、Nゲージの世界でも813系改造車が徐々に増えてきております。

今回ご紹介する3100番台は、「座席撤去+車外カメラ装備」を再現しており、見どころのある製品となっております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。

今回の記事では、「ポポンデッタ <6063> 813系3100番代 鹿児島本線6両セット(RM3105+RM3106)」(2024年11月発売)を見ていきます!





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813系1100番代・3100番代 各セットの内容


ポポンデッタの813系1100番代・3100番代は、以下5種にて発売されております。

品番品名税抜価格税込価格発売時期
6062813系1100番代鹿児島本線9両セット:3両+3両+3両
(行先:快速|門司港、編成:RM1102+RM1107+RM1114)
38,00041,8002024.11
6063813系3100番代鹿児島本線6両セット:3両+3両
(行先:普通|南福岡、編成:RM3105+RM3106)
27,00029,7002024.11
6064813系1100番代日豊本線6両セット:3両+3両
(行先:普通|中津、編成:RM1103+RM1115)
27,00029,7002024.11
6065813系3100番代日豊本線6両セット:3両+3両
(行先:ワンマン|中津、編成:RM3112+RM3101)
27,00029,7002024.11
6066813系3100番代日豊本線3両セット:3両
(行先:ワンマン|大分、編成:RM3108)
22,00024,2002024.11
ポポンデッタ HPより引用



各セットの編成図は次のとおりです。


<6063> 813系3100番代 鹿児島本線6両セット(RM3105+RM3106)の内容

T所長
T所長

実車と製品の特長をメーカーHPより引用します!

実車紹介


座席撤去・カメラ設置改造後の813系3100番代は、今後ロングシート化改造も順次行われる予定であり、2025年9月中旬時点でRM3107・3113・3114編成がロングシート化改造がされております。また、RM3107・3115編成は、おでこの黒色塗装が省略されており、ポポンデッタの模型化時点からも変化してきております。



製品の特長

なお、HPの製品仕様に2022年12月時点の仕様とありますが、仕様変更なくこのとおり製品化されているようです。


編成全体を分解にて俯瞰


<6063> 813系3100番代 鹿児島本線6両セット は、座席撤去後の3100番代の姿を再現しております。

車外概観では、両車端部ドア付近に乗降カメラ設置後の状態であることと、あいにくのスモークガラスで確認しにくいものの、座席撤去後の室内が再現されております。

それでは、各編成単位で分解してみましたので、サクッとみていきましょう。


RM3105編成


左からクハ812-3105、モハ813-3105(M)、クハ813-3105となります。

RM3105編成 [↓ 博多|門司港 ↑]

車両上部から眺めると、座席撤去後の室内が再現されており、異様に少ない座席数であることがよくわかります。

なお、中間のモハは、このモデルの動力車となっています。動力付きながら、座席もしっかり表現されております。
また、一番右のクハ813-3105は、連結面側車端部のトイレも再現されております。


上の画像から、車両の向きを変えてみました。
同じく、左からクハ812-3105、モハ813-3105(M)、クハ813-3105となります。

RM3105編成 [↑ 博多|門司港 ↓]

画像左のクハ812-3105先頭部遮光ケースには、当然ですがLEDが組み込まれております。
一方、当セットでは中間封じ込めクハとなる画像右のクハ813-3105ですが、座席パーツ先頭部遮光ケースにLEDが組み込まれておりません。


RM3105をひっくり返してみました。

RM3105編成 [↓ 博多|門司港 ↑]

画像右の中間封じ込めのクハ813-3105のボディ先頭部にも、行先表示パーツのプリズムが装着されております。
一方で、座席パーツ先頭のライトケースではLEDが省略されておりますので、床板にせっかくオンオフスイッチを装備していながら、ライトは非点灯の仕様です・・・

西鉄9000形でもそうでしたが、中間封じ込めの先頭車のライトが省略されているのが、惜しいんですよね。


RM3106編成


左からクハ812-3106、モハ813-3106(T)、クハ813-3106となります。

ライトユニットは、一番右のクハ813-3106にのみ装備されております。


横から眺めます。
向きは左からクハ813-3106、モハ813-3106、クハ812-3106(当セット中間封じ込めクハ)となります。

モハはT車となるため、床下機器もしっかり表現されております。
なお、右の中間封じ込めクハ812-3106にはLEDは装備されておりません・・・モッタイナイ。。。


フロントマスク・ヘッドライト・テールライト


ライト点灯チェック


先述のとおり、この製品ではセット編成両端のクハのみ、ライトユニットが装備されております。
つまり、クハ812-3105、クハ813-3106のみライトが点灯する仕様、ということになります。


無灯状態

左:クハ812-3105、右:クハ813-3106


ヘッドライト点灯状態

ヘッドライトは電球色、行先表示は実車同様オレンジ文字で点灯します。
フォグランプは実車同様点灯させない仕様です。

左:クハ812-3105、右:クハ813-3106


テールライト点灯状態

左:クハ812-3105、右:クハ813-3106


ヘッドライト・テールライトを交互に点灯

左:クハ812-3105、右:クハ813-3106
左:クハ812-3105、右:クハ813-3106


フロントマスク

RM3105編成

無灯状態

左:クハ812-3105、右:クハ813-3105

ヘッドライト点灯

左:クハ812-3105、右:クハ813-3105(ライト非点灯)

テールライト点灯

左:クハ812-3105、右:クハ813-3105(ライト非点灯)

セットでは中間封じ込めのクハ813-3105は、オリジナルカプラーの首振りを考慮し、スカート上部開口部に切り欠きがあります。
やはり、ダミーカプラー装着車の方が実感的なスカート形状です。なお、オリジナルカプラー本体は、電連なしの国鉄型密連のように、横長の形態なのがちょっぴり残念です。(TNカプラーだと、このあたりの形状も優れていますので。。。)


RM1114編成

無灯状態

左:クハ812-3106、右:クハ813-3106

ヘッドライト点灯

左:クハ812-3106(ライト非点灯)、右:クハ813-3106

テールライト点灯

左:クハ812-3106(ライト非点灯)、右:クハ813-3106

セットでは中間封じ込めのクハ812-3106は、オリジナルカプラーの首振りを考慮し、スカート上部開口部に切り欠きがあります。
なお、クハ813-3106のダミーカプラーは、湾曲した胴受も表現されており、非常によいです。


各車サイドビューなど


クハ812-3105

サイドビュー俯瞰

■ 2-4位側

■ 1-3位側


サイドビュークローズアップ

■ 2-4位側


■ 1-3位側


ライト関係

■ 2-4位側

ヘッドライト点灯

テールライト点灯


■ 1-3位側

ヘッドライト点灯

テールライト点灯


モハ813-3105(M)

サイドビュー俯瞰

■ 1-3位側

■ 2-4位側


サイドビュークローズアップ

■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ813-3105

サイドビュー俯瞰

■ 1-3位側

■ 2-4位側


■連結面(左:クハ813-3105、右:クハ812-3106)

「左:クハ813-3105、右:クハ812-3106」の連結面です。オリジナルカプラーでリアルに連結できます。


サイドビュークローズアップ

■ 1-3位側


■ 2-4位側


■連結面(左:クハ813-3105、右:クハ812-3106)

「左:クハ813-3105、右:クハ812-3106」の連結面です。オリジナルカプラーでリアルに連結できます。


連結面クローズアップ

■ 1-3位側

連結準備中(左:クハ813-3105、右:クハ812-3106)
連結完了(左:クハ813-3105、右:クハ812-3106)


■ 2-4位側

連結準備中(左:クハ812-3106、右:クハ813-3105)
連結完了(左:クハ812-3106、右:クハ813-3105)


クハ812-3106

サイドビュー俯瞰

■ 2-4位側

■ 1-3位側


■連結面(左:クハ812-3106、右:クハ813-3105)

「左:クハ812-3106、右:クハ813-3105」の連結面です。オリジナルカプラーでリアルに連結できます。


サイドビュークローズアップ

■ 2-4位側


■ 1-3位側


■連結面(左:クハ812-3106、右:クハ813-3105)

「左:クハ812-3106、右:クハ813-3105」の連結面です。オリジナルカプラーでリアルに連結できます。


連結面クローズアップ

■ 2-4位側

連結準備中(左:クハ812-3105、右:クハ813-3106)
連結完了(左:クハ812-3105、右:クハ813-3106)


■ 1-3位側

連結準備中(左:クハ813-3106、右:クハ812-3105)
連結完了(左:クハ813-3106、右:クハ812-3105)


モハ813-3106(T)

サイドビュー俯瞰

■ 1-3位側

■ 2-4位側


サイドビュークローズアップ

■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ812-3106

サイドビュー俯瞰

■ 1-3位側

■ 2-4位側


サイドビュークローズアップ

■ 1-3位側


■ 2-4位側


ライト関係

■ 1-3位側

ヘッドライト点灯

テールライト点灯


■ 2-4位側

ヘッドライト点灯

テールライト点灯


パッケージ


ポポンデッタのブックケースは、メーカー出荷時にスリーブ保護用ビニール(※)がかけられています。

※ 販売店によっては店頭陳列時や通販発送時にビニールを取り外している場合もありますので、購入時に必ずビニールで保護されているとは限りませんのでご了承ください。


今回購入時には、保護用ビニールに封入された状態でした。


柔らかいビニールではなく、わりとパリっとした感触のビニールです。チラシなどを封入できる透明封筒としても使えそうなタイプです。

上部フタ部分に封印テープ付がついていますが、剥離紙は剥がされておらず、スリーブそのものは完全に封印されているわけではありません。


それでは、保護用ビニールを外して、まずはブックケースのスリーブ正面から。


スリーブ裏側です。


スリーブを外しました。
ビニールポケット内に商品名等が記載された紙を挿入するタイプです。TOMIXと同じ仕組みですね。


ブックケース裏面です。


商品名などの表示です。TOMIXでは商品名等の紙面はブックケース中央部にコンパクトに封入されていますが、ポポンデッタの場合は上から下まで全面にわたり封入されています。


ブックケース本体を開封しました。
ブックケースの構造自体はKATOに近いです。商品名紙面の挿入はTOMIX、ケースそのものの作りはKATOのような仕様です。
袋の中には説明書が見えます。


説明書は813系5種で共通となっております。


説明書を裏返すと、おなじみの赤いクリーナー(眼鏡拭き?)が封入されています。
なお、説明書裏面にはカメラパーツの取り付け、カプラー交換の記載があります。(クリーナーで隠れていますが・・・)


説明書袋を取ると、車両たちが現れます。
上から、RM3105(クハ812-3105-モハ813-3105-クハ813-3105)+RM3106(クハ812-3106-モハ813-3106-クハ813-3106)となります。


収納状況の拡大です。(RM3105+クハ812-3106)
右のパーツポケットの上段には上級者向け「カメラパーツ(治具一式)」が、下段のパーツポケットには「ポポンデッタ純正室内灯取り付け用支柱」が封入されております。


上記画像とクハ813-3105、クハ812-3106、パーツポケット下段(ポポンデッタ純正室内灯取り付け用支柱)がダブっておりますが、引き続き拡大画像となります。(クハ813-3105+RM3106編成)



ちなみに、開封時は、一番上のクハ812-3105は前後とも台車が外れておりました・・・
メーカー出荷以降の輸送時の衝撃等かとおもわれます。

スナップオン台車ですので、パチンと取り付けるだけで復旧完了となります。



また、同様に上から2両目のモハ813-3105の動力台車も外れておりました。。。
メーカー出荷以降の輸送時の衝撃等かとおもわれます。

こちらもメカイスのダイキャストにはめ込むだけで復旧完了となります。


通販の場合、梱包がしっかりされていたとしても、まれに何らかの衝撃等によりパーツや車輪が外れてしまっていることがあります。
パーツが折れたり曲がったりして再利用不可能な状態でない限りは復旧可能なことが多いです。


梱包状態


今回は「あみあみ」さんの通販で購入しました。
届いた状態がこちらです。


段ボールには、特にダメージは見当たらないです。


段ボールを開梱しました。
納品書が見えます


このように紙の緩衝材が敷き詰められており、段ボール内での動きが上手く抑えられております。


取り出した紙の緩衝材です。しっかりとしたボリュームです。


緩衝材を取りました。プチプチにくるまれた車両セットが見えます。


さらに、段ボールの中で動かないように、上下に紙の緩衝材を詰めていただいております。


上下紙の緩衝材を取り出しました。
プチプチに包まれた車両セットが見えます。


プチプチでしっかり梱包されております。


段ボールから取り出しました。
プチプチで丁寧にくるんでいただいております。


上下両端のぷちぷちを厚くしていただいており、衝撃に強い梱包です。
このあたり、考慮いただいているのがうれしいですね。


裏面です。


プチプチから車両セットを取り出しました。


表面、裏面とも、とても綺麗な状態です。

中身は、先ほどパッケージでご紹介したとおり、非常に綺麗な状態です。
あみあみさんは車両セットをしっかりプチプチで包んでいただき、緩衝材もしっかりしているので、とても安心感があります。


ここまで梱包いただいたとしても、開封画像でご紹介したとおり、台車外れなどが発生する場合があります。
輸送中の多少の衝撃はどうしても起こりうるので、その点は承知のうえで通販を利用する必要があろうかと思います。

ということで、今回は2024年11月に新発売となった「ポポンデッタ <6063> 813系3100番代 鹿児島本線6両セット(RM3105+RM3106)」をご紹介しました。

ポポンデッタ813系各種は、現時点(2025年9月26日時点)では、品薄になってきているようです。

もし運よく在庫を見つけた場合は、お早めに導入されることをお勧めしますが、品薄在庫につき販売店が適正価格で販売しているか、信頼できるお店であるかは、しっかりと確認しておきましょう。



また、KATOより発売されたの813系2200番代(ロングシート改造後)との共演もオススメです。


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それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!


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