昨年末に入線速報をお届けしたポポンデッタの813系各種ですが、ようやくゆっくり撮影できました。
今回は品番<6062>の9両セットのご紹介となります。
813系は、マイクロエース、KATOから発売されておりますが、おでこが拡大された1100番台(3100番台)はモデル化されておらず、まさかのポポンデッタからの発売となりました。
このモデルは、ポポンデッタ製オリジナルカプラーも装備しており、見どころのある製品群となっております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。
今回の記事では、「ポポンデッタ <6062> 813系1100番代 鹿児島本線9両セット(RM1102+RM1107+RM1114)」(2024年11月発売)を見ていきます!

813系の新製品としては、200番代座席撤去→2200番代→ロングシート化改造されたモデルが、今夏KATOから発売予定となっております。こちらも地元車両としては、導入したい車両たちとなります。
KATO 新製品 ロングシート化改造 813系2000番代 を探してみる
KATO HP:813系2200番代(新製品予約)
813系1100番代・3100番代 各セットの内容
ポポンデッタの813系1100番代・3100番代は、以下5種にて発売されております。
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
6062 | 813系1100番代鹿児島本線9両セット:3両+3両+3両 (行先:快速|門司港、編成:RM1102+RM1107+RM1114) | 38,000 | 41,800 | 2024.11 |
6063 | 813系3100番代鹿児島本線6両セット:3両+3両 (行先:普通|南福岡、編成:RM3105+RM3106) | 27,000 | 29,700 | 2024.11 |
6064 | 813系1100番代日豊本線6両セット:3両+3両 (行先:普通|中津、編成:RM1103+RM1115) | 27,000 | 29,700 | 2024.11 |
6065 | 813系3100番代日豊本線6両セット:3両+3両 (行先:ワンマン|中津、編成:RM3112+RM3101) | 27,000 | 29,700 | 2024.11 |
6066 | 813系3100番代日豊本線3両セット:3両 (行先:ワンマン|大分、編成:RM3108) | 22,000 | 24,200 | 2024.11 |
各セットの編成図は次のとおりです。
<6062> 813系1100番代鹿児島本線9両セット:3両+3両+3両
> > > クハ812-1102 モハ813-1102 クハ813-1102 クハ812-1107 モハ813-1107(M) クハ813-1107 クハ812-1114 モハ813-1114 クハ813-1114 RM1102 RM1102 RM1102 RM1107 RM1107 RM1107 RM1114 RM1114 RM1114 行先:快速|門司港、編成:RM1102+RM1107+RM1114
<6063> 813系3100番代鹿児島本線6両セット:3両+3両
> > クハ812-3105 モハ813-3105(M) クハ813-3105 クハ812-3106 モハ813-3106 クハ813-3106 RM3105 RM3105 RM3105 RM3106 RM3106 RM3106 行先:普通|南福岡、編成:RM3105+RM3106
<6064> 813系1100番代日豊本線6両セット:3両+3両
> > クハ812-1103 モハ813-1103(M) クハ813-1103 クハ812-1115 モハ813-1115 クハ813-1115 RM1103 RM1103 RM1103 RM1115 RM1115 RM1115 行先:普通|中津、編成:RM1103+RM1115
<6065> 813系3100番代日豊本線6両セット:3両+3両
> > クハ812-3112 モハ813-3112(M) クハ813-3112 クハ812-3101 モハ813-3101 クハ813-3101 RM3112 RM3112 RM3112 RM3101 RM3101 RM3101 行先:ワンマン|門司港、編成:RM3112+RM3101
<6066> 813系3100番代日豊本線3両セット:3両
> クハ812-3108 モハ813-3108(M) クハ813-3108 RM3108 RM3108 RM3108 行先:ワンマン|大分、編成:RM3108 ポポンデッタ HPより引用
<6062> 813系1100番代 鹿児島本線9両セット(RM1102+RM1107+RM1114)の内容

実車と製品の特長をメーカーHPより引用します!
実車紹介

車両概要
JR813系1100番代・3100番代
ポポンデッタ HPより引用
2007年、2009年導入された813系の最終グループです。基本仕様は1000番代に準拠していますが、行先表示器が大型化されている所が特徴です。 現在はドア周辺の座席撤去・カメラ設置改造に伴い、すべての編成が3100番代として改番され、鹿児島本線・日豊本線で運行しています。
現在、ロングシート化改造も順次行われる予定であり、2025年4月末時点でRM3113編成がロングシート化改造がされております。また、RM3115編成は、おでこの黒色が省略されております。
製品の特長

製品仕様
※ 2022年12月時点での仕様です。製品化に際し仕様変更の場合もございます。
共通仕様
ポポンデッタ HPより引用
- 動力ユニットは各セット内に1両中間車に搭載
- テールライト・ヘッドライト点灯仕様
- 中間車カプラー:アーノルドカプラー仕様
- ブック型ケース仕様でご提供いたします。
- 対応室内灯
ポポンデッタ製Pタイプが対応しております。推奨色は白色です。
1560 LED室内灯(エネルギーチャージャー付)白色Pタイプ 1本入
1561 LED室内灯(エネルギーチャージャー付)白色Pタイプ 7本入
なお、HPの製品仕様に2022年12月時点の仕様とありますが、仕様変更なくこのとおり製品化されているようです。
編成全体を分解にて俯瞰
<6062> 813系1100番代 鹿児島本線9両セット は、座席撤去前の1100番代オリジナルの姿を再現しております。
車外概観では、両車端部ドア付近に乗降カメラ設置前の状態であることと、あいにくのスモークガラスで確認しにくいものの、座席撤去前の室内が再現されております。
それでは、各編成単位で分解してみましたので、サクッとみていきましょう。
RM1102編成
上からクハ812-1102、モハ813-1102(T)、クハ813-1102となります。

同じく、上からクハ812-1102、モハ813-1102(T)、クハ813-1102となります。

車両上部から眺めると、座席撤去前の室内が再現されていることがよくわかります。また、一番下のクハ813-1102は、連結面側車端部のトイレも再現されております。
ボディのみ、ひっくり返してみました。

一番下の、モデルでは中間封じ込めのクハ813-1102のボディにも、行先表示パーツのプリズムが装着されております。
一方で、座席パーツ先頭のライトケースではLEDが省略されており、せっかくオンオフスイッチを装備していながら、ライトは非点灯の仕様です・・・
西鉄9000形でもそうでしたが、中間封じ込めの先頭車のライトが省略されているのが、惜しいんですよね。
で、床板が側もひっくり返してみました。

両クハには、オンオフスイッチがついているんですけどねぇ・・・モッタイナイ。(一番下のクハのスイッチは、OFF側になっています。ONにしてもライトは点灯しませんが。。。)
RM1107編成
上からクハ812-1107、モハ813-1107(M)、クハ813-1107となります。

この編成は、モデル上中間封じ込めの設定のため、両クハの床板にはLEDが装備されておりません。
先頭部の黒いライトケースの中がスッカラカンです。
なお、中間のモハは、このモデルの動力車となっています。
動力付きながら、座席もしっかり表現されております。

裏返しました。モハの動力カバーがなかなかのサイズ感で鎮座しております。

RM1114編成
左からクハ812-1114、モハ813-1114(T)、クハ813-1114となります。

ライトユニットは、一番右のクハ813-1114にのみ装備されております。
裏返しました。モハはT車となるため、床下機器もしっかり表現されております。

フロントマスク・ヘッドライト・テールライト
ライト点灯チェック
先述のとおり、この製品ではセット編成両端のクハのみ、ライトユニットが装備されております。
つまり、クハ812-1102、クハ813-1114のみライトが点灯する仕様、ということになります。
無灯状態

ヘッドライト点灯状態
ヘッドライトは電球色、行先表示は実車同様オレンジ文字で点灯します。
フォグランプは実車同様点灯させない仕様です。

テールライト点灯状態

ヘッドライト・テールライトを交互に点灯


フロントマスク
RM1102編成
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

セットでは中間封じ込めのクハ813-1102は、オリジナルカプラーの首振りを考慮し、スカート上部開口部に切り欠きがあります。
やはり、ダミーカプラー装着車の方が実感的なスカート形状です。当たり前ですが。あと、オリジナルカプラー本体は、電連なしの国鉄型密連のように、横長の形態なのがちょっぴり残念です。(TNカプラーだと、このあたりの形状も優れていますので。。。)
RM1107編成
両先頭車とも、ライト非点灯となります。

セットでは2両とも中間封じ込めのため、オリジナルカプラーの首振りを考慮し、スカート上部開口部に切り欠きがあります。
RM1114編成
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

セットでは中間封じ込めのクハ812-1114は、オリジナルカプラーの首振りを考慮し、スカート上部開口部に切り欠きがあります。
ダミーカプラーは、湾曲した胴受も表現されており、非常によいです。
各車サイドビューなど
クハ812-1102
サイドビュー俯瞰
■ 2-4位側

■ 1-3位側

サイドビュークローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


ライト関係
■ 2-4位側
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

■ 1-3位側
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

モハ813-1102
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ813-1102
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

■連結面(左:クハ813-1102、右:クハ812-1107)

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


■連結面(左:クハ813-1102、右:クハ812-1107)

連結面クローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ812-1107
サイドビュー俯瞰
■ 2-4位側

■ 1-3位側

■連結面(左:クハ812-1107、右:クハ813-1102)

サイドビュークローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


■連結面(左:クハ812-1107、右:クハ813-1102)

連結面クローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


モハ813-1107
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ813-1107
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

■連結面(左:クハ813-1107、右:クハ812-1114)

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


■連結面(左:クハ813-1107、右:クハ812-1114)

連結面クローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ812-1114
サイドビュー俯瞰
■ 2-4位側

■ 1-3位側

■連結面(左:クハ812-1114、右:クハ813-1107)

サイドビュークローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


■連結面(左:クハ812-1114、右:クハ813-1107)

連結面クローズアップ
■ 2-4位側


■ 1-3位側


モハ813-1114
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


クハ812-1114
サイドビュー俯瞰
■ 1-3位側

■ 2-4位側

サイドビュークローズアップ
■ 1-3位側


■ 2-4位側


ライト関係
■ 1-3位側
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

■ 2-4位側
ヘッドライト点灯

テールライト点灯

パッケージ
ポポンデッタのブックケースは、メーカー出荷時にスリーブ保護用ビニール(※)がかけられています。
今回購入時には、保護用ビニールに封入された状態でした。

柔らかいビニールではなく、わりとパリっとした感触のビニールです。チラシなどを封入できる透明封筒としても使えそうなタイプです。

上部フタ部分に封印テープ付がついていますが、剥離紙は剥がされておらず、スリーブそのものは完全に封印されているわけではありません。
それでは、保護用ビニールを外して、まずはブックケースのスリーブ正面から。

スリーブ裏側です。

スリーブを外しました。
ビニールポケット内に商品名等が記載された紙を挿入するタイプです。TOMIXと同じ仕組みですね。

ブックケース裏面です。

商品名などの表示です。TOMIXでは商品名等の紙面はブックケース中央部にコンパクトに封入されていますが、ポポンデッタの場合は上から下まで全面にわたり封入されています。

ブックケース本体を開封しました。
ブックケースの構造自体はKATOに近いです。商品名紙面の挿入はTOMIX、ケースそのものの作りはKATOのような仕様です。
袋の中には説明書が見えます。

説明書は813系5種で共通となっております。

説明書を裏返すと、おなじみの赤いクリーナー(眼鏡拭き?)が封入されています。
なお、説明書裏面にはカメラパーツの取り付け、カプラー交換の記載があります。(クリーナーで隠れていますが・・・)

説明書袋を取ると、車両たちが現れます。
上から、RM1102(クハ812-1102-モハ813-1102-クハ813-1102)+RM1107(クハ812-1107-モハ813-1107-クハ813-1107)+RM1114(クハ812-1114-モハ813-1114-クハ813-1114)となります。なお、クハ813-1114のみ、ウレタンスペースの関係造、縦に封入されております。


収納状況の拡大です。
右のパーツポケットには、「ポポンデッタ純正室内灯取り付け用支柱」が封入されております。
(このセットは1100番代となるため、カメラパーツの封入はありません。)


梱包状態
今回はでじたみんさんの通販で購入しました。
届いた状態がこちらです。

段ボールに取り扱い注意シールも貼っていただいております。

段ボールを開梱しました。
エアクッションがみえますね。

エアクッションを取りました。プチプチにくるまれた車両セットが見えます。


段ボールから車両セットを取り出しました。
プチプチもテープで封印いただいております。

裏面です。
プチプチで丁寧にくるんでいただいております。

プチプチのセロテープ開封しました。

開封口からの眺めです。
メーカー出荷時のビニールにくるまれた車両セットが見えます。

中身は、先ほどパッケージでご紹介したとおり、非常に綺麗な状態です。
でじたみんさんは車両セットをしっかりプチプチで包んでいただいているので、とても安心感がありますね。
ということで、今回は2024年11月に新発売となった「ポポンデッタ <6062> 813系1100番代 鹿児島本線9両セット(RM1102+RM1107+RM1114)」をご紹介しました。
ポポンデッタ813系各種は、現時点(2025年5月9日時点)でもまだ入手可能なものもあるようですので、あなたの車両区にも813系各種を導入されてはいかがでしょうか?
また、このタイミングですと、KATOより発売予定の813系2200番代(ロングシート改造後)の予約もオススメです。
813系 関連記事
ポポンデッタ 813系1100番代・3100番代 各編成を探してみる
ポポンデッタ製品は、2025年5月7日時点で在庫ありのお店もあるようです。(ポポンデッタの通販では、6064以外在庫ありのようです。)
ただし、大手通販サイトなどでは時間の経過とともに売り切れとなる可能性もありますので、リンク先の商品が新品・中古のどちらなのか、また、価格設定は妥当か(例えば、定価以上に販売価格を設定している)などをご確認ください。
特に、各ショッピングサイトに掲載の店舗でも、初めて購入する店舗については、信頼できるお店かどうかを見極めて購入することが大事です。
ついでにKATO 813系各種 を探してみる
KATO HP:813系2200番代(ロングシート化改造:新製品予約)
KATO HP:813系(ロングシート改造前)
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