KATOの883「ソニック」リニューアル車 (AO-3編成)が入線しましたので、ご紹介します。
T所長
883系リニューアル編成としては3番目の製品化となります。
当初から7両で製造されたグループです。
883系1000番台組込リニューアル編成AO-18編成はこちら
KATO
2025/3/24
KATO EF81-500 JR貨物色 レビュー(品番:3022)2001年ロット
2025年3月のダイヤ改正をもって、ED76やEF81など国鉄形電機が定期運用離脱となり、最後の銀釜であるEF81-303はTVなどでも大きく報道されておりましたね。ところで、銀釜ほど目立つ存在ではありませんが、つい最近まで活躍していたEF81-500の存在をご存知でしょうか? EF81-500は、JR発足後の1989年に日本海縦貫線の輸送力増強用に登場した比較的若いカマ(といっても製造後36年が経過していますが・・・)で、501、502、503の3両が製造されました。その後2013年に3両とも門司機関区 ...
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KATO
2025/3/15
KATO EH500 3次形 トラクションタイヤの交換(品番:3037-1)2010年ロット
今回は、先日ご紹介した KATO EH500 3次形(品番:3037-1)2010年ロット の続報となります。 中古で入手したこちらの車両、パーツは未使用未開封、車両本体に傷や塗装乱れもなく、良品を入手できてよかった・・・と思った矢先、なんと、動力台車の片側に、本来装着されているはずのトラクションタイヤがないではありませんか・・・!!! ということで、今回は KATO EH500 について、トラクションタイヤの取り付けのために分解整備をしていきます。 この記事を読んで頂きたい方 KATO EH500 の動 ...
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KATO
2025/3/2
KATO EH500 3次形 レビュー(品番:3037-1)2010年ロット
少々古い製品となりますが、KATO EH500 3次形(品番:3037-1)2010年ロットを入手しましたので、ご紹介したいと思います。なお、当車両センターの車両導入は、基本新製導入(新品購入)を原則としていますが、現時点で新品市場在庫は見当たらないため、他社引退車両の譲渡(中古市場)からの導入となっております。 こちらの記事では、KATO EH500 3次形 のレビューをご紹介するとともに、コレクターとして中古市場で購入する場合の留意点を解説していきます。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では ...
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KATO
2025/2/14
KATO サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州> レビュー(品番:4245-3)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州のうち、増結予備車であるサハ787-110をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>」(2024年7月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/kato_10-1540_lot202407 ...
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KATO
2025/2/12
KATO 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット(BO104編成)レビュー(品番:10-1541)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州4両セット(BO104編成ベース)<品番:10-1541>をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <10-1541> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 4両セット(BO104編成)」(2024年7月発売)を見ていきます! https://n-gauge.f ...
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KATO
2025/2/11
KATO 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット(BM13編成)レビュー(品番:10-1540)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州7両セット(BM13編成ベース)<品番:10-1540>と、増結用サハ<4245-3>をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器、2023年の西九州新幹線開業後の「リレーかもめ」「かささぎ」行先表示シール」など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> ...
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GreenMax
2024/11/17
グリーンマックス JR九州817系3000番代 6両編成セット(VM3001編成+VM3007編成)レビュー(品番:31902)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31902>の2編成(VM3001編成+VM3007編成)連結の6両セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31902> JR九州817系3000番代 6両編成セット(VM3001編成+VM3007編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31900_lot202408/ 動力付 ...
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GreenMax
2024/11/14
グリーンマックス JR九州817系3000番代 増結3両編成セット(VM3009編成)レビュー(品番:31901)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31901>の3両増結セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31901> JR九州817系3000番代 増結3両編成セット(VM3009編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31900_lot202408/ 動力付き基本セットはこちら ブログランキングに参加しております。よ ...
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GreenMax
2024/11/12
グリーンマックス JR九州817系3000番代 基本3両編成セット(VM3005編成)レビュー(品番:31900)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31900>の3両基本セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31900> JR九州817系3000番代 基本3両編成セット(VM3005編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31901_lot202408/ 動力なし3両増結セットはこちら ブログランキングに参加しております ...
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GreenMax
2024/10/1
グリーンマックス 811系中間先頭車 TNカプラーへの交換手順をわかりやすく解説
みなさん、GM811系について、こんなこと気になっていませんか? GM811系ってTNカプラーに交換できるって聞いたけど実際にどうなの? TNカプラーへの交換って難しいんじゃないのかな? TNカプラーを付けた前面の表情はどのようになるんだろう? これらの疑問にお答えすべく、今回はGM811系中間先頭車のカプラーをTNカプラーへの交換しましたので、その様子をご紹介したいと思います。この記事では、 TNカプラーの交換で必要となる分解手順をわかりやすく説明 TNカプラー交換後の先頭車の様子を公開 カプラー交換後 ...
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製品レビュー
パッケージ開封
パッケージはKATO標準のブックケースとなっています。
紙スリーブ裏側も、特に変化はありません。
ブックケースの背表紙です。右側には税抜き定価が記載されています。
なお、税込定価は23,100円、同じリニューアル車の10-288(中間車が885系と同じ1000番台)は税込定価が21,670円でしたので、6.5%ほどの値上げとなっています。(10-1475 883系3次車は税込定価が22,330円、じわじわ値上げされてます。)
紙スリーブを外しました。
中身はいたって普通のKATO標準の車両ケース仕様となっています。
こちらが開封したところ。
説明書とシールが封入されたビニール袋が見えます。
説明書の裏側です。
Assyパーツ一覧となっています。
説明書袋を外すと、車両たちが現れます。
車両保護用のプチプチで保護されています。
上から、クロハ882-3、サハ883-203、モハ883-203(M)、サハ883-103、モハ883-103、サハ883-3、クモハ883-3となっています。
ウレタンの左上には、パーツポケットがあります。
パーツって何かというと・・・
グレーのパーツは電話アンテナと列車無線アンテナ、青のパーツは先頭車前面バンパーとカプラーカバーとなっています。
裏返すと、バンパーとカプラーカバーが良く見えます。
行先表示シールです。
バイザーシールまでついています。この大きさのシールを切って貼り付けるのは至難の業かと・・・
サイドビュー
各車両のサイドビューをみていきます。
813系(1000番台以降を除く)と同様、883系(1000番台を除く)のパンタ搭載車が付随車(クロハ、サハ)というのも面白いです。
クロハ882-3(1号車)
サハ883-203(2号車)
モハ883-203(M)(3号車)
サハ883-103(4号車)
モハ883-103(5号車)
サハ883-3(6号車)
クモハ883-3(7号車)
ライトチェック
まずは、ヘッドライトの確認です。
左から、クモハ883-3(7号車)、クロハ882-3(1号車)となっています。
フォグレンズが実感的な黄色系の色調で表現されている、とのことです。
確かに、今までの色味と違うのかも・・・
次はテールライトです。
左から、クモハ883-3(7号車)、クロハ882-3(1号車)です。
ヘッドライトとテールライトの点灯状態です。
左から、クモハ883-3(7号車)、クロハ882-3(1号車)です。
クモハ883-3のヘッドライトです。いいですね!
クロハ882-3のヘッドライトです。
うん、こちらもいいです。
編成
クモハ883-3を先頭とする編成
クモハ883-3を最後尾とする編成
クロハ882-3を先頭とする編成
クロハ882-3を最後尾とする編成
カーブ走行
クロハ882-3(1号車)を先頭にカーブにさしかかる883系
クロハ882-3(1号車)を最後尾にカーブを通過する883系
クモハ883-3(7号車)を先頭にカーブにさしかかる883系
クモハ883-3(7号車)を最後尾にカーブを通過する883系
車体傾斜装置
カーブでの車体傾斜装置がどの程度なのか比較します。
TOMIXキハ71系ふゆいんの森号と比較してみます。
もともとカント付きレールで撮影していますので、ゆふいんの森もカーブで傾いていますが、883系はさらに傾いているのがわかります。
遠目に見ても、883系の傾きが大きいのがわかりますね。
クロハ882-3(1号車)とモハ883-203(M)(3号車)の床下です。
クロハの方は、連結面側の台車が振り子用の台車です。
台車の支点が連結面側の車輪上に偏芯しており、斜めにセットされた床板集電板と台車集電シューのズレによって車体を傾けます。
883系は設計自体は20年程度前のものですので、振り子機構も885系や883系、E351系など、比較的古い機構となっています。
381系や383系も振り子機構搭載ですが、883系などとは若干仕組みが異なっています。
また、動力も現行仕様のフライホイールは非搭載となっています。
ですが、今見ても古さを感じさせないのがKATOの凄いところかと思います。
各部ディテール
AO-3編成の先頭部お顔はルーバー状のパネルが特徴的です。
振り子車両なので、空気ばね式・ヨーダンパ付き・振り子式ボルスタレス台車の形状が独特です。
カプラーは、ボディーマウントではありませんが、台車マウントのジャンパ管付きKATOカプラーとなっています。
伸縮式ではありませんが、ある程度狭い連結面間隔を実現しています。
比較的すっきりとした屋根上に、パンタ周りがにぎやかとなっています。
振り子式なので、パンタが台車枠直結となっており、実車では支柱が貫通する車内はデッドスペースとなっています。
上の画像と同じく、サハ883-203(2号車)のパンタです。
パンタ台が屋根上から浮いていて、支柱が車内に貫通している(ように表現されている)のがわかります。
試運転
それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。
883系AO-3試運転(1)
883系AO-3試運転(2)
883系AO-3試運転(3)
883系AO-3試運転(4)
おまけ:梱包の状態
最後に、今回通販で購入しましたので、梱包の状態をご紹介したいと思います。
今回届いた梱包の状態です。
開梱しました。
ザラ紙の緩衝材の上に、納品書が同封されています。
プチプチで包まれた車両セットを、ザラ紙の緩衝材で包んでいます。
これで、輸送時のダンボール内での暴れを防止しています。
プチプチで包まれた商品。安心できますね。
丁寧に梱包いただき、取り出した車両セットもスリーブ含めとてもきれいです。
こちらのお店は定番で利用させてもらってますが、今回も非常に安心感の持てる梱包です。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。