マイクロエース 783系CM33編成 をチェック (MicroAce 品番:A3667)

MicroAce

マイクロエース 783系CM33編成 をチェック (MicroAce 品番:A3667)



2022年11月、マイクロエースより783系(CM33編成)が発売となりました。

  • MicroAce <A3667> 783系 特急にちりん CM33編成ハイパーサルーン色 スカート拡大 4両セット メーカーHP 発売日:2022年11月 当センター1編成在籍



両先頭車にマイクロカプラーを装着した本製品、いったいどんな出来栄えなのでしょうか?
発売から時間もたっていますが、試運転を兼ねてみていきたいと思います。






ハイパーサルーンならぬ、ハイパーインフレなCM33編成



と、その前に、ご存じの方も多いかと思いますが、マイクロエースの783系は初回製品化が2003年9月であり、かれこれ20年のロングセラーモデルとなります。

この20年の間にプチリニューアルを繰り返し、直近で発売されているのが今回ご紹介する製品となりますが、2003年9月発売の製品との価格差もすごかったんです。

発売年月品番製品名本体価格(税込価格)
2003年9月A0370783系 特急「ハイパー有明」7両セット17,500円(18,375円)
2003年9月A0377783系 特急「みどり」+「ハウステンボス」8両セット21,000円(22,050円)
2022年11月A3667783系 特急にちりん CM33編成 ハイパーサルーン色 スカート拡大 4両セット22,100円(24,310円)

(注)2003年9月の消費税率は5%で計算


並べてみると、今回発売製品は4両で22,100円であり、2003年9月製品化時の7両、8両セットよりも高くなっています。

T所長
T所長

ハイパーサルーンならぬ、ハイパーインフレな価格設定・・・
マイクロさんも、昔は安かったのね。。。



確か、マイクロエースは2015年頃に発売予定製品が大幅遅延となり、それに前後して価格設定はアホみたいに大幅値上げとなったと記憶しています。。。(中国での生産事情によるものだと言われていますが、メーカー本人でないのでわかりません。)

また、今多くの車種を製品化しているグリーンマックスやポポンデッタの価格はその上を行く価格設定となっており、ニッチな車両たちが少数モデル化されるのではなく比較的多品種発売される状況は、特定地域のモデルだけを集めようとする私のようなコレクターにも、取捨選択を迫る状況になりつつあります。



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フロントマスク・ライト



ハイパーな価格に頭がクラクラしてきますが、気を取り直して車両たちを見ていきます。


まずは、ヘッドライトです。
フォグランプ含め綺麗に点灯します。

左:クモハ783-13、右:クロハ782-507

マイクロエースのキハ185系アラ九のフォグランプはダミーですが、783系はちゃんと点灯します。


続いてテールライトの点灯状態です。

左:クモハ783-13、右:クロハ782-507





こちらはフラッシュをたいて撮影した状態です。
お顔のシルバーの粒度が荒く見え、ライト類もイエローに見えますが、肉眼で見るイメージよりも濃ゆく写っているイメージです。

左:クモハ783-13、右:クロハ782-507



同じくフラッシュをたいて撮影した状態です。
肉眼で見るよりお顔のシルバーの粒度が荒く見え、テールライトも暗めに見えてしまいますが、実際の見え方は最初の2枚のイメージです。

左:クモハ783-13、右:クロハ782-507




サイドビュー


クモハ783-13






モハ783-113(M)






サハ783-207






クロハ782-507






ディテール



マイクロエースの最近の783系は、先頭部カプラーにマイクロカプラーが採用されています。


ということで、クロハ782-507とクモハ783-13を連結してみました。



伸縮機構はありますが、正直、連結面間隔は微妙です。
カプラーのシャンク長が長いため、連結しないのであればダミーカプラーの方が当然見栄えは良いです。


とはいえ、ギミックとして楽しめるのでそれで良しとします。




続いて、クモハ783-13とモハ783-113の連結面です。

783系は、いわゆるMM'方式ではなく、1M方式となっています。

783系で面白いのは、クモハ783の直後に連結されるモハ783は、クモハから高圧亘り線を通じて電力供給を受けており、パンタは設置されずに準備工事にとどめられていることです。



こちらはクロハ782-507です。



783系は中央に客扉があり、そこを境にA室、B室に区分されており、柔軟な運用が可能となっています。
クロハのA室(運転室側)はグリーン席、B室(連結面側)は普通座席となっています。



モデルでもA室とB室でシート色が作り分けられているのが楽しいですね。




懐かしの車両(885系かもめ色)とのひと時



885系かもめ塗装(黄色塗装)とキハ220-200(赤・シーサイドライナー)に囲まれる783系。



奥にひっそりとキハ185アラ九もいます。



長崎地区での並びのイメージ




885系かもめ色との共演



カーブを走行する885系と783系の並びです。



編成反対側からの並びです。




パッケージ



最近のマイクロエースの製品では、外スリーブやパッケージ保護用のビニールがされているようです。

通販や実店舗によっては、保護ビニールを撤去して販売されている場合もあるようですので、実際に購入した製品に保護ビニールがついてくるかどうかはお店次第ということです。


それでは見ていきます。
マイクロエース標準のブックケースです。



外スリーブの裏側です。



外スリーブの背表紙です。



ブックケース本体の背表紙です。



ブックケース本体です。



ブックケースの裏側です。



開封すると、説明書や車両保護用プチプチが敷かれています。
また、実車紹介の帯もあります。



車両保護用のプチプチと帯をとりました。



説明書の後ろには、修理申込票と行先表示シールが封入されています。



シールです。
西はハウステンボス・佐世保、東は大分まで広範囲の行先をカバーしています。



説明書を取り出すと、車両たちが見えます。
説明書では、左からクロハ782ですが、車両ケースには上からクモハ783となっています。



パーツポケットには、KATOカプラー用のアダプターが封入されています。




梱包の状況



今回は、Joshinから通販で購入しました。



開封すると、結構大き目の段ボールだとわかります。



最近のJoshinさんは、段ボールの下敷きに商品をビニールパッキングして梱包してくださっています。



ビニールで固定されているので、非常に安心感のある梱包です。




試運転(10秒動画)



それでは、最後に試運転時の動画です。
10数秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。








それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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