GM キハ220形200番代 赤色2両セット 過去製品と並べてみた (GrennMax 品番:31715)

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GM キハ220形200番代 赤色2両セット 過去製品と並べてみた (GrennMax 品番:31715)



2023年5月、グリーンマックスよりキハ220-200がリニューアル発売されました。
グリーンマックスのキハ220は、何度も再生産されていますので、その辺の変遷を踏まえてご紹介したいと思います。

  • GreenMax <31715> JR九州キハ220形200番代 2両編成セット(動力付き) メーカーHP 発売日:2023年5月 当センター1編成在籍




リニューアルの建付けを考察


メーカーによると、前回品の建付けは「<30285>JR九州キハ220形200番台 2両編成セット:2019年9月発売」とされており、コアレスモーター搭載の「キハ220-206(T)+キハ220-210(M)」という編成でした。

今回の2両編成は、車番選択式となっており、特定車番ではありません。

しかも、前回品のキハ220-210については、今回同時リニューアルの<50742>大分車3両編成の動力車の車番でもあるため、むしろ<50742>がリニューアル品のようでもありますが、2両編成というセット形態で見た場合は今回ご紹介する<31715>がリニューアル品になる、という位置づけのようです。

おまけに前回品生産時は、「<30286>JR九州キハ220形200番台 1両単品(動力付き)」も同時に発売されていて、こちらの車番はキハ220-201(M)でした。


そうすると、前回品の建付けってなんだろう・・・と思ったりもするわけです。


なお、くどいですが、前回品生産時には、「<30287>JR九州キハ220形200番台(シーサイドライナー) 2両編成セット(動力付き)」も同時に再生産されています。。。


T所長
T所長

キハ220-200は、GM社から幾度となく再生産されています。
ということで、早速みていきましょう!




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フロントマスク・ライト



ダミーカプラー側(ライト点灯側)のお顔を見ていきます。
今回製品からは、おでこの行先表示シールがユーザー取り付けとなっており、製品そのままだと車体色のままとなってしまいます。


こちらのセットは車番がユーザー選択式のため、貫通扉渡り板に、車番が印刷されていないのが<50742>大分車3両セットとの違いとなります。


ヘッドライトは綺麗に点灯します。
行先表示はシールとなるため、非点灯です。

左:キハ220-200(M)、右:キハ220-200(T)



テールライトの点灯状態です。

左:キハ220-200(M)、右:キハ220-200(T)





ヘッドライトが明るく映るように、シャッタースピードを遅くしました。
かなり明るく点灯しているように見えますが、あくまで写真での演出です。

左:キハ220-202、右:キハ220-205





テールライトの点灯状態です。
シャッタースピードが遅いため、ヘッドライトに光漏れしているように見えますが、肉眼ではほとんどわかりません。

左:キハ220-202、右:キハ220-205




過去製品(2013年8月発売品)との比較



ちょっと古いですが、2013年8月発売「<4367> JRキハ220形200番台 2両編成セット(動力付き):キハ220-202(T)+キハ220-205(M)」と比較しています。
(ちなみに、<4367>は2015年2月に再生産されています。)


左が今回生産品の<31715>キハ220-200(T)、右が2013年8月発売<4367>キハ220+202(T)です。

今回品は、ダミーカプラーの色が濃く、その点では実感的になりました。コアレスモーターなのも大きな改良です。

一方、行先表示シールがユーザー取り付けでデフォルトでは貼られていない、渡り板の車番もユーザー取り付け、ということで、買ったばかりのお顔だと、10年前の前回品の方が楽しめる内容です。。。



はっきり言いまして、ボディの出来などは10年前から特に変わりません。
同じ金型を使っているでしょうから、当たり前と言えば当たり前です。





こちらは2013年8月発売の<4367>キハ220-202(T)のアップです。
行先表示シールは、当時からシャープな出来栄えです。



こちらが今回2023年5月発売の<31715>キハ220-200(T)です。
スカートのハマリが悪く、アゴが外れたような表情となってしまうのは、キハ220-200の初回生産品から変わらない流れです。(できれば、改善してほしいのですが・・・)



T所長
T所長

極論、コレクターでもなければ、毎回の再生産の度に購入するのではなく、ほしい車番のモデルを購入すればいいのかな、と思います。

といっても、私はコレクターなので、品番が変われば毎回買ってしまいますが・・・




各車ディテール


キハ220-200(T)片側ライト点灯



リニューアル後の製品は、側面ガラスがグリーンスモーク、台車と床下機器はブラックグレーで引き締まった表情を見せてくれています。
なお、ライト点灯はダミーカプラー側のみとなっています。



車番が選択式のため、お顔の渡り板の車番だけではなく、側面の車番や所属表記も印刷されてなくて、デフォルトの状態では少し寂しいです。




キハ220-200(M)片側ライト点灯



今回品からは、コアレスモーター搭載となっているため、2モーター動力と違い車内はすっきりしています。



こちらも車番が選択式のため、お顔の渡り板の車番だけではなく、側面の車番や所属表記も印刷されてなくて、デフォルトの状態では少し寂しいです。




参考:<50742>大分車3両セットのキハ220-202(T)



参考として、同時発売の大分車3両セット、キハ220-202(T)を並べてみます。



車番が印刷されていて、<31715>2両セットより側面がにぎやかなのがお分かりいただけるかと思います。




パッケージ



さて、最後にパッケージを見ていきます。
いわゆる、ビデオケース型の車両ケースです。



ケース裏側です。
お顔の渡り板の車番、側面の所属・定員表記・車番の貼り付け位置も紹介されています。



ブックケース本体の背表紙です。



開封すると、注意書きと車両保護用プチプチが敷かれています。



注意書きと車両保護用プチプチを取りました。
上から、キハ220-200(T)、キハ220-200(M)です。



パーツポケットには、ドローバーや幌などのパーツが封入されています。



ケースからウレタンをはずすと、インレタ・シール・説明書が封入されいます。



説明書の後ろには、修理依頼票も封入されています。



車番インレタとシールです。各方面の行先がセットされていて、西は長崎、南は南延岡まで幅広い範囲をカバーしています。




同時発売:シーサイドライナーとの共演



トラス橋を渡るキハ220-200、同時発売の「<31716>JR九州キハ220形200番代(シーサイドライナー)」との共演です。



夕暮れ時をイメージしています。



朝日照らされるトラス橋を渡るキハ220-200のイメージです。




梱包の状況



今回は、Joshinから通販で購入しました。



宅急便コンパクトのような段ボールでの梱包です。



最近のJoshinさんは、段ボールの下敷きに商品をビニールパッキングして梱包してくださっています。



ビニールで固定されているので、非常に安心感のある梱包です。




試運転(YouTube)



それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。







それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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