2024年6月予定で
787系<アラウンド・ザ・九州>が
再生産されますね。
みなさま、
もう予約はされましたか?
最近のKATOさんの
九州モノの傾向として、
品番を変えてもいいような
再生産となる場合が多く、
787系アラ九の再生産も
走行機器色の変更、
シールが更新されるなど
前回生産品から
結構変更があるので
コレクターとしては
ロット違いを集めたくなる
内容となっています。
で、今回は
787系アラ九でも
6両編成時代、旧製品の
ロットの違いを
見ていきたいと思います。
ちょっとマニアックな
内容となりますが、
ロットの微妙な違いを
お楽しみいただければと思います!
次の画像は787系アラ九(旧製品)です。
左右のロットは異なりますが、違いは判りますでしょうか・・・?
- KATO <10-590> 787系<アラウンド・ザ・九州>6両セット メーカーHP 発売日:2011年11月、2017年5月 当センター1編成ずつ在籍
10-590 787系 アラ九(旧製品) の製品情報
まずは、KATO 787系
アラウンド・ザ・九州(旧製品)の
製品情報を見てみましょう!
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
10-590 | 787系 <アラウンド・ザ・九州> 6両セット | 15,000 | 16,500 | 初 2011.11 再 2017.5 |
以下メーカーHPより
製品の特長を引用します。
KATO HPより引用 筆者による改変箇所はアンダーライン部分
- 九州各地で活躍するJR九州を代表する特急形交流電車787系の今の雄姿を再現。
- 登場(平成4年・1992)からほぼ20年を迎えんとしながらも、人気の高い精悍な姿を表現。
- つばめが飛び交う姿がデザインされた「AROUND THE KYUSHU」のエンブレム・ロゴをはじめ、車両各所の特徴あるロゴを再現。
- 様々な特急列車の運用をカバーした、側面行先表示シールを付属。
- 6両セット
- ヘッド/テールライト点灯(※2017年生産分よりヘッドライトユニットは電球色LED仕様に変更)
- KATOカプラー密連形標準装備
- 付属部品・・・行先表示シール・屋根上機器:列車電話用アンテナ、防護無線アンテナ(ユーザー付部品)
ロットの違いとしては、
ヘッドライトのLEDが改良
されているようです!
【787系 アラウンド・ザ・九州 編成図】
◇ | ◇ | ||||
クモロ787-10 | モハ786-304 | サハ787-210 | サハ787-12 | モハ787-19(M) | クモハ786-10 |
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 |
「きらめき」 ← 博多 | 小倉・門司港 →
「かいおう」 ← 博多 | 直方 →
「ひゅうが」 ← 宮崎空港 | 延岡 →
「にちりん」 ← 宮崎空港 | 大分 →
ヘッドライトが電球色にアップデート!
KATOから787系つばめが
発売されたのは、
確か、1993年頃だったかと。。。
当時、ヘッドライトと
フォグランプの色味は
違う色味で再現されて
いましたが、
2011年に生産された
787系アラ九では
なぜかオレンジ色が強く
ヘッドライトとフォグが
同じような色味で再現
されていました。。。
当時、
ライトチェックを
したときに
「えっ、同じ色・・?」
と思ったものです。
それでは実際どうなのか?
早速ロットの違いを
見ていきましょう!
こちらの画像は
特にライトの色味の違いが
よくわかると思います。
左が2017年ロット、
右が2011年ロットです。
右の2011年ロットは
ヘッドライトとフォグの色味が
ほとんど同じように見えます。
それに対し、
左の2017年ロットは
色味の違いがしっかり再現
されています。
次に、テールライトを
見てみましょう。
テールライトは
色味の違いこそありませんが、
同じ電圧をかけても
左の2017年ロットの方が
明るく点灯しています。
ここからは先ほどの画像と
逆に並べています。
左が2011年ロット、
右が2017年ロットです。
ヘッドライトの色味の違いや
テールライトの明るさの違いが
わかりますね。
こちらの画像は
ライトが明るく見えるように
撮影したものです。
こちらの画像でも
ヘッドライトの色味の違いや
テールライトの明るさの違いが
わかりますね。
- ヘッドライトが電球色にアップデート!
- ヘッド・テールライトともライト輝度がより明るく改善!
車体色が微妙に違う・・・?
Nゲージでは
基本セット、増結セットで
ロットをそろえたほうがよい
と言われます。
なぜだかわかりますか?
ベテランコレクターからは
「当たり前だろ!」
という声が聞こえそうですが、
ご存じない方も
いらっしゃるかもしれないので
説明させていただきますね。
一番大きな理由としては
塗装の色味が微妙に異なる
ということが挙げられます。
そのほかには、
ラインの太さが微妙に違う、
とか、
ロットでモーターの
特性が異なる、
とか、
成型色のままの
パーツでも
微妙に色味が異なる、
ということもあります。
それでは、
787系アラ九(旧製品)で
見ていきましょう。
こちら、2011年ロットの
クモハ786-10です。
こちらは2017年ロットです。
言われなければ
分からないほどの
違いではありますが、
2011年ロットの方が
ギラついたグレーで、
2017年ロットは
落ち着いたグレーと
なっています。
2011年ロットの方が
色味が濃くなっています。
言われれば、
程度ではありますが・・・
もちろん、
メーカーも極力同じ色味と
なるようにしてるので、
ロットが違っても
色味の違いがわからない、
ということもあります。
- 2011年ロットの方が2017年ロットより若干グレーが深い
- ロットの違いにより、色味など微妙に異なることがある
屋根上~サイドビュー比較
ロットの違いによる
ボディや屋根の違いは
ありませんが、
グレーの色味が微妙に異なる
ことがわかるかと思います。
クモロ787-10
モハ786-304
サハ787-210
サハ787-12
モハ787-19(M)
クモハ786-10
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
付属シールは・・・
こちらは
2011年初回ロットの
シールとなります。
こちらは
2017年再生産ロットの
付属シールです。
ロットの違いは
特にみられませんね。。。
- 付属シールは特に変化はなさそう
パッケージを比較
最後に、
パッケージの比較です。
左が初回ロット、
右が再生産ロットです。
特に変更点は
なさそうに見えますが・・・
よーく見てみると・・・
”AROUND THE KYUSHU"
<アラウンド・ザ・九州>
の文字が
初回ロットは
他の文字と同じ大きさで、
再生産ロットは
少し小さいフォントが
使われていますね。
次に、
スリーブ裏面を見てみます。
左が初回ロット、
右が再生産ロットです。
こちらもぱっと見、
違いがなさそうですが、
よーく見ると・・・
注意書きが
微妙に異なっていますね。
2011年ロットは
注意書きが一つの枠内に
書かれていますが、
2017年ロットでは
日本語、英語別に
記載枠が分けられています。
さらに、注意書き下に
「Made In Japan」
の文字もありますね。
それでは、
次に商品背ラベルを
見ていきます。
上が初回ロット、
下が再生産ロットです。
2017年ロットの方は
<アラウンド・ザ・九州>が
他の文字より小さいです。
最後に、
初期ロットと再生産ロットの
パッケージを開封してみます。
左が初回ロット、
右が再生産ロットです。
使われている写真は
同じものですが、
2017年ロットは
”AROUND THE KYUSHU"
<アラウンド・ザ・九州>
の文字が小さかったりと
細かな違いが
あるようですね。
説明書裏の
ASSYパーツ一覧です。
上が2011年ロット、
下が201年ロットです。
2017年ロットでは
分解時に壊しやすい
スカートパーツの記載が追加
されています。
あと、
ライトユニットASSYが
2017年ロットでは
クハ153-538のものに
更新されていますね。
そのため
特にライトの色味が
ロットで異なる結果と
なっているのでしょう。
- 外スリーブ、車両ケース、説明書とも、2011年ロットと2017年ロットは微妙に異なっている
- 裏面ASSYにスカートパーツが追加され、ライトASSYが変更されている
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
試運転(10秒動画)
それでは、
最後に試運転時の動画です。
10数秒程度の動画ですので、
是非ご覧ください!
787系アラ九(旧製品)の
ロット比較は
いかがでしたでしょうか?
2024年6月再生産予定の
現行787系アラ九各種は
西九州新幹線開業後の運用も
カバーしておりますので、
今回の再生産時に
あなたの車両区にも導入されては
いかがでしょうか?
2024年6月に再生産予定の「787系アラ九」の各種ご予約は、こちらから可能です!
メーカーHP:KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット
メーカーHP:KATO <10-1541> 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット
メーカーHP:KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>
堂々9両「787系つばめ」をお探しの方はこちら
メーカーHP:KATO <10-1615> 787系「つばめ」 9両セット
それでは、
ここまでお読みくださり
ありがとうございました!