2023年11月に、KATOより381系100番台「くろしお」がリニューアル新製品として発売されました。
2024年6月現在では今更感はありますが、開封記録として撮影したデータがありましたのでアップします。
九州モノではございませんが、既に定期運用を終了した国鉄形振り子特急381系100番台となりますので、よろしければ最後までご覧くださいませ。
かつて紀勢本線で活躍していた「KATO <10-1868><10-18696> 381系100番台「くろしお」6両基本セット・3両増結セット」(2023年11月発売)をみていきます!
<10-1868><10-18696> 381系100番台「くろしお」6両基本セット・3両増結セット の内容
2023年11月リリース製品の内容・セット構成
品番 | 品名 | 税抜価格 | 税込価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|---|
10-1868 | 381系100番台「くろしお」6両基本セット | 21,500 | 23,650 | 2023.11 |
10-1869 | 381系100番台「くろしお」3両増結セット | 7,200 | 7,920 | 2023.11 |
28-184 | 381系100番台 グレードアップシール&トレインマークセット (ホビーセンターカトー製品) | 2,200 | 2,420 | 2023.11 |
【6両基本セット・3両増結セット】
KATO HPより引用
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ クハ381-126 モハ380-65 モハ381-65 サロ381-22 モハ380-61 モハ381-61(M) モハ380-63 モハ381-63 クハ381-125 1号車
(基本)2号車
(増結)3号車
(増結)4号車
(増結)5号車
(基本)6号車
(基本)7号車
(基本)8号車
(基本)9号車
(基本)
こちら、実は2013年4月発売の<10-1112><10-1113>と全く同じ編成となっております。スロットレスモーターなどリニューアルされておりますが、前回品と車番は全く同じものとなっております。
なお、<28-184>のグレードアップシール&トレインマークセットは、2013年発売品から品番の変更もなく、再生産となっております。
実車紹介
昭和48年(1973)に特急「しなの」として世界初の振り子式特急電車として営業を開始した381系は、昭和53年(1978)10月の紀勢本線・和歌山-新宮間の電化時に特急「くろしお」の電車化が行われ、先頭車前面を非貫通式とした100番台が登場しました。
KATO HPより引用
KATOは、非貫通式先頭車381系100番台の「くろしお」編成を的確に製品化いたします
製品の特長
381系100番台「くろしお」6両基本セット、3両増結セット
KATO HPより引用
- 全盛期の平成元年(1989)JR化後の形態を再現
- JR無線アンテナ装備、黒Hゴム、洗面所窓閉塞、JNRマークなし、JRマーク表示ありの典型的なJR時代の形態を再現
- 0番台と違う100番台の先頭車床下や、汚物処理装置が装備された床下など、100番台の仕様を的確に再現
- 耐雪カバー付きのパンタ台枠を再現
- 中間連結部のカプラーはボディマウント密連形(フックあり)採用
- ヘッドライト/テールライト点灯
- 先頭車は変換式トレインマーク採用。「くろしお」「やくも」「きのさき」「こうのとり」の4種を収録
- スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
- 側面行先表示は、各列車愛称に対応した側面行先表示を含んだシールを付属
- 実車同様、曲線通過時に内側への車体傾斜を再現するKATO独自の車体振り子機構を搭載
- DCCフレンドリー
- 6両基本セットのブックケースに3両増結セットの車両を収納可能。9両フル編成が1つのブックケースに収納できます
- 付属品・・・6両基本セット:行先表示シール、変換ドライバー
381系100番台 グレードアップシール&トレインマークセット(ホビーセンターカトー製品)
- トレインマーク 2両分:「はんわライナー」「やまとじライナー」「まほろば」「しなの(イラスト)」
- シール(上記トレインマークの列車名に合わせた内容) 1枚
①側面行先表示:天王寺⇔和歌山、大阪⇔加茂、新大阪⇔奈良、名古屋、長野
KATO HPより引用
②号車番号
③特急サボ:指定席、自由席、特急
④グリーン車マーク:クハ381改造のグリーン車クロ381乗降扉近くに張られている、小さなグリーン車マーク
ヘッドライト・テールライト
室内撮影
フロントマスク(無点灯)
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
ヘッドライト・テールライトを交互に
ライト基盤の角度からか、ヘッドマークの明るさは、ヘッドライト点灯時よりテールライト点灯時の方が暗めです。
暗がりでの撮影
暗がりにてフロントマスクを撮影してみました。
ライト点灯など、肉眼ではこのようには見えませんが、自己満ですのでご容赦くださいませ・・・
フロントマスク(無点灯)
ヘッドライト点灯
テールライト点灯
ヘッドライト・テールライトを交互に
暗がりでの撮影であっても、ヘッドマークの明るさは、ヘッドライト点灯時よりテールライト点灯時の方が暗めとなっています。
各車サイドビュー
クハ381-126 (1号車・基本セット)
モハ380-65 (2号車・増結セット)
モハ381-65 (3号車・増結セット)
サロ381-22 (4号車・増結セット)
モハ380-61 (5号車・基本セット)
モハ381-61(M) (6号車・基本セット)
モハ380-63 (7号車・基本セット)
モハ381-63 (8号車・基本セット)
クハ381-125 (9号車・基本セット)
クハ、サロを分解
ボディと床板を分解
一般車のシートは水色、グリーン車のサロのシートは赤で作り分けられています。
分解したまま裏返します
分解は比較的しやすい構造かと思います。
パッケージ
<10-1868> 381系100番台「くろしお」6両基本セット
KATO標準のブックケースとなっています。
スリーブ裏側です。
パッケージ側面の商品表示です。
スリーブを外しました。
ブックケース裏面です。
ブックケース本体を開封しました。
シール・説明書が封入されたビニールと、その下には車両保護用プチプチが見えます。
説明書裏面のASSYパーツ一覧表です。
右下には発売年の2023の文字が見えます。
説明書等を取り外すと、車両保護用のプチプチが見えます。
ブックケース大のプチプチとなっております。
ぷちぷちを外すと、車両たちが現れます。
ケース右上にはパーツポケットがあり、トレインマーク変換装置用のドライバーが付属品となっています。
行先表示シールです。基本セットのみの付属品となります。
シールを拡大。
私はコレクターなので、シールを貼りつけたくても貼りませんが、細かな文字も判読可能なレベルで印刷されており、見ていてにんまりしてしまいますね!
<10-1869> 381系100番台「くろしお」3両増結セット
KATOは基本セットと増結セットで構成される商品群は、主に4両以下の増結セットが紙ケースとされている場合が多く、今回も増結セットは紙ケースとなっています。
販売店やネット上の他の画像を参照すると、3両とも乗降扉が右側に来るように封入されておりますが、私が購入した増結セットでは、サロの向きが逆に封入(サロの乗降扉が左側に来ている)されているようです。
前回品の「<10-1113> 381系100番台 「くろしお」 3両増結セット」では、3両増結セットもブックケース仕様でしたが、今回生産分は最近主流の紙ケースです。私はこの紙ケース仕様は正直嫌いです。。。なぜなら、後ほどご説明しますが、開封・収納時に紙ケースが傷みやすいからです。
ケースの裏側です。
編成図やセット内容などの説明が記載されております。
紙ケースを開封し、中身を取り出しました。
うーん、多分サロは乗降扉が右側に来るのが正しい封入の向きなのでしょうが、私に届いた増結セットは左側に来ていますね。。。
販売店やネット上の他の画像を参照すると、3両とも乗降扉が右側に来るように封入されておりますが、私が購入した増結セットでは、サロの向きが逆に封入(サロの乗降扉が左側に来ている)されているようです。
さて、発泡スチロールケースの下を除くと、説明書が封入されていることがわかります。この説明書は基本セット・増結セット共通です。
改めて中身を確認します。
発泡スチロール製の4両ケースに、透明プラカバーがかぶせられています。
販売店やネット上の他の画像を参照すると、3両とも乗降扉が右側に来るように封入されておりますが、私が購入した増結セットでは、サロの向きが逆に封入(サロの乗降扉が左側に来ている)されているようです。
プラカバーを外すと、車両たちがはっきり見えてきます。
なお、輸送時に車両がガタつかないように、真ん中には発泡シートが敷かれていますね。
中古で購入すると、ケース真ん中に敷かれている白い発泡シートがないものが見受けられます。恐らく前オーナーが処分しているのかと思いますが、気にされる方はオークション等で購入されるときは画像をよく確認してから購入するようにしてください。
で、冒頭で紙ケースは嫌いだと申し上げました。
なぜかと言うと、コレクターとしては、紙ケースは開封にすごく気をつかうからなのです。
紙ケースを開封した状態がコチラなのですが・・・
この端っこの白い部分、紙ケースのベロというのですが、端っこに切り込みがありまして、それがカギのようになって箱が簡単に開かないようになっています。
特に何も気にせず、サクッと指を突っ込んで普通に開封すると、このベロが折れ曲がるんですよ・・・
で、私が開封するときはオープナーを使って開けるので、ベロは無傷で開けることができるのですが、今回購入した商品は既に開封痕がついて痛んでいる状態だったのです・・・ショック(;'∀')
わかりますかね・・・?
見えにくいので、少し色味を変えてみました。
アップするとこんな感じです。
コレクターや潔癖症でなければ、開封痕がついてしまったり、ケースが多少擦れたり折れたりしても、気にすることはないのかもしれません。正直、その方が純粋に模型遊びを楽しめるのかな、とも思います。
が、私はコレクター 兼 潔癖屋なので、そういうわけにはいかないのです💦
そして、私のように奇特な方に向け、購入時の状況がどのような状態だったのかを発信しているわけなのです😄
メーカー側でも出荷時にランダム検品するようですので、私が購入したものもランダム検品にあたり開封痕が付いた、そしてサロの封入向きを逆にしてしまった、ということなのかもしれませんね。
ちなみに、開封痕を付けずに開封するには、両端のフタ切り込みの引っ掛かりをポイントカードのような薄手のオープナーで解除してあげると、綺麗に開封することができますよ。。。(下記は813系基本セットの箱です。)
梱包状態
今回も通販で購入です。
基本セット、増結セットの二個口で到着です。
<10-1868> 381系100番台「くろしお」6両基本セット
基本セットの段ボール
開封したらこんな感じです。
エアクッションを取り除くと、プチプチに丁寧につつまれた基本セットが見えてきます。
こんな感じの段ボールでした。
プチプチで厳重に保護された基本セットを取り出します。
当然、スリーブ等は無傷です。
<10-1869> 381系100番台「くろしお」3両増結セット
増結セットの段ボール
開封したらこんな感じです。
紙の緩衝材を取り除くと、プチプチに丁寧につつまれた増結セットが見えてきます。
こんな感じの段ボールでした。
プチプチで厳重に保護された増結セットを取り出します。
当然、外観は無傷です。
ここまで厳重に梱包いただくお店ですので、基本的には未開封の状態で発送されているものと思われます。
先にご紹介した紙ケースの開封痕は、恐らくメーカーの検品時のものなのかな・・・と思っております。
ということで、今回は定期運用を終了し世間で話題になっている381系をご紹介しました。
あなたの車両区にも、元祖振り子電車の381系を導入されてはいかがでしょうか?
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました!