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ポポンデッタ 福岡市交通局 2000系 2段帯仕様 をレビュー (POPONDETTA 品番:6034)



今回は、ポポンデッタから発売となった福岡市交通局 2000系 2段帯仕様 をご紹介します。

福岡市地下鉄の開業時から活躍する1000系の角ばったお顔に対し、2000系は丸みを帯びた柔らかいお顔となっています。

右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])、左:1000系(マイクロエース A7990 [1501])
右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])、左:1000系(マイクロエース A7990 [1501])



側面からでもお顔の違いがよくわかります。

左:1000系(マイクロエース A7990 [1502])、右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])



2000系は1993年の博多~福岡空港延伸時に製造された車両で、JR九州の813系、西鉄の6050形に先立ち、加減速時の音が特徴的なVVVFインバータが採用されています。

製品化されるとしたらマイクロエースからかと思っていましたが、ポポンデッタ完成品シリーズとして製品化される運びとなりました。

  • ポポンデッタ <6034> 福岡市交通局2000系 2段帯仕様 6両セット(21編成)メーカーHP 発売日:2023年4月 当センター1編成在籍
  • ポポンデッタ <6035> 福岡市交通局2000系 3段帯仕様 6両セット(23編成)メーカーHP 発売日:2023年4月 当センター1編成在籍


T所長
T所長

今回ご紹介する車両は、2000系2段帯仕様最終増備車の21編成となっています。
3段帯仕様の23編成は、次の機会にご紹介します。




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製品概観



ボディの厚みや塗装、動力などの大部分がマイクロエースっぽい作りとなっていますが、T車の台車はネジ留めではなくスナップオン台車であることがKATOやGrennMaxと似ていたり、室内パーツやメカイスの室内灯支持方式がTOMIXと似ていたりと、いろんなメーカーの構造がミックスされたような形となっています。


で、今回の製品ですが、どこをどう見ても2000系です。とても良い感じですね。



肝心の出来栄えですが、TOMIXやKATO、GrennMaxのボディみたいにシャープな表現というよりは、マイクロエースのように全体的にぽってりとしているものの室内や床下機器の塗装、ボディの各種レタリングなど見ごたえのある出来となっています。

マイクロエースの1000系と並べると、全く違和感ない仕上がりです。

左:1000系(マイクロエース A7990 [1502])、右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])



ただし、ライトの点灯状態はこのように全く違います。
(マイクロエースの1000系は、行先表示は明るいですが、ヘッド・テールライトが極端に暗めです。)

右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])、左:1000系(マイクロエース A7990 [1501])
右:2000系(ポポンデッタ 6034 [2505])、左:1000系(マイクロエース A7990 [1501])




それでは、早速製品を見ていきたいと思います。



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パッケージ



ポポンデッタの製品は、メーカー出荷時にこのようにビニール袋で保護されているようです。

メーカー出荷時の保護ビニールの扱いは、各店舗で異なるようです。
今回購入したお店のように、保護ビニールを付けた状態で販売されているお店もあれば、保護ビニールを外して販売・展示されているお店もあります。




早速パッケージを見ていきますが、まるでKATOのブックケースの赤色版といった感じです。



ケース裏面には注意書きが書かれています。



紙スリーブの背表紙です



ブックケース本体の背表紙です。



ブックケース本体は、KATOとTOMIXを掛け合わせたような作りとなっています。
ブックケース自体はポポンデッタ各製品共用で、フィルム部分にTOMIXのような製品別の紙が挿入さています。



ケース裏面には、実車の説明が書かれています。made in chinaなのでマイクロエースと同じく中国製ということですね。



ブックケース全体の作りはまるでKATOで、ケースのブックケースと同様ホック留めとなっています。



車両ケースを開封しました。扱いはまるでKATOのような感じです。
2段帯仕様、3段帯仕様の共通説明書が封入されたビニールが見えます。



説明書袋の裏には、眼鏡拭きのような布が一緒に封入されています。



上から、2505[Tc]、2005[M1]、2105[M'1]、2006[M2]、2106[M'2]、2506[T'c]となっています。




フロントマスク・ライト



冒頭でも触れましたが、福岡市地下鉄の元祖1000系の角ばったお顔に対し、2000系は丸みを帯びた柔らかな表情となってるのが特徴です。


ヘッドライトは明るく綺麗に点灯します。
画像ではわかりにくいですが、左上の運行番号表示(54)と行先表示(福岡空港)も点灯する仕様となっています。

左が姪浜側の2505、右が福岡空港側2506です

前面非常扉には「ワンマン」表示、その左には編成番号「21」が綺麗に印刷されています。


テールライトも明るく綺麗に点灯します。
左上の運行番号表示(54)、右上の行先表示(福岡空港)も点灯する仕様です。

左が姪浜側の2505、右が福岡空港側2506です

よく見ると、左の2505のスカートには、塗装時にホコリを巻き込んだまま塗装がされているようです。


他のメーカーでも極まれにこのようなことがありますが、気になるようであれば販売店やメーカーに相談してみるといいです。
(初期不良かどうかはメーカー判断となりますので、メーカー基準値内の場合は対応が難しい場合もあるようですので注意ください。)




気を取り直して、ヘッドライトとテールライトをそれぞれ交互に点灯させてみます。



どちらも同じくらいの光量で明るく点灯します。




各車ディテール


2505 [Tc](ライト点灯)



姪浜側の制御車[Tc]です。

ポポンデッタの床下機器は、シルバーで塗装がされているようです。

余談ですが、撮影後に気づきました。連結面側のボディが少し浮いている気が・・・


こちら側からみるとちゃんとはまっているようですが・・・



こちらから見ると、やはりボディと床板が上手くはまっていません。。。

先ほど分解した際に、ボディと床下が上手くはまってなかったようです。



横から見るとよくわかります。台車の空気バネとボディにすき間が空きすぎです。。。



床板をボディにしっかりハメ込むと、空気バネとボディのすき間がいい感じになりました!



収納する前に気づいてよかったです。うまく修正できました。

もし、気付かずに長期間保管してしまうと、床板やボディにねじれが生じる可能性があるため、注意が必要ですね。



2005 [M1]



MM'ユニットのMです。(編成中のM1)



地下鉄なので、床下機器を見る機会はあまりありませんが、模型では一部にシルバーの色さしがしてあります。




2105 [M'1](動力車)



MM'ユニットのM'です。(編成中のM'1)

動力車なので、モーターカバーにうまいこと床下機器が表現されています。
こちらも一部の床下機器がシルバーで色さしされているため、表現として面白いです。

モーターカバーがしっかりとしたブラックで、床下機器がシルバーと薄グレーとなっていて、視覚的に立体感があります。



2006 [M2]



MM'ユニットのMです。(編成中のM2)





2106 [M'2]



MM'ユニットのM'です。(編成中のM'2)

こちらはトレーラー車のため、動力車である2105の床下と比べると、やはり立体感がかなりありますね!(当然ですが・・・)




2506 [T'c](ライト点灯)



福岡空港側の制御車[T'c]です。





分解と室内表現


2505[Tc](姪浜側制御車)を分解



姪浜側の制御車[Tc]の2505を分解してみます。
先頭乗務員室扉の下に、金属製ステップが表現されています。分解時はこのパーツを折ったりしないか心配でした。。。

連結面側から床下とボディを外していきます。

ポポンデッタの福岡市地下鉄2000系は、床下とボディがかなり硬めにハマっていて、分解する際の力加減に苦労しました。
(手が滑ると、乗務員室下のステップを破損しそうですし・・・)




何とか分解しました。ボディの厚みや室内パーツはマイクロエースっぽい感じを受けます。



ボディと床下のハメ込みは、ガラスパーツのツメ2ヶ所で留まっているはずですが、ハメコミが固く分解する際の力加減が難しいです。



座席モケットが実車同様の黄緑色で着色されていていい感じです。



よく見ると、運転席も表現されているようです。



ちなみに、乗務員扉下のステップは、金属性で床下側に取り付けられているパーツでした。



ライトケースは、「運行番号表示・行先表示」パーツが分解できる仕様になっています。



ボディには、前面・側面ガラスがハメ込まれています。
クーラーは、マイクロエースのように接着剤は使われておらず、はめ込みのみで対応されているようです。



前面のガラスパーツもはめ込みとなっています。



座席パーツの室内灯支持部分に、パーツの方向を示す「←」マークが刻印されています
同じく、ボディにも「←」マークが刻印されていて、TOMIXのような仕様となっていますね。




2105 [M'1](動力車)を分解



2105 [M'1](動力車)を分解します。
こちらもボディと動力ユニットのはめ込みは固めですが、先頭車のように乗務員扉下のステップなど細かいパーツがないため、分解しやすいです。



床下レリーフやメカイスパーツのはめ込みはマイクロエースのようですが、メカイスパーツの室内灯支持部分はまるでTOMIXのような作りです。



床下レリーフは結構大き目となっており、下から見るとかなり目立ちますが・・・



側面から見ると、艶消しブラックのモーターカバーに対し床下機器部分がグレーやシルバーで塗装されていて、T車と同様のいい感じの見栄えとなっています。



動力台車やカプラーは、まるでマイクロエースといった感じです。




屋根上と床下機器を俯瞰



屋根上は比較的すっきりしていますが、先頭車の各種アンテナやパンタ周りの各種パーツもいい感じで表現されています。



床下パーツはグリーンマックスのようなパーツの組み合わせではなく、TOMIX、KATO、MicroAceのように、各車別に床下パーツが作りこまれています。

T車の台車は、ネジ留めではなくスナップオン台車となっています。



試運転(YouTube)



それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。











それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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