GM キハ220-200シーサイドライナー【2013年製2モーター動力】試運転 (グリーンマックス 品番:4368、4369)

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GM キハ220-200シーサイドライナー【2013年製2モーター動力】試運転 (グリーンマックス 品番:4368、4369)



今回は、約10年前に発売となったグリーンマックスの「キハ220形200番台シーサイドライナー」の試運転を行いましたので、その様子をご紹介します。

T所長
T所長

古い製品でも必要に応じてメンテナンスさえきちんとすれば、現行製品と並べて遊べるのも魅力の一つですね。



今回ご紹介する製品は、1年前に試運転をしたところ、車輪ゴムが溶けていましたので、KATOのトラクションタイヤに交換し見事復活した製品です。

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T所長
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メンテナンスから1年経ちましたが、今回の試運転でも快調でした。それでは早速ご紹介します。





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製品概観



T所長
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今回ご紹介する車両たちです


  • グリーンマックス <4368> JRキハ220形200番台シーサイドライナー(動力付き) 発売日:2013年8月 当センター1両在籍
  • グリーンマックス <4369> JRキハ220形200番台シーサイドライナー(動力なし) 発売日:2013年8月 当センター1両在籍



こちらの製品、2019年9月にフライホイール動力にリニューアルされ、2両セットで販売されていました。
<30287> JR九州キハ220形200番台(シーサイドライナー) 2両編成セット(動力付き)

こちらの製品はガラスのスモーク感がかなり強いのと、室内がなぜか転換クロスが再現されていないという不思議な内容です。

左が2019年9月リニューアルの<30287>でスモーク感強め、右が今回ご紹介する2013年8月製の<4368・4369>です

リニューアル後の<30287>については、また今度ご紹介できればと思います!



なお、2023年5月に、さらなるリニューアルがなされ新発売される予定となっていますので、まだ入手されていない方は入手されてみてはいかがでしょうか?
<31716> JR九州キハ220形200番代(シーサイドライナー)2両編成セット(動力付き)



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フロントマスク



各車フロントマスクです。

キハ220-200で気になるのは、スカートの垂れ下がりですかね。。。
ライト基板のスプリングが強くて、ライト装備側の運転台(208は両側)のスカートが、どうしても垂れ下がってしまい、顎が外れたお顔になってしまってます。

まあ、遠目にはそこまで気にならないのですが・・・



ということで、まずは編成両端のお顔から。左が209(T)、右が208(M)です。


行先表示は、T車の209が佐世保行き、M車の208が長崎行きとなっています。
行先表示自体は非点灯ですが、シールの出来が秀逸で、それらしく見えるのが素晴らしいです!



こちらは編成連結面のお顔です。スカートはダミーカプラー付きスカートのダミーカプラーを撤去し、ドローバーホルダーを取り付けています。



ダミーカプラーを撤去する際、ダミーがスカート台座に接着されており、209は爪楊枝でつつくとすぐに外れましたが、208のはなかなか外せず、ダミーカプラーを折ってしまったりスカート台座のスカートをひっかける切れ込み部分を破損したりと、踏んだり蹴ったりとなりました。


付属品を使わずにできる加工(本来はパーツを傷つけずに簡単にできる範囲のもの)は、ついついやってみたくなるのが性分なんですよね。。。

加工に破損はつきものですが、付属パーツであるドローバーホルダー付きスカートに素直に変えれば、このような破損は起きないはずなので、みなさまも注意されてください。。。
(というか、GMにしMAにしろ、ハメコミで済むパーツに接着剤は使わないでほしいです。。。)



ライトチェック



2013年当時のライトユニットのため、現行仕様の製品と比べ点灯状態は若干暗めです。
また、ヘッドライトの色味は橙色が強い感じとなっています。

ヘッドライト点灯状態

左が209(T)、右が208(M)です。


トレーラーの209は、片側のみのライト点灯となっています。

左が右が208(M)、209(T)です。


テールライト点灯状態

左が209(T)、右が208(M)です。
左が右が208(M)、209(T)です。



GM製品の場合、最初から増結が想定される編成の場合、中間先頭車のライトユニットが省略されることがあります。

キハ220-209(T)の場合、ライト不点灯の先頭部には、ライト基板のみならず、ライトケース自体も装備されていません。
床板自体が両運転台を想定していないのではないかと思われ、もし両側ともライトを点灯化しようとしたら、ライトケースの手配と床板側にも加工が必要なのかもしれません。



編成



2両で運用する場合、小型レイアウトにも映えると思います。




連結状態をチェック



GMでちょっと不満に思うのが先頭車の連結です。

キハ200の最初期製品(下回りがTOMIXのキハ181系OEM)は、TNカプラー装備で先頭車同士の連結も気を遣うことはありませんでした。

ところが、下回りもGM社自社生産となって以降、先頭車の連結は基本的にドローバーでの連結となり、TNカプラーはオプションとなっています。


こちらのキハ220-200についても、基本ドローバーでの連結となりますが、他のキハ200との連結を考える際に、いちいちドローバーホルダー付きスカートに変更しないといけないので、その手間がメンドウであまり自由に遊べません。

TNカプラー標準装備だと、ほんとありがたいんですけどね・・・


ということで、ドローバーでの連結状態です。

左が209(T)、右が208(M)です。

ドローバーという機構自体は非常にシンプルです。
なお、伸縮機構がないため、カーブ通過の際に、妻面をこすらないかは注意が必要です。

キハ220-200自体は、切妻ではなく折妻ですので、カーブ通過時に妻面両側に余裕があるため、よっぽど急カーブでない限りはドローバーでも問題ありません。


上の画像を反対側から眺めたところです。特に代わり映えはしませんが・・・

左が208(M)、右が208(T)です。



ドローバーも、密連を模した造形となっているため、ぱっと見いい感じに見えますね。

とはいっても、連結の自由度の観点からは、やはりTNがいいけどなぁ。。。



各車ディテール


サイドビュー


キハ220-209(M)



2モーター動力特有の、モーターカバーの出っ張りが目を引きます。




側面の各種レタリングが美しく表現されています。



乗務員扉右の所属表記「崎サキ」など、細かな表記類も再現されています。芸が細かい!

うーん、レタリングが素晴らしいだけに、やっぱりスカートの垂れ下がりが気になりますね。。。


屋根上です。
ブルーの車体に赤いクーラーが目を引きます。




キハ220-208



キハ220-200は転換クロスとロングシート(セミクロス)となっており、こちらはT車のため、転換クロス部分の座席背もたれが表現されており、窓からの眺めが楽しいです。




転換クロス部分の座席背もたれ部分は、床板とは別パーツで構成されており、必要な座席以外の部分はパーツをカットして使用されています。



各種表記が美しく再現されています。
もともと実車の車番表記が多きため、普通に眺めて判読できるレベルです。



乗務員扉右には、各種検査表記などほんとに細かく表現されています。素晴らしい!

こちらも、編成先頭側(ライト基板装備側)のスカートの垂れ下がりが気になってしまいますね。。。


屋根上です。
ブルーの車体に赤いクーラーが目を引きます。





室内表現



分解するとこんな感じです。


上の209(T)の床板左側には、ライトオンオフスイッチがついていますが、この時代のT車床板のオンオフスイッチは、片側のみですね。
下の208(M)の床板にはライトスイッチは搭載されていません。



上の209(T)は、転換クロスシートの座席背もたれが別パーツで表現されています。
下の208(M)は2モーター動力なので、室内表現はありません。



床下機器パーツは、209(T)と208(M)で共通パーツが使われています。



上の209(T)ボディの左側にライトユニットが搭載されていますが、右側は省略されてスカスカです。
下の208(M)のボディ両側にはライトユニットが搭載されています。



上の209(T)の台車は、ネジ留めとなっています。(現行GMのトレーラーはネジ留めではありません。)
下の208(M)は、中央モーター部から、それぞれ左右のモーターから伸びた金色のウォームギアが伸びています。




パッケージ


パッケージ外観



品番4368(キハ220-208M)と品番4369(キハ220-209T)ともに、GMで2両までのケースで使われるいわゆるビデオケース仕様となっています。



パッケージ裏面です。
左が208(M)、右が209(T)用となっており、それぞれセット内容や編成例が書かれています。

通常、キハ200形の2両に増結されて3両で運用されていたことから、編成例もそのように記載されています。
(キハ220を2両連結した運用もあったようです。)


パッケージ背表紙です。



続けて、それぞれのパッケージを開封していきます。



パッケージ開封


<4368>キハ220-208(M)



ビデオケース仕様のパッケージを開封すると、車両保護用のプチプチが敷かれています。
上のパーツ袋は、ドローバーホルダーパーツを購入したときの抜け殻です。



プチプチを外すと、キハ220-208(M)が姿を現します。
中段にはもう一両車両を収納できるようにウレタンに切り込みが入れられています。



パーツポケットを拡大したところです。
ドローバーホルダー付きスカート、ドローバー、前面ホロパーツとなっています。
(画像2枚目は裏側から撮影したところです)



ケース内のウレタンを外すとその下には説明書が封入されています。
(画像2枚目は説明書袋を裏側から撮影したものです)




<4369>キハ220-209(T)



209(T)の開封画像も、実は208(M)とほぼ同じ内容ですが、一応掲載しておきます。


ビデオケース仕様のパッケージを開封すると、車両保護用のプチプチが敷かれています。
上のパーツ袋は、ドローバーホルダーパーツを購入したときの抜け殻ですが、交換した際のダミーカプラーを収納しています。



プチプチを外すと、キハ220-209(T)が姿を現します。
こちらも、中段にはもう一両車両を収納できるようにウレタンに切り込みが入れられています。



パーツポケットを拡大したところです。
ドローバーホルダー付きスカート、ドローバー、前面ホロパーツとなっています。208(M)と同じですね。。。
(画像2枚目は裏側から撮影したところです)



ケース内のウレタンを外すとその下には説明書が封入されています。こちらも同じです。
(画像2枚目は説明書袋を裏側から撮影したものです)




試運転(YouTube)



それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。









それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。





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