当車両センターの顔、415系。
2021年にKATOより九州色が発売されるまでは、TOMIXからのみ製品化されていた415系九州色。
当車両センターには、TOMIX415系100番台九州色の旧ロット(品番:92247)が4編成、最新ロット(品番:92581)が4編成、計8編成が在籍しています。
今回は最新ロット(と言っても2015年製)のうち、2編成の試運転をしましたので、ご紹介したいと思います。
今回ご紹介する車両たちです
- <92581> JR 415-100系近郊電車(九州色)セット 発売日:2015年8月 当センター4編成在籍
2021年製の KATO 415系 九州色 試運転はこちら
製品レビュー
パッケージ開封
それでは早速見ていきます。
当車両センター所属の4編成のうち、第1編成、第2編成を開封します。
<92581> JR 415-100系近郊電車(九州色)セット(当センター所属第1編成)
まずは、第1編成からみていきます。
パッケージは、TOMIX標準のブックケースとなっています。
紙スリーブの裏側です。左下に注意書きとリサイクルマークがあります。
ブックケースの背表紙です。
2015年当時のパッケージでは、バーコードの右上に税抜き定価を表す数値が印字されています。
紙スリーブを外しました。
HG(ハイグレード)ではないので、昔ながらのTOMIX寝台特急(EF66)のイラストとなっています。
パッケージ裏面です。
オプショナルパーツやリサイクル表示など記載されています。
こちらが開封したところ。
説明書と各種シール、車番インレタ、注意書きが封入されたビニール袋が見えます。
こちらは各種シールのアップです。
行先方向幕(左)と懐かしのヘッドマーク(タウンシャトル、マイタウン電車、有田陶器市号)となっています。
説明書裏面です。右下は製造年月と生産ロット番号が記載されています。
実はこちらのセット、発売直後に列車無線アンテナ穴開け治具に不具合があり、正式なパーツがTOMIXのアフターサービスより展開されました。
画像の封筒(左)と畳んだ紙箱(右)は、メーカーより送付を受けたものです。送付されたパーツはケースのパーツポケットに一緒に入れています。
メーカーから送付されたパーツに同封されていた説明書(お詫び)です。
なお、発売後に再度店頭に並んだ際は、下の画像左の補足説明書が同封されているようです。
(メーカーHPよりダウンロードできます。)
さて、話を本線に戻します。
説明書等を取り除くと、車両たちが見えてきます。
上から、クハ411-100、モハ415-100、モハ414-100(M)、クハ411-200となっています。
ちなみに、TOMIXとKATOでは、415系を収納する向きが違っています。
KATOは上からクハ411-200、モハ414-100、モハ415-100、クハ411-100となっています。
画像右がパーツポケットです。付属品袋が納められています
先ほどのメーカー取り寄せパーツは、パーツポケットに一緒に入れています。
左がTOMIXから別途送付を受けたパーツ、右がもともと封入されていたパーツです。
上の画像のパーツを裏返したところです。
なお、穴開け治具は、列車無線アンテナを取りつけするときに使用するパーツとなっています。
穴開け加工が必要なので、上級者向きのパーツです。
<92581> JR 415-100系近郊電車(九州色)セット(当センター所属第2編成)
次は、当センター所属の第2編成を見ていきます。
全く同じ製品ですので、先ほどご紹介した内容と同じです。。。
TOMIX標準のブックケースです。
紙スリーブ裏側です。
紙スリーブに斑点のような模様が見えるかと思います。
こちらは、Joshinさんの通販で購入した際、大粒エアーの緩衝材に直接くるまれていて、輸送の際にこすれてできたものです。
以前もお話しましたが、この当時のJoshinさんの梱包は、一番最初期の梱包から簡素化され、このようにちょっといただけない感じになっていました。
今は、しっかりとした梱包になっているのでこのようなことはないですが、届いた段ボールを開けたらパッケージに斑点模様がついている、という状況でしたので、当時はがっかりしたものです。
(特に、TOMIXさんの紙スリーブはこのような傷がつきやすい印象があります。)
こちらは開封したところです。
第1編成と変わりありません。(当たり前ですが・・・)
当然、こちらも追加パーツをメーカーへ請求し、取り寄せています。
こちらは、パーツポケットの右側にメーカー取り寄せパーツを入れています。
車両の並びは、第1編成と同じく、上から、クハ411-100、モハ415-100、モハ414-100(M)、クハ411-200となっています。
サイドビュー
それでは、各車両のサイドビューです。
基本セット、増結セット別にみていきます。
<92581> JR 415-100系近郊電車(九州色)セット(当センター所属第1編成)
クハ411-100
モハ415-100
モハ414-100(M)
クハ411-200
<92581> JR 415-100系近郊電車(九州色)セット(当センター所属第2編成)
第1編成と全く同じセットですので、当然内容も同じとなりますが、せっかくですのでご紹介します。
クハ411-100
モハ415-100
モハ414-100(M)
クハ411-200
ライトチェック
外観チェックの次は、ライトチェックをしていきます。
まずは、ヘッドライトの確認です。
左から、第1編成(クハ411-100、クハ411-200)、第2編成(クハ411-100、クハ411-200)となっています。
2015年製のため、ヘッドライトは電球色LED仕様ですが、方向幕も電球色での点灯です・・・
次に、テールライトです。
こちらも左から、第1編成(クハ411-100、クハ411-200)、第2編成(クハ411-100、クハ411-200)となっています。
テールライトも綺麗に点灯してくれます。なお、こちらも方向幕は電球色での点灯です・・・。
ヘッドライトとテールライトを交互に点灯させてみます。
左から、第1編成(クハ411-100、クハ411-200)、第2編成(クハ411-100、クハ411-200)となっています。
ギャラリー
編成レビュー
クハ411-100(第1編成)を先頭にした8両編成
8両編成最後尾のクハ411-100(第1編成)
クハ411-200(第2編成)を先頭にした8両編成
8両編成最後尾のクハ411-200(第2編成)
4両編成を俯瞰したところです。
真上から俯瞰します
反対側から俯瞰します。
TOMIXの415-100系九州色は、ベンチレーター撤去前の時代を再現しているため、屋根上がにぎやかになっています。
ディテール
屋根上は、ベンチレーター撤去前で再現(というか屋根パーツを新製していない・・・)されており、にぎやかです。
モハ414-100です。
パンタ周りの作りは1990年前後から変わっていません。
そもそも設計年度が違うので、比較するのは酷ですが、2021年製AKTO415系九州色は、ガイシが緑色別パーツで再現されており、TOMIX製はそれと比べると見劣りがしてしまします。
なお、あくまで比較すれば・・・なので、製品そのものに不満があるわけではないですよ、当車両センター一番のお気に入り車両となっています。
クハ同士の連結面です。
この連結が好きなので、何枚も撮ってしまいました。。。。
左がクハ411-200(第1編成)、右がクハ411-100(第2編成)です。
同じく左がクハ411-200(第1編成)、右がクハ411-100(第2編成)です。
同じく左がクハ411-200(第1編成)、右がクハ411-100(第2編成)です。
同じく左がクハ411-200(第1編成)、右がクハ411-100(第2編成)です。
連結面に幌は取り付けられていません。
JR九州の415系は先頭貫通路は使われていませんでしたので、実車でもこんな感じになっています。
どこからどう見ても九州の415系となっています。
試運転
それでは、最後に試運転時の動画です。
素人でブレブレですが、ご容赦ください。。。
クハ411-100を先頭とする8両編成(クハ411-200のトイレ側)
クハ411-100を先頭とする8両編成(クハ411-200のトイレ反対側)
KATO・TOMIX 415系九州色の共演
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。