2024年2月、若松線・香椎線で活躍する819系がグリーンマックスより発売となりました。
グリーンマックスの819系の初回製品化は2018年ですが、実車の改造と合わせて多くのバリエーションが展開せれているモデルとしても有名です。
今回、2024年2月時点でより現在の姿に近い形で4種の製品がリリースさておりますので、それぞれ見ていきたいと思います。
JR九州の若松線・香椎線で活躍している「GM <31785> BEC819系5300番代(香椎線)2両セット」(2024年2月発売)をみていきます!
グリーンマックス 819系 関連製品まとめ
これまでの製品化の状況 まとめ
今回発売の製品を含め、これまで発売された製品をまとめてみました!
(今回ご紹介する<31785>には、下表に黄色マーカーを引いております。)
2024年2月リリースの製品群
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
31783 | JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両編成セット(動力付き) (ZG107編成) | 18,200 | 20,020 | 2024.02 |
31784 | JR九州BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き) (ZG106編成+ZG005編成) | 30,000 | 33,000 | 2024.02 |
31785 | JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き) (ZG5303編成) | 18,200 | 20,020 | 2024.02 |
31786 | JR九州BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き) (ZG5308編成+ZG307編成) | 30,000 | 33,000 | 2024.02 |
以前のリリース製品群(生産終了品)
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
31583 | JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き) (ZG5311編成) | 17,100 | 18,810 | 2022.06 |
30486 | JR九州BEC819系(DENCHA・2番編成)2両編成セット(動力付き) (ZG002編成) | 17,100 | 18,810 | 2022.06 |
30487 | JR九州BEC819系300番代(香椎線・5番編成)2両編成セット(動力付き) (ZG305編成) | 17,100 | 18,810 | 2022.06 |
30945 | JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線)2両編成セット(動力付き) (ZG106編成) | 17,100 | 18,810 | 2020.10 |
30946 | JR九州BEC819系100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き) (ZG106編成+ZG107編成) | 29,300 | 32,230 | 2020.10 |
30906 | JR九州BEC819系300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き) (ZG301編成) | 17,100 | 18,810 | 2020.02 |
30907 | JR九州BEC819系300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き) (ZG302編成+ZG303編成) | 29,300 | 32,230 | 2020.02 |
30776 | JR九州BEC819系(DENCHA) 2両編成セット(動力付き) (ZG003編成) | 16,900 | 18,590 | 2018.12 |
30777 | JR九州BEC819系(DENCHA) 4両編成セット(動力付き) (ZG001編成+ZG004編成) | 28,600 | 31,460 | 2018.12 |
このように並べてみると、ちょっとずつ値上げされていますね。。。
ちなみに、2両18,000円のお値段は、2000年代前半のTOMIXのHGキハ58九州色4両セットとほぼ同じお値段なのですよ・・・
編成ごとの製品化状況 まとめ
819系は0番台(100番台・5100番台)が7編成、300番台(5300番台)が11編成の計18編成の所帯となっております。
18編成36両のマイナー車種でありながら、なんと0番台に至っては全編成、300番台でも11編成中7編成が製品化されており、一昔前の時代では考えられない製品化率となっております。
0番台・100番台・5100番台
編成 | GM製品化(品番) | 改造 | GM製品化(品番) |
---|---|---|---|
ZG001 | <30777(T車)> | — | |
ZG002 | <30486> | — | |
ZG003 | <30776> | — | |
ZG004 | <30777(M車)> | — | |
ZG005 | <31784(M車)> | — | |
ZG006 | ZG106(※) | <30945><30946(T車)><31784(T車)> | |
ZG007 | ZG107 | <30946(M車)><31783> |
(※)ZG106編成:2024年3月に「ZG5106編成」に再改造(自動列車運転装置の設置)
300番台・5300番台
編成 | GM製品化(品番) | 改造 | GM製品化(品番) |
---|---|---|---|
ZG301 | <30906> | ZG5301 | |
ZG302 | <30907(T車)> | ZG5302 | |
ZG303 | <30907(M車)> | ZG5303 | <31785> |
ZG304 | ZG5304 | ||
ZG305 | <30487> | ZG5305 | |
ZG306 | ZG5306 | ||
ZG307 | <31786(M車)> | ZG5307 | |
ZG308 | ZG5308 | <31786(T車)> | |
ZG309 | ZG5309 | ||
ZG310 | ZG5310 | ||
ZG311 | ZG5311 | <31583> |
なかでも、ZG106編成は3形態、ZG107編成は2形態、ZG303(ZG5303)編成は2形態の製品化となっています。
ZG106編成は、全て100番台時代での製品化ですが、ZG5106編成に再改造された今、今後も製品化されるのかもしれません。
もし、全て違う車番での製品化だとすると、18編成全て製品化できていることになります💦
GM 819系の最新モデルはこちらよりご購入いただけます。(2024年5月末現在)
JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
<31785> BEC819系5300番代(香椎線)2両セット の内容
実車と製品の特長をメーカーHPより引用します。
まずは、実車紹介です。
BEC819系は、JR九州が開発した世界初の交流による蓄電池車で、2016(平成28)年に登場しました。車両は817系に準じた仕様・性能を有し、併結運転も行なわれています。側面乗降扉の青と、クハの床下一杯に配置された青い蓄電池が特徴です。
グリーンマックス HPより引用
300番代は、2019(平成31)年の香椎線全列車BEC819系化に併せて増備された車両です。連結器や一部交流機器の形状変更、側面への乗降監視用カメラ設置が特徴となっています。
5300番代は自動運転対応装置を搭載しており、他の300番代と共に活躍しています。
次に、製品の特長です。
- 香椎線などで活躍するBEC819系300番代・5300番代
- 行先表示は選択式、特徴的な床下機器は専用パーツにて再現
- 車両番号、編成番号、JRマーク、各種ロゴ、各種標記は印刷済み
- 種別・行先表示、優先席表示、蓄電池注意表記は付属ステッカー(新規製作)からの貼付式
- 避雷器、交流機器は取付済み
- 列車無線アンテナ、信号炎管は一体表現
- ヘッドライト(白色)、テールライト(赤色)、前面種別・行先表示(白色)が点灯
- フライホイール付きコアレスモーター動力ユニット搭載
※商品の仕様は一部実車と異なる場合があります。
前回製品<31583>との違い
グリーンマックス HPより引用
- 車両番号の変更
- 新規製作のステッカーが付属
- 4両用車両ケース入り
最後に、セット内容です。
【ZG5303編成】
グリーンマックス HPより引用
< クモハBEC819-5303(M) クハBEC818-5303
ヘッドライト・テールライト
左にクモハBEC819-5303、右にクハBEC818-5303を並べ、ライト点灯状態を撮影します。
ヘッドライト点灯状態
テールライト点灯状態
ヘッドライト、テールライトともに綺麗に点灯します。
GM817系では行先表示器は非点灯でしたが、819系では点灯式となっています。
なお、今夏発売予定の新817系の行先表示器は点灯式に改良されるようです。
各車フロント・サイドビュー
クモハBEC819-5303(M)
サイドビュー俯瞰
フロントクローズアップ
ヘッドライト点灯
細かなレタリングも綺麗に印刷されています。
300番台は落成当初から連結器がゴツイ(電気連結器が両脇に追加)タイプとなっています。
テールライト点灯
サイドビュークローズアップ
逆サイド
クハBEC818-5303
サイドビュー俯瞰
フロントクローズアップ
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
床下蓄電池クローズアップ
床下の青く大きな蓄電池が印象的です。
サイドビュークローズアップ
逆サイド
GM 819系の最新モデルはこちらよりご購入いただけます。(2024年5月末現在)
JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
各車分解にて俯瞰
ボディと床板の分解
ボディと床板を分解
分解したまま裏返します
さらにひっくり返して反対側面を見ます
さらに転がして上から俯瞰
M車分解上の注意(コアレスモーターの脱落)
分解にあたって・・・
ボディと床板を分解する際に、M車の場合モーターカバーをつまんで、ボディを外していくかと思いますが、力加減に少し注意が必要です。
819系は、ガラスパーツの爪が強いのか、ボディと床板がわりと固めにハマっています。
なので、いつものように分解しようとすると・・・・
こんな風になりました💦
なんと、ダイキャストにハマっているコアレスモーター部がパカッと脱落したのです・・・
反対側からみても、ダイキャストからコアレスモーター部が脱落しているのがわかります💦
上の画像で、シルバーのダイキャスト部分と床下機器パーツとともに脱落しているコアレスモーター部の間に、黒いツメ(赤丸部分)が伸びているのですが、これがダイキャストにハマってコアレスモーターを保持しています。
反対側も同様、赤丸部分が黒いツメです。
コアレスモーター部分の爪を上から見てみるとこんな感じです。
(画像は<31784>クモハBEC819-5を分解したものです)
ダイキャストの内側の赤丸部分8ヶ所で止められているのがわかります。
コアレスモーター部分を無理に分解してしまうと、この黒いツメが折れてしまい、モーター部がダイキャストにハマらなくなってしまい、グリーンマックスに修理依頼をすることになってしまいます💦
今回、このツメは折れてなかったので、そのままそっとはめ込んで事なきを得ましたが、みなさんも分解する際は力加減に注意しましょう・・・
パッケージ
2両セットですが、4両用のブックケースでのパッケージングとなっています。
今まで、GMさんの2両セットはビデオケースタイプだったと思うのですが、変更になったのでしょうかね?
スリーブ裏側です。
パッケージ右側面の商品名などの表示です。
続いてスリーブ上側です。
スリーブを外しました。
ブックケース裏面です。
ブックケース本体を開封しました。
注意書き・説明書・修理依頼票・シールが封入されたビニールが見えます。
説明書等を取り外すと、車両保護用のプチプチが見えます。
GMさんの場合、動力付きのものは、ぷちぷちは2枚敷かれているようです。
ぷちぷちを外すと、車両たちが現れます。
4両用ブックケースに2両収納という仕様です。一応、もう2両収納できるように、ウレタンには切り込みが入っています。
ケース左下には、パーツポケットがあり、ドローバーホルダー付きスカートとドローバーが封入されています。
説明書袋を裏側から。こちらに修理依頼票とシールが封入されています。
シールを拡大。
私はコレクターなので、シールを付けたくても点けませんが、細かな文字も判読可能なレベルで印刷されており、印刷技術の高さに感動しますね!
GM 819系の最新モデルはこちらよりご購入いただけます。(2024年5月末現在)
JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
梱包状態
今回は「Joshin」さんの通販で購入しました。
届いた状態がこちらです。
段ボール反対側です。
段ボールを開梱しました。
今回発売の4セットとも同時購入です。
開梱後、中身を取り出しました。
このように、ビニールパッキングされています。
さすがに4セットをまとめてビニールパッキングされているため、下の2セットは多少動いているのかもしれませんね・・・
上には納品書が添付されております。
ビニールパッキングを取り外しました。
<31783>が一番下にあって、輸送時に少しずり動いているのかもしれませんが、以前の記事でご紹介した画像のとおり、特段スレやキズなどはついていません。
「Joshin」さんでは、梱包がビニールパッキングされるため、通常では大きなダメージは受けにくいものと思われます。
何度も利用させてもらっていますが、いつもしっかりした梱包で発送いただいております。
ということで、今回は819系ZG5303編成をご紹介しました。
あなたの車両区にも、電化非電化を問わず走行可能な819系を導入されてはいかがでしょうか?
GM 819系の最新モデルはこちらよりご購入いただけます。(2024年5月末現在)
JR九州BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系5300番代(香椎線)2両編成セット(動力付き)
JR九州BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両編成セット(動力付き)
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!