TOMIX KATO

TOMIX、KATO 800系 流れ星新幹線 競合2社を比較(トミックス 97939、カトー 10-1729)おまけでTOMIX800系旧製品も


先日、発売から既に1年以上経過しましたが、TOMIX、KATOの800系流れ星新幹線を導入しました。

流れ星新幹線は、U004編成に流れ星がラッピングされた特定編成となりますので、基本的に全く同じ製品構成となっています。


とはいえ、細かな部分で各メーカーの特徴が出ていますので、どちらの製品がオススメなのかを考察していきます。

  • <97939> 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット 発売日:2021年12月 当センター1編成在籍

 → メーカーHP:TOMIX 97939 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット

  • <10-1729> 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品) 発売日:2021年12月 当センター1編成在籍

 → メーカーHP:KATO 10-1729 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品)


T所長
T所長

TOMIX、KATOとも、「特別企画品」となっています。





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TOMIX製の流れ星新幹線はこちら
KATO製の流れ星新幹線はこちら
西九州新幹線はこちら






メーカーHP:TOMIX 97939 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット

販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。





メーカーHP:KATO 10-1729 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品)

KATOの流れ星新幹線はかなりの品薄となっているようです。
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。

割引店での購入は難しいかと思いますので、定価販売の通販サイトなどをご活用ください。



MicroAce

2024/7/26

マイクロエース 西鉄5000形(5104F)3両セット レビュー(品番:A6657)2021年5月ロット

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MicroAce

2024/7/14

マイクロエース 西鉄2000形(2021F)3扉化改造車 復刻旧社紋 6両セット レビュー(品番:A1897)2024年2月ロット

2024年2月、初回生産の2006年12月から約17年ぶり(※)に西鉄2000形が生産されました!(※ ) A1890は2012年1月の再生産から約12年ぶり今回は、西鉄2000形の全6編成のうち、さよなら運転で最後の花道を飾った2021F編成(A1897 復刻旧社紋)を取り上げます! 前回生産品からは、 前面ガラス、前面装飾部品をスッキリした見た目に改良 動力のフライホイール化に合わせてM車を3号車(20X3)から4号車(20X4)に変更 パンタグラフを改良 などのアップグレードがなされております! 実 ...

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MicroAce

2024/7/13

マイクロエース 西鉄2000形(2031F)3扉化改造車 Nishitetsuマーク 6両セット レビュー(品番:A1896)2024年2月ロット

2024年2月、初回生産の2006年12月から約17年ぶり(※)に西鉄2000形が生産されました!(※ ) A1890は2012年1月の再生産から約12年ぶり今回は、西鉄2000形の全6編成のうち、最後の2編成として2010年まで残り、さよなら運転をした2021Fより一足先に引退した2031Fを取り上げます! 前回生産品からは、 前面ガラス、前面装飾部品をスッキリした見た目に改良 動力のフライホイール化に合わせてM車を3号車(20X3)から4号車(20X4)に変更 パンタグラフを改良 などのアップグレード ...

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KATO

2024/6/24

KATO 381系100番台「くろしお」 6両基本セット・3両増結セット レビュー(品番:10-1868・10-1869)2023年11月ロット

2023年11月に、KATOより381系100番台「くろしお」がリニューアル新製品として発売されました。2024年6月現在では今更感はありますが、開封記録として撮影したデータがありましたのでアップします。九州モノではございませんが、既に定期運用を終了した国鉄形振り子特急381系100番台となりますので、よろしければ最後までご覧くださいませ。 <10-1868> 381系100番台「くろしお」6両基本セット <10-1869> 381系100番台「くろしお」3両増結セット ブログラン ...

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GreenMax

2024/6/16

グリーンマックス BEC819系300番代+5300番代(香椎線)4両セット レビュー(品番:31786)2024年2月ロット

2024年2月、若松線・香椎線で活躍する819系がグリーンマックスより発売となりました。グリーンマックスの819系の初回製品化は2018年ですが、実車の改造と合わせて多くのバリエーションが展開せれているモデルとしても有名です。今回、2024年2月時点でより現在の姿に近い形で4種の製品がリリースさておりますので、それぞれ見ていきたいと思います。 左から<31783><31785><3178><31786> 左から<31783><31785><3178&g ...

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GreenMax

2024/6/13

グリーンマックス BEC819系5300番代(香椎線)2両セット レビュー(品番:31785)2024年2月ロット

2024年2月、若松線・香椎線で活躍する819系がグリーンマックスより発売となりました。グリーンマックスの819系の初回製品化は2018年ですが、実車の改造と合わせて多くのバリエーションが展開せれているモデルとしても有名です。今回、2024年2月時点でより現在の姿に近い形で4種の製品がリリースさておりますので、それぞれ見ていきたいと思います。 左から<31783><31785><3178><31786> ブログランキングに参加しております。よろしければ、ワン ...

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GreenMax

2024/6/12

グリーンマックス BEC819系0番代+100番代(香椎線)4両セット レビュー(品番:31784)2024年2月ロット

2024年2月、若松線・香椎線で活躍する819系がグリーンマックスより発売となりました。グリーンマックスの819系の初回製品化は2018年ですが、実車の改造と合わせて多くのバリエーションが展開せれているモデルとしても有名です。今回、2024年2月時点でより現在の姿に近い形で4種の製品がリリースさておりますので、それぞれ見ていきたいと思います。 左から<31783><31785><3178><31786> ブログランキングに参加しております。よろしければ、ワン ...

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GreenMax

2024/6/10

グリーンマックス BEC819系100番代(若松線・香椎線) 2両セット レビュー(品番:31783)2024年2月ロット

2024年2月、若松線・香椎線で活躍する819系がグリーンマックスより発売となりました。グリーンマックスの819系の初回製品化は2018年ですが、実車の改造と合わせて多くのバリエーションが展開せれているモデルとしても有名です。今回、2024年2月時点でより現在の姿に近い形で4種の製品がリリースさておりますので、それぞれ見ていきたいと思います。 左から<31783><31785><3178><31786> ブログランキングに参加しております。よろしければ、ワン ...

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MicroAce

2024/5/28

マイクロエース 303系 K01編成 トイレ設置後 6両セット レビュー(品番:A2872)2024年3月ロット

2024年3月、筑肥線・福岡市営地下鉄で活躍する303系がマイクロエースより発売となりました。マイクロエースの303系といえば、初回製品化は2008年ですが、その後永らく生産されておらず、この度16年ぶりの生産となっております。今回、久しぶりに生産された303系を各車アップにて撮影してみました。また、動力を分解してみましたので、是非最後までご覧ください! 左:<A1021>103系1500番代 復活国鉄色 3両セット、右:<A2872>303系 K01編成 トイレ設置後 6両セット ブログラン ...

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MicroAce

2024/5/24

マイクロエース 103系1500番台 復活国鉄色 レビュー(品番:A1021)2024年2月ロット

2024年2月、復活国鉄色をまとい筑肥線・唐津線で活躍する103系1500番台がマイクロエースより発売となりました。マイクロエースの103系1500番台といえば、初回製品化は2007年とロングセラーモデルとなっていますが、今回発売の製品は一体どのような出来なのでしょうか?各車アップにて撮影してみましたので、是非最後までご覧ください! 左:<31786>JR九州BEC819系300番代+5300番代、中:<A1021>103系1500番代 復活国鉄色 3両セット、右:<A2872>303系 K0 ...

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競作2社の商品構成、価格などの概要



まずは、競作2社のセット内容の概要を見ていきます。




両社のセット構成について



商品構成は、特定編成(U004編成)のため、TOMIX、KATOともに同じです。

なお、動力車の設定は、TOMIXが2号車であるのに対し、KATOが3号車となっています。編成が6両ともともと短いため、動力車の位置の違いは走行性能に全く影響しません。

TOMIX 2号車 826-4(M)


KATO 3号車 827-4(M)




付属パーツ



いつもは付属ハーツが盛りだくさんのTOMIXですが、800系については後付け部品は全くありません。

KATOでは3号車と4号車間の車端碍子がユーザー取り付けパーツとなっているのみです。


両セットとも、基本的に購入後すぐにReady to Go状態となっています。

TOMIX 付属品(動力台車取り付け補助棒)
KATO 付属品(車端碍子)




連結面の表現



両セットの外観で大きく異なるのが、連結面の表現です。


TOMIXはカーブでの走行性や通電性を優先し、カプラーはTOMIX新幹線で標準搭載されている伸縮機構のついていない「フックU字型通電カプラー」となっています。

そのため、連結面間隔が広めなえうに、カーブ走行時にカプラーが伸縮しないため、転落防止幌(外幌)の表現がされておらず、若干間延びした連結面間隔となっています。

TOMIX 2号車 826-4(M)転落防止幌やアンチローリングダンパーが省略された妻面とU字型通電カプラー
TOMIX 1号車821-4と2号車826-4の連結面 転落防止幌がなく伸縮しない通電カプラーにより広めな連結面間隔



実は、TOMIXも800系が製品化された当初は、転落防止幌やアンチローリングダンパーが表現された妻面+伸縮式TSカプラーにより、素晴らしい連結面間隔を実現していました。

TOMIX旧製品 2号車 826-3(M)転落防止幌やアンチローリングダンパーが表現され、伸縮式TSカプラーを装備していた
TOMIX旧製品 1号車821-3と2号車826-3の連結面 転落防止幌と伸縮式TSカプラーにより、狭く実感的な連結面間隔を実現していた(すみません、画像では2号車の向きが逆になっています。。。)





一方、KATOは、KATO製新幹線に標準装備に伸縮機構を搭載した「ダイヤフラムカプラー」+「転落防止幌」となっており、連結面間隔がリアルに表現されています。

KATO 1号車821-4と2号車826-4の連結面 転落防止幌と伸縮式ダイヤフラムカプラーにより狭く実感的な連結面間隔を実現




大きく異なる価格設定



Nゲージの価格設定としては、一般的に、KATO<TOMIX<MicroAce、GreenMaxとなっています。

今回ご紹介する800系流れ星新幹線の価格設定も、定価ベースでKATOが19,140円、TOMIXが23,430円となっています。
価格差は4,290円、KATO定価に対しTOMIX定価は2割以上高い設定です。

T所長
T所長

TOMIXかKATOかを選択する際に、メーカーの好みがなければ連結機構や価格面からKATOがおすすめと言えそうです。




外観比較




ヘッドライト・テールライト



6号車を先頭とした編成での比較です。

左がKATO、右がTOMIXです。

ヘッドライトですが、上から眺めるとKATOの方が点灯状態が良くわかります。
TOMIXはこの角度からだとヘッドライトが目立ちません。


この角度になると、TOMIXも3灯きれいに点灯していることがわかります。
細かいことですが、ヘッドライト3灯の間隔がKATOは上から2番目と3番目が若干広め、TOMIXは3灯とも均等に並んでいるように見えます。



車体の色味ですが、左のKATOは若干クリームがかったホワイト、TOMIXが明るいホワイトとなっています。
両車を並べるとわかりますが、単独で見るとどちらも九州新幹線のホワイトの色味で違和感はありません。

テールライトの開口部は、KATOは縦方向に少し厚みがあり、TOMIXは縦方向にかなり細いことがわかります。


奥がTOMIX、手前がKATOです。
こちらはTOMIXに焦点を当てています。流れ星マークが綺麗ですね。やはりKATOの方が若干クリームっぽい感じです。



こちらも奥がTOMIX、手前がKATOです。
手前のKATOに焦点をあてています。こちらも流れ星マークが綺麗です。やはりTOMIXの方が白っぽく見えます。



奥がTOMIX、手前がKATOです。



フラッシュをたいて撮影すると、色味の違いはそこまでわかりません。
奥がTOMIX、手前がKATOです。運転席窓のおでこの「800」マークは、KATOが小さめ、TOMIXが大きめとなっています。



T所長
T所長

色味の違いがありますが、TOMIXもKATOも違和感ない色調です。
KATOも画像で見るほどクリームっぽいわけではないですよ。




カプラーなど



左2両がKATO、右2両がTOMIXです。



KATOは伸縮式ダイヤフラムカプラーを装備しており、可動域確保のため、妻面の表現が一切ありません。



TOMIXのカプラーは、通電カプラーのためライト類には有利でしょうが、見た目の問題として、連結面間隔が広くなりがちです。



また、転落防止幌の表現も省略され、TOMIXの他の新幹線シリーズで採用されている可動式幌も採用されていないため、残念ながら間延びした連結面間隔となってしまいます。。。



上がTOMIX、下がKATOです。
このように見ると、TOMIXの転落防止幌がない分、連結面は見劣りしますが、連結面間隔も極端に広すぎるわけではありません。

TOMIXは側面上部の座席表示(自由席、指定席)窓がクリアパーツになっていますが、KATOはモールドになっています。
(2号車の一番左側の窓の上)


こちらも上がTOMIX、下がKATOです。
パンタ台の色味はTOMIXが濃く、KATOが薄色となっています。



3号車と4号車の間には、車端碍子が装備されています。
上のTOMIXはメーカー取り付け済、KATOはユーザー取り付け(画像は未取り付け)となっています。



上がTOMIX、下がKATO
パンタはTOMIXの方が線が微妙に細めとなっています。



上がTOMIX、下がKATOです。
この画像ではTOMIXの連結面が広く見えてしまします。



上がTOMIX、下がKATOです。
やはりTOMIXの方が連結面間隔が広いです。なぜTSカプラーをやめたんだ!TOMIXさん・・・




走行シーン



カーブを走行する流れ星新幹線
左がTOMIX、右がKATOです。



左がTOMIX、右がKATOです。


左がKATO、右がTOMIXです。


左がKATO、右がTOMIXです。




おまけ:TOMIX800系旧製品



最後に、流れ星新幹線ではないですが、800系デビュー当時の800系つばめ(TOMIX旧製品)をご紹介します。


車体側面のロゴは、現行のアラウンドザ九州マークではなく、力強く「つばめ」と記載されていました。



力強い「つばめ」の文字と、旧製品の充実した妻面



妻面表現がほんとに秀逸です。なぜ、リニューアルで後退したのだろうか・・・?



連結面、いいねぇ~~



この連結面間隔、完成された姿だと思うのですが・・・



リニューアルでなぜ連結面の表現が後退したのかは謎です・・・

TOMIX800系旧製品の出来がよかっただけに、現行仕様の粗さがし的な話となってしまいますが、TOMIX流れ星新幹線が悪い製品というわけではありません。

ただ、一度いいものを見ると、その後の満足感が、、、という問題がある、ということなのです。



パッケージ



TOMIXは外スリーブは通常タイプ(青)ですが・・・



パッケージフィルム部分に綺麗なイラストが挿入されており、特別企画品感を出しています。




一方、KATOは紙スリーブが「流れ星新幹線」用の特別仕様となっています。
めっちゃいいですよね!



表側の九州のシルエットが裏側まで続いています。
左には国東半島がかぶっていますね。



ただし、紙スリーブを外すと、中身はいたって普通のKATO標準の車両ケース仕様となっています。


T所長
T所長

どちらも「特別企画品」ということで、パッケージも特別間のある仕様となっています。





それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。







メーカーHP:TOMIX 97939 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット

販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。





メーカーHP:KATO 10-1729 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品)

KATOの流れ星新幹線はかなりの品薄となっているようです。
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。

割引店での購入は難しいかと思いますので、定価販売の通販サイトなどをご活用ください。




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