マイクロエース 福岡市営 1000N系・初期更新車 をレビュー (MicroAce 品番:A7993)

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マイクロエース 福岡市営 1000N系・初期更新車 をレビュー (MicroAce 品番:A7993)



ポポンデッタより発売された福岡市地下鉄2000系の試運転にあわせ、マイクロエースの福岡市地下鉄1000系(以下2種類)の試運転をしましたので、ご紹介いたします。

  • マイクロエース <A7990> 福岡市営1000系・1次車・登場時 6両セット(01編成)メーカーHP 発売日:2017年12月 当センター1編成在籍
  • マイクロエース <A7993> 福岡市営1000N系・初期更新車 6両セット(02編成)メーカーHP 発売日:2017年12月 当センター1編成在籍


T所長
T所長

1000系は、1980年代の製造から車齢40年を迎えるため、2024年度~2027年度にかけて導入される後継車両に置き換えが予定されており、最後の活躍を見せています。




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フロントマスク・ライト



基本的な作りは、前回ご紹介した「<A7990>福岡市営1000系・1次車・登場時」と同じで、マイクロエースの造形も手慣れたものとなっています。
正面のお顔も1000系そのものといった感じで、車高やスカートの形状なども実車の雰囲気を良く出しています。

一方、ライトの点灯状態は今一つです。
行先表示は非常に明るく点灯するものの、ヘッドライト・テールライトがかなり暗めとなっています。



こちらは、ヘッドライトの点灯状態です。
色味は黄色で、画像では比較的明るく見えますが、肉眼でみると結構暗めです。

左が姪浜側の1503、右が福岡空港側1504です

左前面窓には、編成番号「02」が綺麗に印刷されており、福岡市営地下鉄の第2編成ということがわかります。


こちらがテールライトの点灯状態です。
やはり、行先表示が非常に明るい一方、テールライトは暗めです。(肉眼で見ると暗いです。)

左が姪浜側の1503、右が福岡空港側1504です





ヘッドライトとテールライトを交互に点灯させてみます。
やはり、どちらも行先表示は明るく、ヘッドライト・テールライトは暗めですね。

左が姪浜側の1503、右が福岡空港側1504です
左が姪浜側の1503、右が福岡空港側1504です





ヘッドライトが明るく映るように、シャッタースピードを遅くしました。
ただ、行先表示が異常な明るさとなり、テールライトへの光漏れも発生してしまいます。

左:[1503]、右:[1504]





こちらはテールライトの光がヘッドライトレンズから漏れてしまっています。。。

左:[1503]、右:[1504]

こちらの写真は、シャッタースピードを遅くしているため、ヘッドライトもテールライトも光漏れして見えますが、肉眼でみるとそもそも光が暗めなため、光漏れはほとんど目立ちません。(行先表示の明るさは肉眼でも目立ちます。。。)



登場時・更新時の比較



左が1次車・登場時の01編成(A7990)、右が初期更新車の02編成(A7993)です。

正面ガラスは、登場時の01編成が平面ガラス、初期更新車の02編成が曲面ガラス(※)となっています。
(※)02編成は、現在、正面ガラスは2分割型の平面ガラスに再改造されています。

登場時の01編成は、落成当初のワンマン表示のない姿となっています。


こちらは左が初期更新車の02編成、右が1次車・登場時の01編成です。
正面ガラスの形状と客室ドア左のワンマン表示の有無が違いとなっています。





各車ディテール


1503 [Tc](ライト点灯)



姪浜側の制御車[Tc]です。





1003 [M1]



MM'ユニットのMです。(編成中のM1)





1103 [M'1](動力車)



MM'ユニットのM'です。(編成中のM'1)

動力車ですが、モーターカバーにうまいこと床下機器が表現されています。

モーターカバーがしっかりとしたブラックで、床下機器がグレーのため視覚的に立体感があります。



1004 [M2]



MM'ユニットのMです。(編成中のM2)





1104 [M'2]



MM'ユニットのM'です。(編成中のM'2)

こちらはトレーラー車のため、動力車である1103の床下と比べると、やはり立体感がかなりありますね!(当然ですが・・・)




1504 [T'c](ライト点灯)



福岡空港側の制御車[T'c]です。





屋根上と床下機器を俯瞰



屋根上は比較的すっきりしていますが、先頭車の各種アンテナやパンタ周りの各種パーツもいい感じで表現されています。



床下パーツはグリーンマックスのようなパーツの組み合わせではなく、TOMIXやKATOのように、各車別に床下パーツが作りこまれています。




連結面貫通扉



姪浜側から2両目、4両目の福岡空港側の妻面には、貫通扉が設置されています。


こちらは手前から、2000系21編成(品番6034 2段帯仕様)、2000系23編成(品番6035 3段帯仕様)、1000系01編成(品番A7990 1次車・登場時)、1000N系02編成(品番A7993 初期更新車)です。また、左が姪浜側、右が福岡空港側です。



姪浜側から2両目で切り離します。



2両目妻面には貫通扉が設置されています。



3両目には貫通扉はありません。



こちらは、姪浜側から2両目、福岡空港側の妻面アップです。実車同様の色味で表現されています。

左:ポポンデッタ(6035)2009、右:マイクロエース(A7990)1001



ポポンデッタはガラスパーツがはめ込まれていますが、マイクロエースはガラスパーツのはめ込みはありません。

左:ポポンデッタ(6035)2009、右:マイクロエース(A7990)1001




屋根上比較



上から手前から、1000N系02編成(品番A7993 初期更新車)、1000系01編成(品番A7990 1次車・登場時)、2000系23編成(品番6035 3段帯仕様)、2000系21編成(品番6034 2段帯仕様)です。(右が福岡空港側です。)

1000系と2000系ではクーラーの形状が大きく異なっていますね。



試運転(YouTube)



それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。











それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





パッケージ



最後に、パッケージの状態をみていきます。
こちらも前回ご紹介した「<A7990>福岡市営1000系・1次車・登場時」とほぼ同じとなっています。


マイクロエース標準のブックケースとなっています。紙スリーブも最近のものと変わりありません。



紙スリーブの裏面です。
毎度のことですが、対象年齢の記載と、中国製との記載がされています。



紙スリーブの背表紙です



ブックケース本体の背表紙です。
マイクロエースでおなじみの、車両のお顔がのったラベルシールと、バーコードシールが貼られています。



ブックケースも、マイクロエース標準のものです。



ブックケースの裏側です。



開封すると、いつもどおり、プチプチ、説明書やシールの封入物一式、車両保護シートとなっています。
右下には実車写真が掲載された三角コーナーが差し込まれています。



プチプチをとると、説明書が見えます。



説明書など封入物一式の裏には、車両保護シートが見えます。
修理申込表も封入されています。



行先表示シールです。



説明書袋を取りました。
最後、車両保護用のシートが敷かれています。



車両保護シートを取ると、車両たちが現れます。
上から、1503[Tc]、1003[M1]、1103[M'1]、1004[M2]、1104[M'2]、1504[T'c]となっています。



車両ケース右下の付属パーツは、KATOカプラー交換用のアダプターとなっています。




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