今回は、グリーンマックスの JR九州のアルミ缶ロング仕様こと817系1500番代をご紹介します。
817系1500番代は、もともと転換クロスシートだった1000番代でしたが、一部の編成については2021年から順次ロングシート化改造が施され、元の車番に500を足して1500番代とされています。
今回ご紹介する車両たちも、元V101、V114編成をロングシート化改造し、V1511、V1514編成となったものです。
- グリーンマックス <31577> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力付き)V1511編成 メーカーHP 発売日:2022年6月 当センター1編成在籍
- グリーンマックス <31578> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力無し)V1514編成 メーカーHP 発売日:2022年6月 当センター1編成在籍
それでは、早速製品を見ていきたいと思います。
同時期に2000番代白缶各種も発売されていて、当車両センターでも試運転をしていますので、よろしければこちらもご覧ください。
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製品概観
フロントマスク・ライト
今回の製品では前面おでこの「行先表示」がステッカーからの選択式となっており、製品そのままだとおでこがのっぺらぼうとなっています・・・
ヘッドライトは電球色LEDです。
左から、クハ816-1514、クモハ817-1514(T)、クハ816-1511、クモハ817-1511(M)です。
セット構成は、(動力付き)と(動力無し)となっていて、スカートは全て二段電連ダミーカプラー付きスカートとなっています。
そのため、(動力付き)と(動力無し)を連結させて遊ぼうと思ったら、早速スカートの交換が必要になってしまいます。
同時期発売の白缶2000番代も同じですが、なんてメンドクサイ仕様なのでしょうw
テールライトの点灯状態です。
こちらも左から、左から、クハ816-1514、クモハ817-1514(T)、クハ816-1511、クモハ817-1511(M)です。
もともとの1000番代と同じく、お顔はガラス仕様でツルッツルとなっています。
編成俯瞰
福北ゆたか線の銀色仲間ということで、手前左はKATOの813系R228編成に並んでもらいました。
右側の817系はもともと無塗装でしたが、車体汚れが落とせなくなってきたのか、銀色に塗装されるようになりました。
手前の白缶2両がV2004編成(動力付き)です。その奥のアルミ缶は1500番代のV1511編成(動力付き)です。
さらにその奥の右側白缶はV2006編成(動力無し)、左側のアルミ缶はV1514編成(動力無し)です。
一番奥は、座席撤去改造をされ2023年5月時点では現存しない813系R303編成とR210編成です。
白缶2両がV2004編成(動力付き)とアルミ缶のV1511編成(動力付き)の並びです。
車両基地をイメージして並べてみました。
各車ディテール
<31577> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力付き)V1511編成
クモハ817-1511(M・ライト点灯)
中間連結面は、アーノルドカプラーによる連結のため、連結面間隔は広めです。。。
クハ816-1511(ライト点灯)
クハの後方にはトイレが設置されており、そのスペースに窓ガラスは設置されていません。
分解と室内表現
1000番代はもともと転換クロスシートですが、1500番代はロングリートに改造されています。
今回の製品も、車内の表現はロングシートとなっています。(上の動力車はシート表現はありません・・・)
ロングリートの室内は、模型でみると転換クロスのように窓から見える座席背もたれの表現がないため、なんとも味気のないものになってしまいます。。。
床下機器パーツは、M車もT車も共通のものが使われています。
なお、トレーラー仕様の床下には、ライト消灯スイッチも搭載されています。
<31578> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力無し)V1514編成
(動力付き)セットと、(動力無し)セットでは、車番以外ボディの作りなど特に違いはありませんが、ご紹介したいと思います。
クモハ817-1514(T・ライト点灯)
KATO813系R228編成との並びです。塗装色味が統一されていて、違和感ない並びとなっています。
GMのダミーカプラーが実車の車間をうまく表現していると思います。
KATOカプラーはちょっと出っ張りすぎですよね・・・。(連結可能にするともっと間延びしてしまします。)
クハ816-1514(ライト非点灯)
分解と室内表現
分解するには、連結面側のボディ裾を広げ、画像のように連結面側の床板から外していきます。
(画像は分解手順を示すために分解途中で止めていますが、この状態は各パーツに無理な力が加わるためこの状態でほったらかしにせず、分解するか元に戻すかにしてください。)
分解しました。
車内にはロングシートパーツがセットされています。
床下機器は薄グレーではなく、実車の色味に近いダークグレーとなっています。
床下パーツは、床下機器を接着剤で取り付ける仕様となっていてパーツの共通化が上手くされています。
パッケージ
GMおなじみのビデオケース型パッケージです。
裏面には各種説明書きがされています。
パッケージ背表紙です。
<31577> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力付き)V1511編成
開封すると、黄色の注意書きと車両保護用のプチプチが敷かれています。
注意書きとプチプチを取り外すと、車両たちが現れます。
付属パーツは、KATOカプラーアダプター付きスカートとなっています。
車両ケースのウレタンを外すと、ステッカー、説明書、修理依頼票が封入されたビニールが現れます。
封入されているステッカーです。V1511編成とV1514編成で同じものが使われています。
<31578> JR九州817系1500番代(福北ゆたか線)2両編成セット(動力無し)V1514編成
付属品以外は(動力付き)セットとほぼ変わりませんが、(動力無し)セットもご紹介します。
開封すると、黄色の注意書きと車両保護用のプチプチが敷かれています。
注意書きとプチプチを取り外すと、車両たちが現れます。
付属パーツは、ドローバーホルダー付きスカート、ドローバー、KATOカプラーアダプター付きスカートとなっています。
車両ケースのウレタンを外すと、ステッカー、説明書、修理依頼票が封入されたビニールが現れます。
封入されているステッカーです。V1511編成とV1514編成で同じものが使われています。
試運転(YouTube)
それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。