TOMIXの「ゆふいんの森I世・更新後」が入線しました。
今回は、試運転を行うのと同時に、ハイデッカータイプの特徴である同車の室内も見ていきたいと思います。
TOMIX<98512> JR キハ70・71形ディーゼルカー(ゆふいんの森I世・更新後)セット 発売日:2023年3月 当センター1編成在籍
→ メーカーHPはこちら
T所長
ちなみに、こちらの製品は前回製品(初期ロットは2006年12月の発売)のリニューアル製品となります。
- 床下・台車が明るいグレーからダークグレーに変更
- 車輪が銀色から黒色に変更
- モーターがM-9モーターからM-13モーターに変更
外観上では、床下・台車がダークグレーとなり、車輪も黒色車輪となったため、足回りがより引き締まって見えるかと思います。
それ以外の基本的な構造は変わってないかと思いますが、2006年当時から完成度が高く、今見ても造形としては全く見劣りするものではありません。
JR九州のHPで実車が紹介されています
T所長
当センターには、リニューアル前の以下TOMIX製品も在籍しています。
・92310 ゆふいんの森1世更新後 4両セット (初回ロット)
・92312 ゆふいんの森1世登場時 3両セット (初回ロット)
また、MicroAceのゆふいんの森Ⅰ世・Ⅱ世・Ⅲ世も在籍しています!
マイクロエース ゆふいんの森Ⅰ世 登場時 はこちら
マイクロエース ゆふいんの森Ⅰ世 リニューアル はこちら
マイクロエース ゆふいんの森Ⅱ世 はこちら
KATO
2025/3/24
KATO EF81-500 JR貨物色 レビュー(品番:3022)2001年ロット
2025年3月のダイヤ改正をもって、ED76やEF81など国鉄形電機が定期運用離脱となり、最後の銀釜であるEF81-303はTVなどでも大きく報道されておりましたね。ところで、銀釜ほど目立つ存在ではありませんが、つい最近まで活躍していたEF81-500の存在をご存知でしょうか? EF81-500は、JR発足後の1989年に日本海縦貫線の輸送力増強用に登場した比較的若いカマ(といっても製造後36年が経過していますが・・・)で、501、502、503の3両が製造されました。その後2013年に3両とも門司機関区 ...
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KATO
2025/3/15
KATO EH500 3次形 トラクションタイヤの交換(品番:3037-1)2010年ロット
今回は、先日ご紹介した KATO EH500 3次形(品番:3037-1)2010年ロット の続報となります。 中古で入手したこちらの車両、パーツは未使用未開封、車両本体に傷や塗装乱れもなく、良品を入手できてよかった・・・と思った矢先、なんと、動力台車の片側に、本来装着されているはずのトラクションタイヤがないではありませんか・・・!!! ということで、今回は KATO EH500 について、トラクションタイヤの取り付けのために分解整備をしていきます。 この記事を読んで頂きたい方 KATO EH500 の動 ...
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KATO
2025/3/2
KATO EH500 3次形 レビュー(品番:3037-1)2010年ロット
少々古い製品となりますが、KATO EH500 3次形(品番:3037-1)2010年ロットを入手しましたので、ご紹介したいと思います。なお、当車両センターの車両導入は、基本新製導入(新品購入)を原則としていますが、現時点で新品市場在庫は見当たらないため、他社引退車両の譲渡(中古市場)からの導入となっております。 こちらの記事では、KATO EH500 3次形 のレビューをご紹介するとともに、コレクターとして中古市場で購入する場合の留意点を解説していきます。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では ...
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KATO
2025/2/14
KATO サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州> レビュー(品番:4245-3)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州のうち、増結予備車であるサハ787-110をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <4245-3> サハ787-100 <アラウンド・ザ・九州>」(2024年7月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/kato_10-1540_lot202407 ...
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KATO
2025/2/12
KATO 787系<アラウンド・ザ・九州> 4両セット(BO104編成)レビュー(品番:10-1541)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州4両セット(BO104編成ベース)<品番:10-1541>をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <10-1541> 787系 <アラウンド・ザ・九州> 4両セット(BO104編成)」(2024年7月発売)を見ていきます! https://n-gauge.f ...
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KATO
2025/2/11
KATO 787系 <アラウンド・ザ・九州> 7両セット(BM13編成)レビュー(品番:10-1540)2024年7月ロット
今回は、昨夏2024年7月に再生産となった787系アラウンドザ九州7両セット(BM13編成ベース)<品番:10-1540>と、増結用サハ<4245-3>をご紹介いたします。再生産とはいえ、実車に則した青灰の走行機器、2023年の西九州新幹線開業後の「リレーかもめ」「かささぎ」行先表示シール」など、初回生産品と同一品番ながら、内容(と価格)がアップデートされております。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「KATO <10-1540> 787系 <アラウンド・ザ・九州> ...
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GreenMax
2024/11/17
グリーンマックス JR九州817系3000番代 6両編成セット(VM3001編成+VM3007編成)レビュー(品番:31902)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31902>の2編成(VM3001編成+VM3007編成)連結の6両セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31902> JR九州817系3000番代 6両編成セット(VM3001編成+VM3007編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31900_lot202408/ 動力付 ...
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GreenMax
2024/11/14
グリーンマックス JR九州817系3000番代 増結3両編成セット(VM3009編成)レビュー(品番:31901)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31901>の3両増結セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31901> JR九州817系3000番代 増結3両編成セット(VM3009編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31900_lot202408/ 動力付き基本セットはこちら ブログランキングに参加しております。よ ...
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GreenMax
2024/11/12
グリーンマックス JR九州817系3000番代 基本3両編成セット(VM3005編成)レビュー(品番:31900)2024年8月ロット
今回は、今夏2024年8月に発売となったGM817系3000番代のリニューアル製品のうち、品番<31900>の3両基本セットをご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧くださいませ。 今回の記事では、「グリーンマックス <31900> JR九州817系3000番代 基本3両編成セット(VM3005編成)」(2024年8月発売)を見ていきます! https://n-gauge.fun/greenmax_31901_lot202408/ 動力なし3両増結セットはこちら ブログランキングに参加しております ...
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GreenMax
2024/10/1
グリーンマックス 811系中間先頭車 TNカプラーへの交換手順をわかりやすく解説
みなさん、GM811系について、こんなこと気になっていませんか? GM811系ってTNカプラーに交換できるって聞いたけど実際にどうなの? TNカプラーへの交換って難しいんじゃないのかな? TNカプラーを付けた前面の表情はどのようになるんだろう? これらの疑問にお答えすべく、今回はGM811系中間先頭車のカプラーをTNカプラーへの交換しましたので、その様子をご紹介したいと思います。この記事では、 TNカプラーの交換で必要となる分解手順をわかりやすく説明 TNカプラー交換後の先頭車の様子を公開 カプラー交換後 ...
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製品レビュー
各車ディテール
早速、各車ディテールをみていきます。
キハ71-1(4号車)博多寄り先頭車
分解するときは、連結面側の台車付近の裾を広げ、車体と床下を浮かせ、先頭部のダミーカプラーが干渉しないように少し後ろ(連結面側)にスライドするような形ですると、スムーズに行きます。(力の入れすぎに注意)
座席パーツ(緑)と床下パーツが別パーツとされています。
(設計自体は2007年からの踏襲です)
運転台も細かく表現されていますね。
ダミーカプラーは、胴受部分の穴から床下パーツにはめ込む形となっていて、分解するときに先頭部から分解しようとすると、下手すればダミーカプラーやスカート(胴受)に傷をつけてしまう恐れがあるので、注意しましょう。
キハ70-2(3車)
右側のサロンスペースは、窓ガラスはスモーク仕様、室内もテーブル、3列並んだイスが表現されています。
外からはスモークガラスのため見えませんが、ここまで作りこまれていると楽しいですね。
キハ70-1(M)(M)(2号車)
左車端上半分はビュッフェスペースが表現されています。
さらに、ビュッフェスペースのすぐ右側の座席が実車同様にボックスシートになっているのがわかります。芸が細かい!
動力車ですが、ハイデッカー仕様であるため、室内表現がしっかり対応できる仕様となっています。
キハ71-2(1号車)由布院・別府寄り先頭車
室内はキハ71-1(4号車)と同様の作りとなっています。
キハ71-1(4号車)もそうですが、キハ71-2(1号車)も運転席周りが表現されています。
ブレーキやマスコンなども表現されています。
ライトチェック
まずは、ヘッドライトの確認です。
左からキハ71-1(4号車)、キハ71-2(1号車)となっています。
次はテールライトです。
同じく、左からキハ71-1(4号車)、キハ71-2(1号車)となっています。
ヘッドライトとテールライトの交互に点灯させてみます。
左からキハ71-1(4号車)、キハ71-2(1号車)となっています。
編成
左から、キハ71-1(4号車)、キハ70-2(3号車)、キハ70-1(M車・2号車)、キハ71-2(1号車)です。
← 博多 │ 由布院・別府 →
左から、キハ71-2(1号車)、キハ70-1(M車・2号車)、キハ70-2(3号車)、キハ71-1(4号車)です。
← 由布院・別府 │ 博多 →
キハ71-1(4号車)を先頭とする編成
キハ71-2(1号車)を最後尾とする編成
ディテール
先頭部のゆふいんの森のエンブレムが立体的です。
座席モケットがグリーンで表現されているのが上から眺めてもわかります。
3号車のサロンスペース(左)と2号車のビュッフェスペース(右)です。
サロンスペースはスモークガラス仕様です。
カプラーはTNカプラーSPを装備していて、連結面が実感的です。
屋根上の塗装は、側面のようなメタリック塗装ではありません。
今回リニューアル品から床下がダークグレー、車輪は黒色車輪とされています。
足元がより引き締まって見えるのがわかります。
ゆふいんの森Ⅰ世と883系の共演
ゆふいんの森Ⅰ世は、別府までの乗り入れ(2023年4月時点)となっているため、883系とのすれ違いをイメージして運転してみました。
883系は車体傾斜装置がついているため、ゆふいんの森Ⅰ世よりも車体が傾いていることがわかります。
時刻表を調べてないのでわからないですが、別府湾のカーブ地帯で883系とすれ違っているイメージです。
パッケージ
パッケージはTOMIX標準のブックケースです。
紙スリーブはハイグレード仕様のグレーとなっています。
紙スリーブ裏側です。
ブックケースの背表紙です。
紙スリーブを外しました。
TOMIXのこのイラストがいつもいいですね。
ブックケース裏側です。
こちらが開封したところ。
説明書と注意書きが封入されたビニール袋が見えます。
説明書です。
説明書裏面右下に、製造年月(2023/02)とロット番号(ver.1)が書かれています。
説明書袋を外すと、車両たちが現れます。
ケース下側の帯も、実車に即したデザインとなっています。
上から、キハ71-1(4号車)、キハ70-2(3号車)、キハ70-1(M車・2号車)、キハ71-2(1号車)の順で収納されています。
ウレタンの右側にはパーツポケットがあります。
排気管カバー(左)、信号炎管とパーツ用取り付け治具(右)となっています。
試運転(YouTube)
それでは、最後に試運転時の動画です。
20~30秒程度の動画ですので、よろしければお楽しみください。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。