西九州新幹線の導入と合わせ、今さらながら800系流れ星新幹線をTOMIX、KATOそれぞれ導入しました。
今回は、そのうちTOMIX編成をご紹介したいと思います。
- <97939> 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット 発売日:2021年12月 当センター1編成在籍

こちらはTOMIXの「特別企画品」となっています。
特別企画品とは、メーカーによると「市場状況・需要により、再生産することがあります」とされています。
ということは、通常生産品でも、事実上初回生産のみで再生産されないこともあるから、位置づけが微妙な気がします。。。
メーカーHP:TOMIX 97939 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。
メーカーHP:KATO 10-1729 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品)
KATOの流れ星新幹線はかなりの品薄となっているようです。
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。
割引店での購入は難しいかと思いますので、定価販売の通販サイトなどをご活用ください。
梱包の状態
今回は、TamTamさんから購入しました。

開梱しました。
緩衝材として新聞紙が使われています。

新聞紙の緩衝材を取り除くと、今回注文した商品が現れます。
今回は、流れ星新幹線とEF510-300を注文しました。

車両セットに対し、段ボールに余裕があるため、上と右に新聞紙の緩衝材が詰められています。

一般的な通販の梱包だと思いますが、輸送中に左側や下側から段ボールが凹むほどのダメージがあった場合は、開梱後すぐに商品にダメージがないかを確認したほうが良いです。
(以前、別の通販店から購入した際に段ボールにダメージがあり、KATOブックケースが破損していたことがありました。。。)
商品を取り出しました。納品書等が封筒に同封されています。

1点1点丁寧にビニールで保護されています。


各販売店様とも、梱包については衝撃安全性、経済性など様々な要因があるなか工夫されているかと思います。
現在のTamTamさんの梱包は1点1点ビニールで保護されており、とても非常に丁寧なものとなっています。(2023年3月時点)
製品レビュー
パッケージ開封
紙製の外スリーブは、TOMIXブックケースの標準(青色)となっています。

紙スリーブの裏側も、TOMIX通常品と同じ仕様(青色)となっています。

紙スリーブを外しました。
ブックケースのフィルム部分のイラストは、特別企画品らしく流れ星新幹線専用のイラストとなっており、満足感が高い仕上がりとなっています。

ブックケースの背表紙です。赤文字の「特別企画品」の文字が目を引きます。

パッケージ裏面です。
動力車にM-13モーターが使われており、従来品の(壊れやすいという噂の)M-9モーターなどの旧動力とは協調できないと注意書きがなされています。

こちらが開封したところ。
説明書、注意書きが封入されたビニール袋が見えます。

説明書袋を外すと、車両たちが現れます。
流れ星新幹線はU004編成の特定編成のため、TOMIXの選択式車番インレタは付属されておらず、車番が印刷済みとなっています。

上から、821-4、826-4(M)、827-4、827-104、826-104、822-104となっています。

ウレタンの左上には、パーツポケットがあります。
パーツって何かというと・・・

封入されているパーツは、「動力台車取り付け補助棒」となっています。

説明書裏面です。
右下は製造年月と生産ロット番号が記載されています。

サイドビュー
それでは、各車両のサイドビューをみていきます。
821-4(1号車)


826-4(M)(2号車)


827-4(3号車)


827-104(4号車)


826-104(5号車)


822-104(6号車)


ライトチェック
外観チェックの次は、ライトチェックをしていきます。
まずは、ヘッドライトの確認です。
左から、822-104(6号車)、821-4(1号車)となっています。
ヘッドライトは、正面から見ると3灯綺麗に点灯している状態が再現されていますが・・・

模型を眺めることが多い上からの目線で見ると、ヘッドライトの点灯状態がわかりにくいという特徴があります。。。

次に、テールライトです。
こちらも左から、822-104(6号車)、821-4(1号車)となっています。

テールライトは、上から眺めても点灯していることがよくわかります。

ヘッドライトとテールライトを交互に点灯させてみます。
左から、822-104(6号車)、821-4(1号車)となっています。


真正面からのアングルだと、ヘッドライトは3灯バランスよく点灯しているのがわかります。
光量としては、テールライトの方が強めの印象です。
ギャラリー
カーブ走行
821-4(1号車)を先頭にカーブにさしかかる「流れ星新幹線」

821-4(1号車)を最後尾にカーブを通過する「流れ星新幹線」

各部ディテール
821-4(1号車)のアップです。先頭部には流星がデザインされています。

821-4(1号車)の連結面側です。「流れ星新幹線」の文字が描かれています。


822-104(6号車)は、連結面側にスペースがないため、先頭部に「流れ星新幹線」の文字が描かれています。

821-4(1号車)の床下を見てみます。
N700Sかもめと同様、特に表現はなく、ツルッツルとなっています。

826-4(M)(2号車)の動力車を裏返してみます。
中央にはモーターダイキャストが見えますが、それ以外は他の車両と同様、ツルッツルの床下となっています。

826-4(M)(2号車)のパンタ周辺です。
パンタカバーはなく、コンパクトなパンタ周りとなっています。

あと、連結面を見ていただくとお分かりのとおり、転落防止幌の表現がバッサリありません。
TOMIXが最初に800系を製品化したとき、新幹線車両ではじめてTSカプラー(TNカプラーの新幹線版)を採用し、リアルな連結面間隔とリアルな転落防止幌(外ホロ)を表現した秀逸な製品でした。
ところが、いろいろなサイトでも指摘されているように、2013年頃の再生産の際、TSカプラーは廃止し、通電フックリングカプラー採用+伸縮しないカプラーのため連結面間隔が広くなり、さらにカーブ時の外ホロ干渉を防ぐために、外ホロのモールドをバッサリ削除しツルッツルの妻面にしてしまいました。。。
いわゆるデグレとなっており、非常に残念です。
とはいえ、走らせればよっぽど目を凝らさないと気にならないレベルではあります。
試運転
それでは、最後に試運転時の動画です。
素人でブレブレですが、ご容赦ください。。。
821-4(1号車)を先頭とした試運転(1)
821-4(1号車)を先頭とした試運転(2)
822-104(6号車)を先頭とした試運転(1)
822-104(6号車)を先頭とした試運転(2)
TOMIX、KATO 流れ星新幹線の共演
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。
メーカーHP:TOMIX 97939 特別企画品 九州新幹線800-0系(流れ星新幹線)セット
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。
メーカーHP:KATO 10-1729 九州新幹線800系<流れ星新幹線> 6両セット (特別企画品)
KATOの流れ星新幹線はかなりの品薄となっているようです。
販売価格が定価以上に設定されている販売店もあるようですので、注意してください。
割引店での購入は難しいかと思いますので、定価販売の通販サイトなどをご活用ください。