KATO 787系(旧製品) 難易度高めのクモロ分解 <アラウンド・ザ・九州> 2011年11月ロット(品番:10-590)

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KATO 787系(旧製品) 難易度高めのクモロ分解 <アラウンド・ザ・九州> 2011年11月ロット(品番:10-590)



KATOのロングセラーモデルの787系ですが、再生産の度に細かなリニューアルがされているのをご存じでしょうか?

カプラーのアップデート(自連型KATOカプラー→ジャンパ管付き密連型KATOカプラー)、ヘッドライト色のリニューアル(オレンジLED→電球色LED)、パンタグラフのアップデート(線バネ付き→なし)など、少しずつアップデートされているんですね。


その中でも、4両編成のアラ九が発売される前までの、いわゆる旧製品と呼ばれる時代(品番10-590以前の製品)のクモロ、クモハは、スカートパーツのかみ合わせの関係で、分解がかなり困難な製品として有名です。


今回は、そんな分解難易度の高いクモロの分解について、詳細画像をもとにご紹介したいと思います。

旧製品をお持ちの方や、ヤフオクやメルカリなどで中古を購入される方は、参考になるかと思いますので、是非最後までお読みください!



今回分解したクモロ787-10(品番10-590/2011年ロット)

<10-590> 787系アラ九 クモロ787-10(2011年ロット)




今回分解したアラ九2011年ロットの記事はこちら

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JR九州で活躍している787系 <アラウンド・ザ・九州> 6両セット(旧製品)(10-590:2011年11月初回生産ロット)のクモロ787-10を分解してみます!






クモロ787-10の分解



早速、クモロ787-10(旧製品 10-590)を分解したところです。

中間車のように、サクっと分解できればよいのですが、そうはいかないのが旧製品のクモロとクモハ。
妻面側はすぐにパカッと分解できるものの、運転台側はスカートのところが引っ掛かって、なんとも分解できないのです。




こちらは運転台側のアップです。
この部分が非常に分解しにくいのです。




で、なんで分解しにくいのかというのがコチラ。


このスカート部分の突起がクセモノなのです。(画像赤丸)





スカートパーツを真横から見るとこんな感じです。
車体との付け根に引っ掛けるような形状になっているのがわかるでしょうか?


画像の赤丸部分です。





違う角度から





それで、スカートの突起部分がですね、


ボディとガラスパーツの間にハマっているのですが・・・





ガラスパーツをよーく見ると、


スカートパーツがハマる箇所に、ツメ(突起)があるのがわかるでしょうか?





で、スカート付け根の


赤丸の突起部分がですね、





ボディとガラスの間の


下の画像の矢印部分にハマってるわけです。





ガラスパーツの突起部分を拡大したのがこちら


画像ではわかりにくいですが、ガラスパーツの赤丸部分にツメ(突起)があって、それがスカートとかみ合わさっており、非常に分解がしにくいのです。





しかも、スカートパーツとボディ自体は、


遊びもなくかみ合わさっていますので、下手にこじるとボディの赤丸部分にキズが付きそうですし、



かといって無理に下に引っ張るとスカートパーツの引っ掛かり部分が割れてしまったりします。(私のリレーつばめのスカートパーツの引っ掛かり部分は、分解時に割れてしまいました。。。)

今回は、壊すことなく分解できましたが・・・





分解のコツは、


ボディとガラスパーツを少し広げるイメージで(テレホンカードのような薄いプラシートを赤丸部分にハメ込みながら分解すると、うまく行きます。





と言ってもですね、分解時はですね、ライトケースパーツがハマっていましてね、ボディとガラス発の間を広げるのは至難の業なのです。

なので、テレホンカードのような薄いプラカードをはめ込んで、気持ちボディとガラスを広げるイメージで分解する、というわけです。




ガラスパーツまで分解したのが下の画像です。





旧製品のスカートパーツは分解しにくいとの声が多かったのか、2019年のアラ九リニューアル製品よりスカートパーツが以下のように改良され、

【参考】10-1615 787系つばめ クモロ787-3


運転台側のボディと床板の保持は、下の画像のように先頭部床板とボディをはめ込む仕様に変更となりました。

【参考】10-1615 787系つばめ クモロ787-3




分解ついでにライトチェック



ライトケースを付けない状態でのチェックです。


まずはヘッドライトを点灯


テールライトを点灯





ライトケースを付けての点灯チェック


まずはヘッドライト点灯



次にテールライトを点灯





ヘッドライト点灯時は、このように屋根上ライトへ導光される仕組みです。




ついでに室内観察



下の画像中央は、グリーン個室が表現されています。


グリーン個室を拡大



2+1列シートを再現。
ただし、トップキャビンはライトケースがあるため表現省略されています。







それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!

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