みなさん、GM811系について、こんなこと気になっていませんか?
- GM811系ってTNカプラーに交換できるって聞いたけど実際にどうなの?
- TNカプラーへの交換って難しいんじゃないのかな?
- TNカプラーを付けた前面の表情はどのようになるんだろう?
これらの疑問にお答えすべく、今回はGM811系中間先頭車のカプラーをTNカプラーへの交換しましたので、その様子をご紹介したいと思います。
この記事では、
- TNカプラーの交換で必要となる分解手順をわかりやすく説明
- TNカプラー交換後の先頭車の様子を公開
- カプラー交換後のカント付カーブレールの通過可否検証
しておりますので、
これからTNカプラーに交換してみたい方や、交換しようか迷っている方の参考にしていただく事ができます。
というか、私がTNへ交換してみたかったという、いつも通りの自己満記事となりますが、
ぜひ最後までお読みいただければと思います!
グリーンマックス 811系の中間先頭車について、ドローバーからTNカプラーに交換する方法を解説します!
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TNカプラーへの交換手順
それでは早速、811系中間先頭車のカプラーをTNカプラーに交換する手順を画像多めで解説したいと思います。
クハ810-104
まずは交換前のお顔。オリジナルのドローバー連結です。
スカートの中にはドローバーホルダーが取り付けられていますが、スカート開口が広くスカスカの印象です。
まずは、ボディと床板を分解します。
スカート装着部の拡大
スカート裏面にドローバーホルダー(黒いパーツ)が取り付けられています。
スカートパーツを取り外しました。
スカートは赤丸部分に取り付けられています。
取り外したあとの裏面です。
スカートパーツからドローバーホルダー(黒のパーツ)を取り外します。
ドローバーホルダーは、赤枠の部分に爪で引っ掛けて取り付けられていますので、スカートパーツの上からドローバーホルダーの爪を爪楊枝で押し出すと取れます。
裏面です。
それでは、交換するTNカプラー(JC25)の登場です。
白箱を開封して・・・
袋を広げて・・・
白箱の中に、TNカプラーが1つ封入されております。
袋から取り出した状態です。(裏面から撮影)
交換用のTNカプラー(JC25)を探してみる
TNカプラー(左)と、先ほど分解したスカートとドローバーホルダー(右)です。
TNカプラーとスカートパーツは、赤丸部分の構造が同じです。
TNカプラーを分解して並べます。
裏面です。
TNカプラーもスカートパーツも、赤枠の爪の構造が同じですので、画像右側のパーツ下回りを入れ替えて取り付けます。
左のTNカプラー台座にドローバーホルダーを取り付け、右のスカートパーツにTNカプラー本体を取り付けました。
裏面です。
TNカプラーを装備したスカートパーツを床板に取り付けます。
TNカプラーには胴受が表現されているため、スカート周りが賑やかになります。
ボディと床板を取り付けて作業完了!
スカート開口部は広めのままですが、胴受表現があるためドローバーホルダーの見た目よりメカニカルな印象となります!
賑やかなスカート周りの表現自体、私は好きなのですが、ダミーカプラーのスカートと比べたらどうでしょうか?
ダミーカプラーのクモハ810-104(左)と、TNカプラーのクハ810-104(右)を並べました。
並べると、全然違いますね。実車では胴受左右の部分は見えないため、ダミーカプラーのスカートパーツが正解です。
ちなみに、実車はこんな感じです。
TNカプラー装着後も、ダミーカプラー装着車と並べると違和感はありますが、TNカプラーを装備させた方がスカート周りが賑やかになるため、実車とは異なる表情ではありますが、カプラー交換後の満足感は高いです!
クモハ810-16
続いて、クモハ810-16のカプラーを交換します。
基本的にクハ810-104と同じ流れとなりますが、参考までに。
まずは交換前のお顔。オリジナルのドローバー連結です。
スカートの中にはドローバーホルダーが取り付けられていますが、スカート開口が広くスカスカの印象です。
まずは、ボディと床板を分解します。
スカート装着部の拡大です。
スカートパーツを取り外しました。
それでは、交換するTNカプラー(JC25)の登場です。
白箱を開封します。
TNカプラー1個がビニール袋に丁寧にくるまれております。
カプラーを取り出しました。
袋を広げて・・・
広げて・・・
こんなに大きな袋に包まれております。
ドローバーホルダー付きスカート(左)と、取り出したTNカプラー(右)です。
裏面です。
それぞれ分解しました。爪楊枝で上からツメを押し出すと取れます。
それぞれの下回りを交換して装着しました。
TNカプラーを装着したスカートと、これから取り付ける床板の並びです。
床板に装着しました。
ボディを持ってきて・・・
作業完了となります!
TNカプラーのクモハ810-16(左)と、ダミーカプラーのクハ810-16(右)です。
実車では胴受左右の部分は見えないため、ダミーカプラーのスカートパーツが正解ですが、TNカプラーを装備させた方がスカートのスカスカ感が低減されるので、カプラー交換後の満足感は高いです!
TNカプラーのクモハ810-16
ダミーカプラーのクハ810-16
おまけ:ドローバーの取り付け
GM811系には、付属パーツとしてドローバーも封入されておりますが、今回は別途調達したパーツを使ってみます。
今回は以前、東京に行った際に「PartsProShop秋葉原店」で購入したものを使いたいと思います。
こちら、以前東京に行ったときに、グリーンマックスザストア「Parts Pro Shop 秋葉原店」で購入したドローバーです。
密連型ドローバーで、電連付と電連なしが1つずつ入っております。
パーツ裏面です。
ドローバーをサクっとランナーから切り離します。
切り離したドローバーを、ドローバーホルダー付き車両の取り付けます。
こんな感じで、左のクモハ810-16<品番:50758>と右のクハ817-3007<品番:31902>に装着いたしました。
東京の方は、ちょっと足をのばせばGMストアでいろんなパーツを入手できて羨ましいっすね。
私はめったに東京に行くことがないので、東京に行くときはなるべくGMストア、ホビーセンターKATO、トミックスショールームなど、回れるならルートに組み込みたいものです。。。
TNカプラー交換後の走行条件
スカートへの干渉状況
TNカプラーは伸縮機構があり、大きく左右に振れる構造となっております。
811系のスカートとの干渉状況を確認してみます。
カプラーを正面に向けた状態です。
カプラーを左によせた状態です。
ドローバーホルダー付きスカートには干渉することなく首を振っております。
続いてカプラーを右によせた状態です。
当然ですが、ドローバーホルダー付きスカートには干渉することなく首を振っております。
ドローバーホルダー用スカートの開口部の広さがあれば、TNカプラーの首振りにも対応できました。
ただ、結構ギリギリですので、ダミーカプラー用スカートの狭い開口部だと、TNカプラーの首振りへの対応が難しそうです。(カーブでカプラーがスカートにぶつかると思います。)
カント付きカーブレールの走行
続いて、TNカプラーの場合にカーブ走行に影響するのか検証してみます。
まずは、直線での連結状態の比較です。
ドローバー
ドローバー連結でもそこまで違和感のある連結面間隔ではなさそうですが・・・
TNカプラー
TNカプラーに交換した途端に一気に実感的な連結面間隔となりました!
続いてTOMIX製のカント付きカーブレールの最小半径C280(ワイドPCカーブレールC280-45-WP)での走行を検証してみます。
ドローバー
ドローバーは伸縮しませんが、TOMIXカント付最小半径でも問題ありません!
TNカプラー
直線区間で実車に近い狭さの連結面間隔を実現しながら、伸縮機構を搭載することでTOMIXカント付最小半径カーブのC280でも余裕のクリアランスで通過できます!
カプラー交換前後の比較
それでは最後に、中間先頭車のカプラーをTNカプラーに交換した後の姿をまとめとしてご覧ください。
PM104編成
左:クモハ810-104(ダミーカプラー)、右:クハ810-104(TNカプラー)
ヘッドライト点灯(中間先頭車のクハ810-104は非点灯)
テールライト点灯(中間先頭車のクハ810-104は非点灯)
【おまけ】左:クモハ810-104、右:クハ810-104
PM16編成
左:クモハ810-16(TNカプラー)、右:クハ810-16(ダミーカプラー)
ヘッドライト点灯(中間先頭車のクモハ810-16は非点灯)
テールライト点灯(中間先頭車のクモハ810-16は非点灯)
TNカプラー装備車はスカート開口部など実車とは異なりますが、2段電連装備のTNカプラーがとても良い感じを醸し出しております。
TNカプラーによるPM104編成とPM16編成の連結
左:クハ810-104、右:クモハ810-16となります。
非常に実感的な連結面です。
実車さながらの連結面間隔はTNカプラーの大きな魅力でもありますので、GM811系をお持ちの方は、TNカプラーへの交換をお楽しみいただければと思います!
ということで、今回はGM811系の中間先頭車について、TNカプラーへの交換方法を解説しました。
交換用のTNカプラーをお探しの方や、GM811系を増備されたい方は、以下リンクも参考にどうぞ。
交換用のTNカプラー(JC25)を探してみる
グリーンマックス 811系 を探してみる
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クモハ810-6 | モハ811-6(M) | サハ811-6 | クハ810-6 |
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クモハ810-104 | モハ811-104 | サハ811-104 | クハ810-104 | クモハ810-16 | モハ811-16(M) | サハ811-16 | クハ810-16 |
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!
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