MicroAce

マイクロエース 西鉄5000形(5104F)3両セット レビュー(品番:A6657)2021年5月ロット



今回も、今さら感が満載ですが、2021年5月発売のマイクロエース西鉄5000形をレビューします!

2024年7月現在、5000形は引退の動きが続いており、今後9000形の増備により完全に置き換えられるようです。

今回、5000形の最初期車の5104Fのご紹介となりますが、実車のほうは残念ながら2022年2月に運用離脱、その後廃車となっております。

去り行く車両たちと繋がれるバトン

モ5104(左)と並ぶモ9110(右)

私が幼少の頃は、600形、700形、1000形、2000形、5000形が主力として活躍しており、平成に入り8000形が新造され、2000年頃までこれらの車両たちは主力として活躍しておりました。

その後、1000形が特急塗装に復活され引退の花道を飾ったのに続き、700形・600形がひっそりと引退、ついには2000形も旧社紋が復活され引退の花道を飾り、ついには8000形も旅人から通常塗装に戻されラストランを飾っております。

気付けば、私が慣れ親しんだ車両たちも、ついには5000形のみとなり、その5000形も引退のカウントダウンが始まっており寂しい限りではありますが、最後まで元気に活躍してくれることを祈っております。

そして、新たな車両たちがこれら名車の意思をついでいくことでしょう・・・



と、感傷に浸るのはこの辺にして、早速みていきましょう!

つい最近まで最後の活躍をしていた「マイクロエース <A6657> 西鉄5000形(5104F)3両セット」(2021年5月発売)をみていきます!



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マイクロエース 西鉄5000形 これまでの発売履歴

現行製品(2021年5月発売)

品番品名税抜価格税込価格発売時期
A6657西鉄5000形 3両セット (5104F)15,00016,5002021.05
A6658西鉄5000形 4両セット (5008F)18,40020,2402021.05
メーカーHPより引用

2021年5月の製品化では、上記の2種類となっております。
残念ながら、2024年7月時点でこれらの編成は廃車済みとなっております。

今回は、最初期車(5101F~5104F)で最後まで生き残っていた5104F(A6657)のご紹介となります。

西鉄5000形 5008F 4両セット(A6658)の記事はこちら


以前のリリース製品群(前回生産品)

品番品名税抜価格税込価格発売時期
A6650西鉄5000形 第2編成・登場時(黄帯) 3両セット (5102F)14,50015,9502013.05
A6652西鉄5000形 旧社紋 4両セット (5005F)16,60018,2602013.05
A6655西鉄5000形 新社紋 3両セット (5112F)13,20014,5202010.12
A6656西鉄5000形 新社紋 4両セット (5010F)15,20016,7202010.12
メーカーHPより引用

これらの製品群のうち、2013年5月に発売された5102F、5005Fは、先頭部ヘッドライトケースが丸形の原型ライト仕様となっていました。

なお、いずれも既に発売から10年以上が経過しておりますので、新品入手は難しいです。
どうしても入手されたい方は、ヤフオクやメルカリなどで、状態をしっかり確認されて購入する、という方法もあります。



<A6657> 西鉄5000形(5104F)3両セット の内容

T所長
T所長

実車と製品の特長をメーカーHPより引用します!

実車紹介

製品の特長


概観をざっくり俯瞰


サイドビューを俯瞰 [← 福岡(天神)|大牟田 →]
上から、ク5504、モ5304(M)、モ5104です。


サイドビューを俯瞰 [← 大牟田|福岡(天神) →]
上から、ク5504、モ5304(M)、モ5104です。


上から俯瞰 [← 福岡(天神)|大牟田 →]
上から、ク5504、モ5304(M)、モ5104です。


床下側から俯瞰 [← 福岡(天神)|大牟田 →]
上から、ク5504、モ5304(M)、モ5104です。


フロントマスク・ヘッドライト・テールライト

左右非対称の特徴的な先頭部


両先頭車を正面から

左:モ5104、右:ク5504

2020年の前面Hゴム黒色化が再現されております。5104Fは2023年2月までの活躍でしたので、晩年に黒色化されたことになります。


先頭車連結面側妻面より

左:モ5104、中:モ5304、右:ク5504
左:モ5104、中:モ5304、右:ク5504


ヘッドライト点灯状態

左:モ5104、右:ク5504


テールライト点灯状態

左:モ5104、右:ク5504

行先表示がかなり明るいですが、ヘッドライト・標識灯、テールライトは綺麗に点灯しています。

2000形と並べてみる

5000形モ5104(A6557)と2000形ク2021(A1897)との並びです

フロントマスク・ヘッドライト点灯
当たり前ですが、お顔が全く異なります。

左:A6557_モ5104、右:A1897_ク2021
左:A6557_モ5104、右:A1897_ク20211
左:A6557_モ5104、右:A1897_ク2021


先頭車連結面側妻面より
屋根のRが同じ構造であり、妻面ユニットサッシも同じ外観。連結面からみると、色違いだけに見えてしまいます。

左:A6557_モ5104、右:A1897_ク2021
左:A6557_モ5104、右:A1897_ク2021
左:A6557_モ5104、右:A1897_ク2021


各車フロント・サイドビュー


モ5104

サイドビュー俯瞰


サイドビュークローズアップ


乗降扉左車端部の製造銘板

製造銘板の文字はさすがにクリアに判読できませんが、恐らくこんな記載なのかと…(違ってたらゴメンナサイ)

形  式   モ5000
定  員   140人
自  重   35.0瓲
製造年月   昭和50年9月
製 造 所   川崎重工

形式は、本来はモ5000ですが、画像を見る限り「ク5000」に見えます。
また、自重も「35瓲(トン)」ではなく、ク5000の「28瓲(トン)」と記載されているようにも見えます。
極小世界の誤植かもしれませんね。


乗降扉上の弱冷房車ステッカー

乗降扉上のステッカーは、拡大すればなんとか判読できそうです!(後発の西鉄2000形 [A1896、A1897] の方が、印刷はクリアな印象です。)

この車両は冷房を弱めにしています。(冷房使用時)
Mildly Air-conditioned Car


旧社紋にかえ追加されたCIロゴ


乗降扉の左右にある車番と検査票(検査票の外枠はレタリングで表現)


車番


検査票

モ5104の検査票の外枠は、レタリングで表現されております。
検査票の文字も「18.10、15.3、筑紫工場」と書いてあるようです?(間違ってたらゴメンナサイ)
この大きさで判読可能なところがすごいですよ!


逆サイド


フロントクローズアップ


ヘッドライト点灯


非対象曲面ガラスのハマリも良いです


テールライト点灯


曲面ガラスのハメコミはとても良いです。
ただ、ライトケースが若干浮いているように見えます。もう少しハメコミ精度がよければ・・・ね。


西鉄では8000形まで採用されていたトムリンソン式連結器


モ5304(M)

サイドビュー俯瞰


サイドビュークローズアップ


乗降扉左車端部の製造銘板

製造銘板の文字はさすがにクリアに判読できませんが、恐らくこんな記載なのかと…(違ってたらゴメンナサイ)

形  式   モ5000
定  員   150人
自  重   36.0瓲
製造年月   昭和50年9月
製 造 所   川崎重工

こちらはちゃんと”モ”5000と印字されているようですw


乗降扉の左右にある車番と検査票(検査票の外枠はレタリングで表現)


屋根上よりパンタ部を俯瞰


逆サイド


ク5504

サイドビュー俯瞰


サイドビュークローズアップ


乗降扉左車端部の製造銘板

製造銘板の文字はさすがにクリアに判読できませんが、恐らくこんな記載なのかと…(違ってたらゴメンナサイ)

形  式   ク5000
定  員   140人
自  重   28.0瓲
製造年月   昭和50年9月
製 造 所   川崎重工

こちらはちゃんと”ク”5000と印字されているようです。モ5104の製造銘板のみ”ク”と誤植だったのでしょうか・・・💦


乗降扉の左右にある車番と検査票(検査票の外枠はレタリングで表現)


逆サイド


フロントクローズアップ


ヘッドライト点灯


テールライト点灯


先頭部屋根上の検電アンテナ


パッケージ


マイクロエースのブックケースは、メーカー出荷時にスリーブ保護用ビニール(※)がかけられています。

※ 販売店によっては店頭陳列時や通販発送時にビニールを取り外している場合もありますので、購入時に必ずビニールで保護されているとは限りませんのでご了承ください。


スリーブ保護用ビニールを外しました。


スリーブ裏側です。


スリーブを外しました。


ブックケース裏面です。


商品名などの表示です。


ブックケース本体を開封しました。
プチプチ、帯、説明書・カプラー交換の方法・修理申込票・シールが封入されたビニール袋、車両保護用ビニールが見えます。


ぷちぷちと帯をとりました。


説明書等が封入されたビニール袋をとると、車両保護用ビニールがかけられています。


車両保護用ビニールを取ると、車両たちが現れます。
上から、ク5504、モ5304、モ5104です。


2024年2月発売の西鉄2000形 [A1896、A1897 ] とは、収納の向きが逆(5000形は大牟田寄りが右、2000形は大牟田よりが左)となっております。


説明書等が封入されたビニール袋を裏返すと、カプラー交換の方法、修理申込票とシールが封入されていることがわかります。


封入されているシールです。


シールを拡大
「快急 福岡(天神)」「直行 二日市」という、2010年3月まで運用されていた今は亡きレアな行先表示が含まれております。
また、お正月に掲げられる「初詣号」のヘッドマークも収録されております。



ということで、今回は2023年2月に引退した西鉄5000形5104Fをご紹介しました。


2024年7月現在、新品在庫での入手は難しいですが、ヤフオクやメルカリでは見つかるかも・・・

西鉄5000形は、Amazon・Yahoo・楽天では品切れ、若しくは定価以上の販売となっています。これらのサイトで「在庫あり」でご購入される場合、価格設定に注意が必要です!

5000形はまだまだ活躍中の編成もありますので、例えば、5140Fなど後期車も製品化されるといいですよね!


なお、2024年2月に発売された2000形は、まだ在庫のあるお店も見受けられます。(2024年7月時点)いずれ在庫は掃けていくと思いますので、新品で入手されたい方はお早めに購入されることをおすすめします!


それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!


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