KATO

KATO 381系 ゆったりやくもノーマル編成 レビュー(カトー 10-1452)



現在、381系で運行されている特急「やくも」は、2024年春以降に273系に置き換えられる予定となっており、いよいよ元祖振り子電車の381系にも引退の時が迫ってきました。


前回に続き、当車両センターに在籍している381系ゆったりやくもノーマル編成(KATO:10-1452)を見ていきたいと思います。


なお、実車紹介と381系ゆったりやくもパノラマ編成(KATO:10-1451)については、こちらの記事に記載していますので、よろしければご覧ください。

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2023年3月発売予定の「やくもリニューアル編成」



「ゆったりやくも」仕様に改装される前は、グレーの車体色にグリーンとイエローの帯を巻いた塗装のやくもリニューアル編成となっており、2023年3月にKATOより新製品として発売される予定です。

メーカーHP
新商品(やくもリニューアル編成)の詳しい仕様や編成例をご確認いただけます
 10-1777 381系 「やくも」 (リニューアル編成) 6両基本セット
 10-1778 381系 「やくも」 (リニューアル編成) 3両増結セット


こちらの塗装は実物を見たことがありませんが、コレクションとしては加えたい製品です。先日、ついつい予約をしてしまいました。。。



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今回紹介する製品です。

パノラマ編成はこちらです。



2023年3月新発売のやくもリニューアル編成です。




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製品レビュー



ゆったりやくもノーマル編成は、2018年に発売されたパノラマ編成に続き、2019年に製品化されました。

2019年当時、若干Nゲージ購入を控えていたこともあり、ノーマル編成の導入は見送っていましたが、2022年に381系の273系への置き換えが発表されると、やはり手元に残しておきたい・・・という思いになったんです。

ですが、パノラマ編成の再生産がアナウンスされるも、ノーマル編成については音沙汰無し・・・。品薄状態で入手するのに苦労しました。



なんとか在庫のあるお店を見つけて購入することができましたが、一部ネットの在庫は定価を大幅に超える価格設定がされているものもありました。

納得済みで定価以上で購入されるのであれば構いませんが、意図せず高値購入とならないよう、みなさまも在庫を探される際は、お店の価格設定に十分注意されてください。



前置きが長くなりましたが、早速みていきたいと思います。



パッケージ開封



まずは、パッケージ外観から。
KATO標準のブックケースとなっています。



紙スリーブの裏側です。

リサイクルマークの上あたりに、白い斑点が見えますね。。。

よーく見てみると、ホコリのようなものが付着しています。
実はコレ、カビなんです。まだ購入してから1年たちませんが、恐らく最初からカビていたのでしょう。


この程度のカビであれば、消毒用エタノールを含ませたティッシュでけササっと拭けば、綺麗に取り除くことができます。

カビ取りの際、カビを周りに広げないようにカビを拭いたティシュの使いまわしはNGです。
目に見える箇所を拭き取ったら、その他の箇所も新たに消毒用エタノールを含ませたティッシュで丁寧に拭いていきます。

(水拭きではカビの殺菌はできません。再発防止のためにも、消毒用エタノールが使える素材の場合は消毒用エタノールで殺菌しておくことをお勧めします。)

KATOとMicroAceの紙スリーブの表面は、消毒用エタノールで拭いてもほとんど色落ちしません。

一方、TOMIXの紙スリーブは、消毒用エタノールで強く拭くと、結構な確率で色落ちしてしまいますので、カビとりをする際はやさしく拭いてあげるなど注意が必要です。

また、2000年代半ばのKATOの紙スリーブ(さわると若干ベタベタ感のあるタイプ)も色落ちする可能性があるため注意してください。




カビ取りには、こちらのスプレータイプの消毒用エタノールを重宝しています。

交換用のボトルタイプはこちらです。


表面コーティングされていない紙素材(紙スリーブの裏側など)に消毒用エタノールを使うと、消毒用エタノールに含まれる水分により紙素材がふにゃふにゃにふやけてしまいます。

どうしてもカビとりする必要がある場合は、水分を含んでいない「無水エタノール」を使うようにしてください。
私もMicroAceの紙スリーブ内側に発生したカビなど、表面コーティングされていない紙には無水エタノールを使っています。

表面コーティングされていない紙素材には「無水エタノール」を使ってください。

使い切りやすい100mlタイプもあります。






ブックケースの背表紙です。紙スリーブ裏面にうっすらカビを発見したため、紙スリーブは除菌に回しています。



車両ケース本体です。



こちらが開封したところ。
説明書が見えます。



説明書を取ると、車両保護用のプチプチが見えます。



車両保護用のプチプチをはずすと、車両たちが見えてきます。

上から、
●クロ381-132(元クハ381-132)
●サハ381-224(元サロ381-224)
●モハ380-72
●クモハ381-509(元モハ381-72→クモハ381-9)
●モハ380-586(元モハ380-86)
●モハ381-86
●クハ381-112
となっています。


改造車が多く、マニアにはたまらない編成です。
特に、クモハ381-509はたまらないですよね!




左上にはパーツコーナーがあります。


パノラマ編成の付属品は「トレインマーク変換用ドライバー」のみでしたが、ノーマル編成の付属品は少しにぎやかになっています。

① クモハ381-509用「二段電連付ダミーカプラー+スカート」
② クハ381-112用「連結用カプラー」
③ モハ380-586用「貫通路カバー」
④ トレインマーク変換用ドライバー

この4つがパーツ袋に封入されています。

上のパーツ袋を裏返したところ。貫通路カバーがよく見えます。


①を使うと、二段電連付ダミーカプラー+開口部少な目のスカートにより、ノーマル4両で運転する際のクモハ381-509の表情がグッと引き締まります。

②と③を使うと、パノラマ車両を含む9両編成の再現が可能となります。


なお、ノーマル4両+増結3両で運転するのであれば、これらのパーツを使わずともReady to Go状態です!




付属のシールです。
各行先は拡大すれば読める精度です。(判読可能な形での撮影が難しかったので、こちらでご勘弁を・・・)



説明書を裏返すと、Assyパーツ一覧表となっています。

右下を見ると、2019年ロットであることがわかります。



サイドビュー



それでは、各車両のサイドビューです。

クロ381-132(元クハ381-132)


サハ381-224(元サロ381-224)


モハ380-72


クモハ381-509(元モハ381-72→クモハ381-9)


モハ380-586(元モハ380-86)


モハ381-86


クハ381-112


原型に近く、先頭部屋根上のホイッスル、車番はプレートではなく切り抜き文字で再現されています。






ライトチェック



外観チェックの次は、ライトチェックをしていきます。


ヘッドライト、方向幕、LED愛称幕ともに綺麗に点灯してくれます。
左からクハ381-112、クモハ381-509、クロ381-132です。


テールライトも美しく点灯してくれますね。
左からクハ381-112、クモハ381-509、クロ381-132です。





ギャラリー


編成画像



クロ381-132(左)を最後尾にカーブを走行するノーマル編成。
右はパノラマ編成のクロ380-7です。



クハ381-112(右)を先頭にカーブを走行する付属編成+ノーマル編成。
左はパノラマ編成の最後尾クハ381-142です。



クモハ381-509(右)を先頭にカーブを走行するノーマル編成。赤いスカートと貫通扉が目を引きます。
左はパノラマ編成の最後尾クハ381-142です。

381系といえば、やはりカーブでの振り子ですよね。

カント付きレール+KATO車体傾斜装置付きなので、とても実感的なカーブ走行を表現することができます。




KATOゆったりやくもの共演。
左がノーマル+増結編成、右がパノラマ編成です。


ノーマル、パノラマ先頭部
左がノーマルのクロ381-132、右がパノラマのクロ380-7です。


手前がパノラマ編成(クハ381-142)、奥がノーマル編成(クハ381-112)です。
ぱっと見同じですね・・・

奥のノーマルは原型に近く、屋根上ホイッスル未撤去、車番の切り抜き文字ですが、近くで見ないとわかりません・・・




ディテール



上からクロ381-132、クモハ381-509、クハ381-112です。
屋根上はシンプルです。原型に近いクハ381-112のみホイッスルがついています。


同じく、上からクロ381-132、クモハ381-509、クハ381-112です。



見どころの中間連結部です。(上はパノラマ編成です)



381系は自然振り子であり、空調関係も床下に設置されているため、屋根上はガーランドベンチレーターのみですっきりとしています。
(上がパノラマ編成、下がノーマル編成+増結編成)




走行シーン



つたない動画ですが、よろしければごらんください。

ノーマル+増結編成のみの試運転


パノラマ編成との共演




まとめ



KATOさんのゆったりやくもは、誰がどうみても381系と思える非常によい仕上がりとなっています。
後付けパーツも少なく、ノーマル+増結編成であれば、購入後即楽しめます!

付属パーツを使えば、パノラマ編成と組み合わせて多客期の9両編成が再現できるのも魅力的です


TOMIXやKATOのカント付きレールで走らせてあげると、車体傾斜装置と相まって、ニヤニヤするほどの実感的な走行シーンを楽しむことができます。


いよいよ有終の美を迎えようとする381系。
実際に引退となると、とても寂しいと思いますが、模型の世界では永遠にその姿の眺めることができます。

381系ファンの方や、山陰特急ファンの方は、是非そろえておきたい一品かと思いますが、今のところ、ノーマル編成(10-1452)は品薄状態が続いています。

地道に販売店を探されるか、中古で購入されるか、次回再生産を待つなど作戦を練って導入されてはいかがでしょうか?
新品で定価以上で販売しているお店もあるようですので、意図せず高値購入とならないようにだけ注意されてください。



今回は、以上となります。
最後までお読みくださりありがとうございました。





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今回紹介した製品です。

パノラマ編成はこちらです。



2023年新発売のやくもリニューアル編成です。

新商品の詳しい仕様や編成例などは、メーカーページからご確認いただけます。
 10-1777 381系 「やくも」 (リニューアル編成) 6両基本セット
 10-1778 381系 「やくも」 (リニューアル編成) 3両増結セット




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