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GM 817系2000番代 リニューアル製品(V2004編成、V2006編成)をレビュー (グリーンマックス 品番:30481、30482)



今回は、グリーンマックスの JR九州の白缶こと817系2000番代をご紹介します。

T所長

今回ご紹介する車両たちです

  • グリーンマックス <30481> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力付き)メーカーHP 発売日:2022年6月 当センター1編成在籍
  • グリーンマックス <30482> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力無し)メーカーHP 発売日:2022年6月 当センター1編成在籍


なお、同時期に2000番代白缶先頭車6両セットも発売されており、当車両センターにも入線していますが、またの機会にご紹介できればと思います。



T所長

今回ご紹介する車両たちは、過去発売製品のリニューアルとなっており、2000番代白缶の製品化経緯をたどると次のとおりです。


【初回製品:2016年7月発売】
<30517> JR九州817系2000番台基本2両編成セット(動力付き)V2001編成
<30518> JR九州817系2000番台増結2両編成セット(動力無し)V2005編成


【1回目リニューアル:2017年12月発売】
<30237> JR九州817系2000番台基本2両編成セット(動力付き)V2001編成
<30238> JR九州817系2000番台増結2両編成セット(動力無し)V2005編成


【2回目リニューアル:2022年6月発売】
<30481> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力付き)V2004編成
<30482> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力無し)V2006編成
<50710> JR九州817系2000番代先頭車6両編成セット(動力付き)V2002+V2007+V2003編成




T所長

817系2000番代は、V2001~V2007編成の7本が存在していますが、GMさんは全ての編成を製品化していることになりますね・・・

しかも、V2001とV2005編成は、初回生産と1回目リニューアルの2回製品化されていて、当車両センターにも2編成ずつ在籍しています。





ということで、早速製品を見ていきたいと思います。




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製品概観


フロントマスク・ライト



2000番代白缶のお顔ですが、今回の製品では前面おでこの「行先表示」がステッカーからの選択式となっており、製品そのままだとおでこがのっぺらぼうとなっています・・・


ヘッドライトは電球色LEDです。
左から、クハ816-2006、クモハ817-2006(T)、クハ816-2004、クモハ817-2004(M)です。

セット構成は、(動力付き)と(動力無し)となっていて、スカートは全て二段電連ダミーカプラー付きスカートとなっています。

そのため、(動力付き)と(動力無し)を連結させて遊ぼうと思ったら、早速スカートの交換が必要になってしまいます。
なんてメンドクサイ仕様なのでしょうw

GMさんには、是非とも先頭車連結方式を見直してほしいものです。
わざわざドローバーホルダー付きスカートや、KATOカプラーアダプター付きスカートを付属させるなんて、メーカーとしてもコストがかかるんじゃないでしょうかね。。。?




さて、話を戻してテールライトの点灯状態です。

こちらも左から、左から、クハ816-2006、クモハ817-2006(T)、クハ816-2004、クモハ817-2004(M)です。


2000番代(3000番代も)は、0番代、1000番代、1100番代と違い、前面全体がガラスではなく、お顔の下半分はガラスからコルゲート状のアルミに変更されているのが特徴です。



編成俯瞰



手前の白缶2両がV2004編成(動力付き)です。その奥のアルミ缶は1500番代のV1511編成(動力付き)です。
さらにその奥の右側白缶はV2006編成(動力無し)、左側のアルミ缶はV1514編成(動力無し)です。

一番奥は、座席撤去改造をされ2023年5月時点では現存しない813系R303編成とR210編成です。


白缶2両がV2004編成(動力付き)とアルミ缶のV1511編成(動力付き)の並びです。



車両基地をイメージして並べてみました。




各車ディテール


<30481> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力付き)


クモハ817-2006(M・ライト点灯)





中間連結面は、アーノルドカプラーによる連結のため、連結面間隔は広めです。。。




クハ816-2006(ライト点灯)



クハの後方にはトイレが設置されており、そのスペースに窓ガラスは設置されていません。





分解と室内表現



分解するには、連結面側のボディ裾を広げ、画像のように連結面側の床板から外していきます。

(画像は分解手順を示すために分解途中で止めていますが、この状態は各パーツに無理な力が加わるためこの状態でほったらかしにせず、分解するか元に戻すかにしてください。)


分解しました。
ロングシートのため、M車にシート表現はなく、T車にはロングシートパーツがセットされています。



動力はコアレスモーター仕様です。



コアレスモーター仕様の動力は、かなりコンパクトな作りになっています。




<30482> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力無し)



(動力付き)セットと、(動力無し)セットでは、車番以外ボディの作りなど特に違いはありませんが、ご紹介したいと思います。

クモハ817-2006(T・ライト点灯)






クハ816-2006(ライト非点灯)






分解と室内表現



(動力付き)セットと基本的に行程は変わりませんが、(動力無し)セットも分解したいと思います。


(動力付き)セットと同じく、分解するには連結面側のボディ裾を広げ、画像のように連結面側の床板から外していきます。

(画像は分解手順を示すために分解途中で止めていますが、この状態は各パーツに無理な力が加わるためこの状態でほったらかしにせず、分解するか元に戻すかにしてください。)


分解しました。
クモハ817-2006はT車設定のため、ロングシートパーツがセットされています。



床下機器パーツは、M車もT車も共通のものが使われています。
なお、トレーラー仕様の床下には、ライト消灯スイッチも搭載されています。




パッケージ



GMおなじみのビデオケース型パッケージです。



裏面には各種説明書きがされています。



パッケージ背表紙です。




<30481> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力付き)



開封すると、黄色の注意書きと車両保護用のプチプチが敷かれています。



注意書きとプチプチを取り外すと、車両たちが現れます。



付属パーツは、KATOカプラーアダプター付きスカートとなっています。



車両ケースのウレタンを外すと、ステッカー、説明書、修理依頼票が封入されたビニールが現れます。



封入されているステッカーです。V2004編成とV2006編成で同じものが使われています。




<30482> JR九州817系2000番代2両編成セット(動力無し)



付属品以外は(動力付き)セットとほぼ変わりませんが、(動力無し)セットもご紹介します。


開封すると、黄色の注意書きと車両保護用のプチプチが敷かれています。



注意書きとプチプチを取り外すと、車両たちが現れます。



付属パーツは、ドローバーホルダー付きスカート、ドローバー、KATOカプラーアダプター付きスカートとなっています。



車両ケースのウレタンを外すと、ステッカー、説明書、修理依頼票が封入されたビニールが現れます。



封入されているステッカーです。V2004編成とV2006編成で同じものが使われています。




試運転(YouTube)



それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。








それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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