今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州7両セット(BM13編成ベース)<品番:10-1540>と、増結用サハ<4245-3>をご紹介いたします。
再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器、2023年の西九州新幹線開業後の「リレーかもめ」「かささぎ」行先表示シール」など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。
ぜひ、最後までご覧くださいませ。
今回の記事では、「KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット(BM13編成)」(2024年7月発売)を見ていきます!

787系アラウンド・ザ・九州 各製品の内容

787系アラウンド・ザ・九州は、以下3形態にて発売されております。
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
10-1540 | 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット | 21,800 (19,800) | 23,980 (21,780) | 2024.7 (2019.10) |
10-1541 | 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット | 16,500 (15,300) | 18,150 (16,830) | 2024.7 (2019.10) |
4245-3 | サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州> | 2,200 (1,900) | 2,420 (2,090) | 2024.7 (2019.10) |
( )内は、2019年10月の初回生産品の情報を記載
今回のリニューアルに合わせ、商品構成等の見直しとともに、価格も引き上げとなっております・・・
各セットの内容は次のとおりです。
<10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
◇ ◇ クモロ787-13 モハ786-307 サハ787-116 サハ787-213 サハ787-10 モハ787-24(M) クハ786-13 ← 長崎・佐世保・武雄温泉・長洲 | 博多・小倉・門司港 →
<10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
◇ クロハ786-4 モハ787-14(M) モハ786-106 クハ787-4 ← 鹿児島中央・宮崎空港・宮崎 | 延岡・大分 →
<4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
サハ787-110 車両構成は KATO HPより引用
<10-1540> KATO 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット(BM13編成) の内容

実車と製品の特長をメーカーHPより引用します!
実車紹介

787系は平成4年(1992)7月のデビュー以来、「つばめ」「有明」「リレーつばめ」など様々な特急列車として活躍してきました。現在は南福岡車両センターと大分車両センターに配置され、6・7・8両で組成される編成は主に「きらめき」「かいおう」「かささぎ」「リレーかもめ」「にちりん」に、4両編成は「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」を中心に担い、在来線特急の主力車両として走り続けています。
実車に則した青灰の走行機器を再現、2023年の西九州新幹線開業により新たに運行を開始した「リレーかもめ」「かささぎ」などを行先表示シールに収録。
KATO HPより引用
今回の再生産にあわせ、走行機器色や行先表示シールがアップデートされております。
製品の特長

- 7両セットは南福岡車両センター所属のBM13編成、4両セットは大分車両センター所属のBo104編成を製品化
- 平成23年(2011)頃の「AROUND THE KYUSHU」ロゴ化~平成29年(2017)までのワンマン化改造前の形態を再現
- 4両セットはクロハ786(下り方半室グリーン車)とクハ787 0番台(上り方普通車)を再現
- サハ787-100を単品でラインナップ。7両セットの増結用として「リレーかもめ」「かささぎ」の再現にオススメ
- 各セットの先頭車は電連付ダミーカプラーおよびスカートを再現。先頭連結用カプラーセット・スカートが付属
- 6+6の12両編成の「きらめき」の再現や時折見られて話題となる4+4の代走「ソニック」の再現も可能
- ヘッド/テールライト点灯。ヘッドライトは白色LEDで再現(上部ライト電球色、フォグライト黄色)。消灯スイッチ付
- 床下機器・台車などの走り装置は、787系「つばめ」に準じた青灰、カプラーは黒色で設定。黒染め車輪を採用
- 定評ある動力ユニット採用で、安定した走行が可能。4両セットは併結運転を考慮し、トラクションタイヤなし
- 行先表示シール付属。 新たに運用を開始した「かささぎ」「リレーかもめ」を収録
- 4両セットの付属シールはワンマン運行の特急や普通列車運用もカバー。ワンマン化改造の姿が再現できるよう、車外スピーカーの模様も収録
- 7両セットは8両用のブックケースを採用。単品のサハ787-100を収納可能
- 付属品(7両・4両共通)…屋根機器、手スリ、列車無線アンテナ、先頭連結用カプラー、連結対応スカート、行先表示シール、消灯スイッチ用ドライバー
【参考】多客期の編成例BM13編成(多客期)「品番:10-1540」+「品番:4245-3」(※)
◇ ◇ クモロ787-13 モハ786-307 サハ787-116 サハ787-213 サハ787-10 サハ787-110 モハ787-24(M) クハ786-13 ← 長崎・佐世保・武雄温泉・長洲 | 博多・小倉・門司港 → KATO HPより引用
(※)8両運用について
BM13編成の多客期に、単品の「サハ787-110」が組み込まれ、実際に8両で組成された実績ってあるんですかね?
2011年3月頃~2014年3月頃に、BM13編成、BM5編成が6連で組成されていた頃、サハ787-116(BM13編成)とサハ787-110(BM5編成)は増結予備車扱いだったようです。
もしかすると、その時代に予備車2両を増結した編成があったのかもしれません。もし、ご存じの方いらっしゃれば教えていただければ幸いです。
なお、サハ787-110は、西九州新幹線開業前の2022年9月まではBM5編成に組み込まれ(2011年3月~2014年3月までは予備車扱い)、西九州新幹線開業後の2022年9月以降はBM8編成に組み込まれているようです。(以後、BM5編成は6連、BM8編成は8連)
また、サハ787-116は、西九州新新幹線開業後の2022年9月以降、BM1編成の8連化として組み込まれ、BM13編成は6連となっているようです。
フロントマスク・ヘッドライト・テールライト
無灯状態

ヘッドライト点灯状態
ヘッドライトは白色、上部ライトは電球色、フォグライトは黄色で明るく点灯します。

テールライト点灯状態

ヘッドライト・テールライトを交互に点灯


各車サイドビューなど
クモロ787-13
サイドビュー俯瞰
■ 2-4位側

■ 1-3位側

サイドビュークローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


サイドビューほか各部詳細
■ 2-4位側
羽のある上部ライト、電連付ダミーカプラー

車番ほか各種レタリング

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

連結面側妻面

■ 1-3位側
妻面車端部「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横のDXグリーンマーク

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

側面レタリング

先頭部付近「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

DXグリーン大窓周辺のレタリング、先頭部車番

先頭部車番、エンド表記ほかアップ

ライト関係
■ 2-4位側
無灯状態

ヘッドライト点灯

テールライト点灯

■ 1-3位側
無灯状態

ヘッドライト点灯

テールライト点灯

屋根上クローズアップ
■ 2-4位側

■ 1-3位側

モハ786-307
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

■ 2-4位側
「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ(小)

車端部車番

屋根上より俯瞰
■ 1-3位側

パンタ部拡大

■ 2-4位側

サハ787-116
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横レタリング

■ 2-4位側
乗降扉横レタリング

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

車端部車番

屋根上より俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サハ787-213
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番と「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

セミコンパートメント中央窓

乗降扉横レタリング

■ 2-4位側
乗降扉横レタリング

セミコンパートメント中央窓

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

車端部車番と「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

屋根上より俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サハ787-10
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横レタリング

■ 2-4位側
乗降扉横レタリング

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ


車端部車番

屋根上より俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サハ787-110(参考:品番4245-3 増結用単品)
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横レタリング

■ 2-4位側
乗降扉横レタリング

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

車端部車番

屋根上クローズアップ
■ 1-3位側

■ 2-4位側

モハ787-24(M)
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビュー各部詳細
■ 1-3位側
車端部車番

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横レタリング

■ 2-4位側
乗降扉横レタリング

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

車端部車番

屋根上クローズアップ
■ 1-3位側

■ 2-4位側

クモハ786-13
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


サイドビューほか各部詳細
■ 1-3位側
乗降扉横のつばめロゴ
目を凝らせば、上下中央の「787 LIMITED EXPRESS」の何となくよめそうな雰囲気ではあります

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

先頭部車番、エンド表記ほかアップ

■ 2-4位側
先頭部車番、エンド表記ほかアップ

「アラウンド・ザ・九州」ロゴ

乗降扉横のつばめロゴ
目を凝らせば、上下中央の「787 LIMITED EXPRESS」の何となくよめそうな雰囲気ではあります

ライト関係
■ 1-3位側
無灯状態

ヘッドライト点灯

テールライト点灯

■ 2-4位側
無灯状態

ヘッドライト点灯

テールライト点灯

屋根上より俯瞰
■ 1-3位側

パンタ部拡大

■ 2-4位側

パッケージ
KATO標準の大型ブックケースとなっております。

スリーブ裏側です。

スリーブ背面です。KATOロゴが印刷されております。

ブックケース背ラベルには商品情報が記載されております。

スリーブを外しました。

ブックケース本体を開封しました。
説明書が封入されたビニールがまず目に入ります。

説明書袋を裏返しました。
Assyパーツ一覧表と行先表示シールが見えます。

説明書などが封入されたビニール袋を取ると、車両保護用のプチプチが敷かれております。

ぷちぷちを取ると、車両全体が姿を現します。
上から、クモロ787-13、モハ786-307、サハ787-116、サハ787-213、サハ787-10、モハ787-24(M)、クモハ786-13となります。

二つあるうちの、上のパーツポケットです。
手スリ、屋根上機器などが封入されております。

二つあるうちの、上のパーツポケットです。
連結用スカートなどが封入されております。

行先表示シールの左側を拡大



行先表示シールの右側を拡大



ということで、今回は2024年夏に再販された787系アラウンドザ九州7両セットをご紹介しました。
2019年の初版製品からの再販となりますが、同一品番ながら、実車に則した青灰の走行機器、2023年の西九州新幹線開業後の「リレーかもめ」「かささぎ」行先表示シール」など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。
現時点(2025年2月11日時点)でもまだ入手可能なようですので、あなたの車両区にも787系アラ九各種を導入されてはいかがでしょうか?
KATO 787系アラウンド・ザ・九州 を探してみる
初版製品(2019年生産)と再生産品(2024年生産)では、床下機器の色味が異なります。
特に、中古市場でお探しの場合は、どちらのロットなのかをご確認のうえ、お好みのロットを調達されることをお勧めします。
通常、新品購入の場合は再生産品(2024年生産)分かと思われますが、お好みのロットがある場合は念のため販売者にいずれのロットかをご確認いただくと安心です。
<10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
◇ | ◇ | |||||
クモロ787-13 | モハ786-307 | サハ787-116 | サハ787-213 | サハ787-10 | モハ787-24(M) | クハ786-13 |
<10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
◇ | |||
クロハ786-4 | モハ787-14 | モハ786-106(M) | クハ787-4 |
<4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
サハ787-110 |
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!
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