TOMIX

TOMIX 485系 KIRISHIMA EXPRESS 3両編成 開封記録(品番:98469)



2022年3月、TOMIXよりJR九州の「みどり」ではない緑の485系が発売となりました。
今さらですが、開封記録を記載したいと思います。

  • TOMIX <98469> JR 485系特急電車(KIRISHIMA EXPRESS)セット メーカーHP 発売日:2022年3月 当センター1編成在籍


T所長

佐世保線のみどりではなく、日豊本線で活躍していた緑の485系です。。。





プロトタイプは1995年に登場した緑の485系



九州の485系といえば、赤いかもめに端を発した赤い485系ことRED EXPRESSが有名ですが、1995年から5年程度、緑一色の485系が存在していました。

メーカーHPより引用します。

「KIRISHIMA EXPRESS」は1995年に「にちりん」の運用区間のうち、宮崎~西鹿児島間が系統分離された際に誕生した特急「きりしま」に充当された専用車両で、緑色の車体色と先頭車化改造されたクモハ485形が特徴です。
2000年に特急「ひゅうが」が誕生、「きりしま」と共通運用となり車体色も変更されたため、緑一色の塗装は約5年間の短い姿となりました。

TOMIX HPより引用


山間部を走行するクハ481-200(KIRISHIMA EXPRESS)


TOMIXの485系きりしまセットでは、緑一色のきりしま塗装とされたDk6編成とDk7編成の車番インレタが収録されており、好みに応じていずれかの編成として楽しむことができます。
(私はコレクターなので、インレタは貼りたいですが、ぐっとこらえて貼りません。。。イメージで楽しむことにしています。)


Dk6編成

クモハ485-106モハ484-340クハ481-220



Dk7編成

クモハ485-107モハ484-341クハ481-219



時代設定として、九州新幹線開業前ですので、側面上部のレタリング(NISHIKAGOSHIMA-MIYAZAKI)も、西鹿児島(現:鹿児島中央)となっています。




ちなみに、緑一色のきりしま塗装は2000年に一度消滅するものの、2004年の九州新幹線開業時のダイヤ改正でDk9編成が緑一色のきりしま塗装として復活しました。

Dk9編成のクモハ485は0番台で、CP・MG搭載となり運転室後ろに機器室があるのが特徴で、この編成はマイクロエースから製品化されています。(TOMIXのクモハ485は100番台でありMG・CPは非搭載です。


Dk9編成

クモハ485-5モハ484-206クハ481-256

なお、Dk9編成はきりしま塗装の後、復活国鉄色となるとともに、波動用の大分車モハユニット(モハ485-196+モハ484-298)を組み込んだDo32編成となり、JR九州で最後まで現役で活躍した485となりました。



サイドビュー


クモハ485-100



485系落成当初、クモハ485という形式は存在しませんでした。
1984年ダイヤ改正で改造により誕生したのがクモハ485-0で、こちらは運転室後ろにMG・CP搭載のために機器室が設置されています。

TOMIXのきりしま塗装のプロトタイプは、1986年ダイヤ改正で改造により誕生したクモハ485は100とされ、3両編成を前提としたことからMG・CPは省略され、0番台に比べ客室スペースが確保されていることが特徴です。
(といっても、趣味的な面では機器室が特徴の0番台の方が興味をそそるのも事実です)

ということで、クモハ485-100の側面は、下の画像のとおりスッキリとしたものとなっています。


クハ481っぽい側面(行先方向幕の位置など細かな違いはありますが・・・)でありながら、床下は電動車だけあってにぎやかです。

床下機器として、ブロワ付主抵抗器が鎮座しており、音鉄の皆さんにとってはブロワ起動音はたまらないものがあるのではないでしょうか?



モハ484



こちらはクモハ485とペアを組む電動車のモハ484です。
交直流電車ということで、屋根上機器がにぎやかです。当初2パンタで落成しましたが、後に1基撤去され1パンタとなっています。


屋根上はもともと2パンタであったため、分散式冷房装置ではなく、AU71A形集中式冷房装置が屋根上中央に1基搭載されています。



クハ481-200



クハ481の200番台は当初貫通型でしたが、後に貫通扉が閉じられ現在の姿となっています。
MG・CPは床下に装備されています。



ディテール



画像はクハ481-200ですが、付属パーツの特急シンボルマークを取り付けていないので、少しマヌケな表情となっていますがご容赦を。。。

もともと貫通扉を装備していたため、300番台と比べると正方形に近い小ぶりなものとなっています。
画像ではパーティングラインが少し目立ちますが、肉眼でみるとそこまで気になりません。

1995年~のきりしま塗装の特徴は、スカートもグリーンとされている点です。
(九州新幹線開業後にきりしま塗装となったDl9のスカートはグリーン塗装はされていません。)




ヘッドライト点灯状態です。



テールライト点灯状態です。




走行風景を撮影



RED EXPRESSボンネットとのすれ違い風景です。
どちらも特急シンボルマークを付けていないので少しマヌケですがご容赦ください。。。

左:クハ481-0(RED EXPRESS)、右:クモハ485-100(KIRISHIMA EXPRESS)


左:クハ481-0(RED EXPRESS)、右:クモハ485-100(KIRISHIMA EXPRESS)




左:クハ481-200(KIRISHIMA EXPRESS)、右:クロ481-100(RED EXPRESS)


左:クハ481-200(KIRISHIMA EXPRESS)、右:クロ481-100(RED EXPRESS)


左:クハ481-200(KIRISHIMA EXPRESS)、右:クロ481-100(RED EXPRESS)




パッケージ



TOMIXハイグレード仕様の外スリーブです。



外スリーブの裏側です。



側面の商品表示です。



外スリーブを外すと、クモハ485-100を先頭としたKIRISHIMA EXPRESSのイラストが描かれています。



ブックケース裏面です。



ブックケース本体を開封しました。



開封すると、説明書・注意書・インレタが封入されています。



説明書をとると、車両たちが現れます。
上から、クモハ485-100、モハ484、クハ481-200となっています。



パーツポケットです。金色のパーツは特急シンボルマークです。
シンボルマークは、ユーザー取り付けでなくてもいいのではないかと思いますがねぇ。。。




試運転(10秒動画)



それでは、最後に試運転時の動画です。
10数秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。











それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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