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マイクロエース キハ183系1000番台 ゆふいんの森Ⅱ世 リニューアル 4両セット 2006年10月ロット レビュー(品番:A8247)



九州で
古くから活躍する観光特急
といえば、


ハイデッカータイプの
ゆふいんの森号ですよね?



これらの車両は、

キハ71系ゆふいんの森Ⅰ世
キハ72系ゆふいんの森Ⅲ世


で運行されていますが、



その昔、

パノラマタイプの車両である
キハ183系1000番台

ゆふいんの森Ⅱ世として
活躍していたのを
ご存じでしょうか?



そして、
そんなマイナーな車両が

なんと、Nゲージで
製品化されていたんです!



今回は
「ゆふいんの森Ⅱ世」として
活躍していた頃をモデル化した

マイクロエースの製品を
ご紹介したいと思います!




こちらの記事では

2006年当時のマイクロエース製品が
どのレベルの出来であったのか?

マイクロエースお得意の
印刷技術はどのレベルだったのか?

細部までお楽しみいただけます!


また、最後に試運転の様子も
ご紹介しておりますので、
是非、最後までご覧ください!



左:A2162 ゆふいんの森Ⅰ世リニューアル、右:A8247 ゆふいんの森Ⅱ世


JR九州で活躍しているキハ183系1000番台のバリエーションとして発売された、マイクロエース ゆふいんの森Ⅱ世 (A8247)をみていきます!



ゆふいんの森Ⅰ世 登場時 の記事はこちら


ゆふいんの森Ⅰ世 リニューアル の記事はこちら


TOMIX ゆふいんの森Ⅰ世 リニューアル の記事はこちら









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マイクロエース キハ183系1000番台 とは?


ゆふいんの森Ⅱ世 実車について



キハ183系1000番台は
どのような変遷を
辿ってきたのでしょうか?


マイクロエースHPより
引用にてご紹介します!



実車は1988年、

つまり
昭和63年に登場なんですね!


昭和64年は1月7日で終わり、
1月8日からは平成に改元。


時代の移り変わりに
登場し車両だということが
わかります。




そして、
実車キハ183系1000番台は

485系と協調運転可能という

ディーゼルと電車の
協調運転では

世界初のすごい性能を
備えていたんですね!



実車の協調運転を
直接見たことがないですが、

当時、乗車経験や
実車を見たことがある方が
羨ましい限りです。。。



ということで、

次は
モデル構成を
みてみましょう!



A8247 ゆふいんの森Ⅱ世の製品情報



マイクロエース社
キハ183系1000番台

ゆふいんの森Ⅱ世の
製品情報です。

品番品名税抜価格税込価格発売時期
A8247 キハ183系1000番台「ゆふいんの森Ⅱ世」4両セット14,50015,9502006.10
参考:メーカーHP
左から、マイクロエース「ゆふいんの森Ⅰ世(リニューアル)」「ゆふいんの森Ⅱ世」「ゆふいんの森Ⅰ世(登場時)」



以下メーカーHPより
製品の特長を引用します。




【ゆふいんの森Ⅱ世 編成図】

← 博多 | 別府 →



余談ですが、

上記の編成図は
マイクロエースの説明書とは
逆向きに記載しております。


というのも、


車両ケースには
上記説明書の編成図とは逆向きに
収納されているからです。



説明書のとおりに
収納するとすれば、

キハ183-1001(4号車)が
一番上に収納されているはずですが、


実際には
キハ183-1002(1号車)が
一番上に収納されております。


ブックケースへの
収納状況は、

あとでお話する
パッケージの状況で
ご確認いただけます!





マイクロエースのゆふいんの森Ⅱ世は、2006年~2011年発売のため、現在新品購入は難しいです。

2023年3月発売のTOMIX製ゆふいんの森Ⅰ世であれば、新品在庫のあるお店もあるようです。

メーカーHP:TOMIX<98512> JR キハ70・71形ディーゼルカー(ゆふいんの森I世・更新後)セット


キハ183-1000のフロントマスク


製品正面とヘッドライト・テールライト



まずは、正面の印象から。

左がキハ183-1002、
右がキハ183-1001です。



スカートが
多少いかつい印象ですが、

全体として
うまくまとめられていると
思います。



スカートにエアホースが
モールドされていますが、

同社キハ71系
ゆふ森Ⅰ世とは異なり、

ブラック色さしがないため、
表現としてはもったいないです。



ヘッドライトと
テールライトは

どちらかというと
かなり暗め。



正直なところ
光量はもっとほしいところ。



あまりに暗いので、

テールライト点灯画像のうち、
右のキハ183-1001は

ライトが点いてないように
見えますが、

実はちゃんと点灯しています(;^_^A



ライトプリズムと
ライトケース枠の位置のバランスが
あまりよろしくないのでしょう。



上の画像では
ライトの点灯状態がわかりにくいので、

周囲を暗くして
ライトを目立たせて撮影してみました。



こちらです。



これくらい
明るく撮影すると、

点灯状態が
わかりやすいですが、


目視では
ここまで明るくないので
悪しからず・・・



実は双頭連結器を装置している!?



実車は485系との
協調運転を行っていたため

先頭部の連結器は
密着連結器と密着自動連結器の
二つを装備した
双頭連結器となっています。


実はモデルでも
この双頭連結器が再現されていて

密連と密自連を
切り替えられるように
なっております!



先ほどのライトチェック時の画像は
密自連側で撮影しましたが、

今度は密連側を正面にして
撮影してみました。



こちらです。

双頭連結器を密連側に切り替えてヘッドライトを点灯
双頭連結器を密連側に切り替えてテールライトを点灯



ただし、
この双頭連結器ですが、

TOMIXやKATOの
EF63に装備されているような
連結機能はなく、

あくまで
ダミーとなっております。


さらに、
密連、密自連側で

カチっと固定されるものでもなく、
少しの力で動いてしまうため、


気が付くと走行中に
勝手に密連→密自連に
切り替わってることがあります。



おまけに密自連側は

連結器の形をそこまで精密に
模しているわけではなく、

単なる輪っかみたいな
形態となっております。


あくまで、
雰囲気を楽しんでみる・・・
ということで
いいんじゃないでしょうか。




で、
実際に走行させると、

次の画像のように、


密連と密自連が
勝手に切り替わろうとするのは

ご愛敬ということで
楽しみましょう!

左:「ゆふいんの森Ⅰ世(リニューアル)」、右:「ゆふいんの森Ⅱ世




各車特徴とサイドビュー


キハ183-1002



1988年2月22日新製の
博多より1号車です。






先頭部のアップです。

「YUFUIN NO MORI」
とレタリングされています。



ゆふいんの森「銘板」です




小倉、大分、由布院、博多
と、ローマ字で書かれています。




乗降扉横には
号車番号「1」とあります。




反対側側面には
特徴的な大窓があります。




キハ182-1002



他3両から1年遅れの
1989年4月14日新製の2号車です。






車体中央の
レタリングです。




乗降扉付近の号車表記です。




キハ182-1001(M)



1988年2月22日新製の3号車、
模型では動力車です。






3号車に特徴的な丸窓です。




動力車設定ですが、
座席背もたれとシートカバーが
表現されております。

床下のモーターカバーは
一般的な動力車レベルですが、

車内シートをみると
トレーラー車かと思うほどの
出来の良さです。



3号車と4号車は
乗降扉が向かい合っております。




反対側には
2連の丸窓があります。




キハ183-1001



1988年2月22日新製、
別府より4号車です。






乗降扉です。




座席のシートカバーが
みていて楽しいです!




乗務員扉です。




展望室です。




キハ183-1001を
上から眺めたところです。

左から、ゆふいんの森Ⅰ世 登場時、リニューアル、ゆふいんの森Ⅱ世



モデルの屋根上は

ゆふいんの森Ⅰ世(左)の
メタリックグリーンと異なり

Ⅱ世はつやけしグリーンと
なっています。





マイクロエースのゆふいんの森Ⅱ世は、2006年~2011年発売のため、現在新品購入は難しいです。

2023年3月発売のTOMIX製ゆふいんの森Ⅰ世であれば、新品在庫のあるお店もあるようです。

メーカーHP:TOMIX<98512> JR キハ70・71形ディーゼルカー(ゆふいんの森I世・更新後)セット


パッケージ



それでは、
コレクターの本領発揮として、
パッケージを見ていきましょう!



私は几帳面な性格のため、

緩衝材の順番、
車両封入の向きや順番など、

購入時のままの状態を
保持しておりますので、


中古市場で
入手される場合など、

前オーナーが
几帳面かどうか?

扱いは丁寧だったか、

帯や緩衝材の
欠品などはないかなど、

参考にされてください!



それでは、
早速パッケージを
みていきます!




2006年当時の
マイクロエース標準の
スリーブです。

ちなみに今のスリーブは
青地グラデーションとなっております。



スリーブ裏側です。



側面の商品名などの表示です。

値札が付いたままで
大変恐縮ですが、

当時、TamTamさんで
購入したことがわかります。


割引後価格で
1万円を切ってたんですね(;^_^A

怒涛の値上げを見せる
昨今の鉄道模型価格とは
比べ物になりませんね。。。



おっと、
話がそれました。




ブックケースを
スリーブから出しました。

2006年11月発売の
ゆふいんの森Ⅰ世では

実車カラーの
緑色のブックケースでしたが、


一足先の
2006年10月に発売された
Ⅱ世のブックケースは

通常品と同じ
グレーとなっております。




ブックケース裏側です。




ブックケース本体を
開封しました。

一番上には
緩衝材のプチプチ
敷かれています。



プチプチの下には
説明書とシールが
封入されています。




説明書の裏には
シールと室内灯の案内が
添えられています。




説明書をとると、
車両保護用のビニールが
敷かれています。

パッケージ下部には
実車写真の帯があります。




ビニールを取ると、
車両たちが現れます。

上から、

キハ183-1002(1号車)
キハ182-1002(2号車)
キハ182-1002(3号車)
キハ183-1001(4号車)


となっております。


冒頭編成図で触れましたが、

説明書の車両編成図とは
並び順が逆となっております。



最後に、
付属シールとなります。






マイクロエースのゆふいんの森Ⅱ世は、2006年~2011年発売のため、現在新品購入は難しいです。

2023年3月発売のTOMIX製ゆふいんの森Ⅰ世であれば、新品在庫のあるお店もあるようです。

メーカーHP:TOMIX<98512> JR キハ70・71形ディーゼルカー(ゆふいんの森I世・更新後)セット




試運転(10秒動画)



それでは、最後に試運転時の動画です。
10数秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。







それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。







マイクロエースのゆふいんの森Ⅱ世は、2006年~2011年発売のため、現在新品購入は難しいです。

2023年3月発売のTOMIX製ゆふいんの森Ⅰ世であれば、新品在庫のあるお店もあるようです。

メーカーHP:TOMIX<98512> JR キハ70・71形ディーゼルカー(ゆふいんの森I世・更新後)セット


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